- 2020/07/05
- writer: 山崎拓
こんな時でなくてもオススメの習慣vol.2
メルマガのネタに困ったときに使う「こんな時シリーズ」笑
でも今日はメルマガのネタに困ったから、ということではなく、、、
まだ僕が常日頃している習慣の中で今の時期だからこそあなたにオススメできる内容があったことを思いついたんです。
それはズバリ。
シャンプーや石鹸を使わない水洗い!!
一体何のこと?
今のタイミングとどんな関係があるの?
と思っている方も多いはず 笑
今であれば、平時に比べて人と会う頻度がちょっと減ると思うので、水洗いにしたときの変化を気にせずにできるんじゃないかなーと 笑
もしあなたがもう一年以上このメルマガを読んでくれていれば、もしかしたら覚えてくれているかもしれません。
僕はちょうど去年の今頃、髪の毛や体をシャンプーやボディーソープで洗わない生活を試してみたんです。
(ついに1年間続きました!)
初めは、体から始めて、顔、髪の毛、と徐々に上方向に水洗い(ぬるま湯洗い)に切り替えていきました。
体や顔は結構すぐに慣れたんですが、実は髪の毛は結構苦戦しまして、、、
洗った髪の毛がすぐに乾かなかったり、シャンプーを使った後のような爽快感がなくなってしまったり、と。これはちょっと厳しいかな・・・と思ったこともありました。
でも1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、半年と続けていいくうちにだんだんと違和感がなくなり、今ではすっかり水洗いの生活に慣れました。
そして、山崎家では僕だけでなく奥さんや娘たちも全員が水洗い。
なので、地味にシャンプーやボディーソープ、石鹸などの費用も減り、家計的にもメリットがありました 笑
こんな感じで、もう一年ほどこの習慣は続けています。
そして、この話をメルマガでご紹介したところ、お客さんの中でもシャンプーやボディーソープを使わない生活を始められた方が結構いらっしゃるんです。
そして、皆さんとても調子がいい!ということも教えてくれます。
なので、今日は改めてこのテーマを扱おうと思ったんですね。
というのも、普段からシャンプーやボディーソープ、洗顔やクレンジングで髪の毛や体、顔を洗っていると、そもそもそれを使うこと自体に疑問を投げかけることは少ないのではないでしょうか?
僕の場合は、この仕事が天然素材100%のストールにこだわって事業展開をしていることと、会社の理念も自然な生き方を追求していくものなので、ストールだけでなく、食べ物にしても身につけるものにしても、できる限り自然由来のもの、体に優しく健康にも良いものを生活に取り入れるようにしているんですね。
でも、ことシャンプーやボディーソープ、洗顔フォームについてはこの時まで全然意識できてなかったんです。
よく考えたらこっちの方が衣類よりも影響が大きそうなのに! 苦笑
というのも、仕事柄、やっぱり清潔感がないとダメだと思っていましたし、髪型とかもそれなりに気をつけていつもワックスやスプレーを使って髪も整えていたんです。
そうなると、必然的に1日の終わりにはシャンプーは使って当たり前!という感じになってしまっていたんですね。
でもある日、インターネットでアマゾンを見ていたら、ある本がお勧めされてきたんです。
それが水洗いについての本。
それを読んで、このままじゃまずい!!ということに気がつきまして 笑
30年以上当たり前にしていた習慣を断ち切る決意をして、今日に至るというわけです。
特に僕が当時これはやばい!と感じたことが3つほどあるんです。
今日はそれをかいつまんでご紹介しますね!
1.10万個の毛穴から化学物質が入る!
まず一番初めにやばい!と思ったのはこれ。
人の頭皮には約10万個の毛穴があります。
しかもこれらの毛穴は体の他の部分に比べてはるかに大きい特大サイズなんです。
その特大サイズの毛穴からシャンプーに含まれている化学物質が一斉に吸収されていくわけです・・・
想像するだけでも気持ち悪いですよね。。。
さらにシャンプーの主成分は界面活性剤なので、皮膚のバリアを破壊し、どんどん内部に浸透していきます。皮膚は排泄器官なので口から吸収したものと違い、毒素を自浄することができません。
これらの毒素が体全体に様々な悪影響を与えることになります。
薄毛や髪が抜けてくるだけにとどまらず、健康も損なう恐れがあるんですね。
シャンプーには発がん性物質による発がんや、ホルモン作用を持つ成分による卵巣嚢腫や甲状腺腫、子宮内膜症、不妊などのリスクもあると言われています。
これは化学繊維衣類を長期間身につけているときに起こる経皮毒にとても近い現象です。
なので、この事実を知った時、とりあえずシャンプーやめよ!と思いました 汗
シャンプーを口に入れる人はいないと思いますが、頭皮にとってもこれは同じこと。
ある意味では皮膚につけるものは口に入れるものより気をつけなければいけない!と思います。
2.頭皮の細胞が死滅する
2つ目はシャンプーの界面活性剤には非常に強い「細胞毒性」があること。
細胞毒性とは細胞自体に直接ダメージを与えて死滅させたり、なんらかの害を及ぼしたりする毒性のことです。
毛根や頭皮がシャンプーの細胞毒性に侵されれば、毛は発育できなくなってしまいます。
人間の皮膚には素晴らしい回復力があるので、毛根が細胞毒性にさらされて傷ついてもやがて回復しますが、回復しても回復しても毎日次から次へとシャンプーがしみこんでくるんです。
こうした状態が何年も何十年も続けばいずれ毛根の細胞は死に絶えて、全く毛が生えてこない毛穴が増えてきてしまう恐れがあるという事ですね。
3.頭皮の常細菌を殺してしまう
実は頭皮には数多くの常細菌が棲みついていて、この常細菌が皮脂や汗を食べて、酸性の物質を代謝しています。そのおかげで頭皮は弱酸性に保たれ、細菌やカビなどの侵入から守られているんです。
常細菌は頭皮を病原菌から守り、健康に、そして清潔に保っているかけがえのない存在なんですね。
一方、シャンプーにはパラペンなどの強力な防腐剤が入っています。
防腐剤というのはシャンプーやリンスを腐らせないように入れるものですが、逆にいうとこれらには非常に強力な殺菌作用があります。
(シャンプーもリンスも開封してから何年経ってもカビも雑菌も繁殖せず、腐らないものがありますが、これは防腐剤による効果です・・・)
防腐剤は頭皮の常細菌を弱らせ、殺してしまいます。
常細菌が減ってしまった頭皮からは、普通なら常細菌に守られいるおかげで滅多に感染することのないマラセチアといったカビや様々な雑菌がつくようになります。
それらは脂漏性皮膚炎を引き起こし、髪の成長の妨げになってしまうんですね。
いかがでしょうか?
この3つだけでも結構リスクがあると感じますよね。
今日は髪の毛だけに焦点を当てましたが、これは顔や体の皮膚にとっても全く同じこと。
例えば、ボディーソープやクレンジング、化粧水や日焼け止めなども同じように考えるべきなんですね。
とはいえ、人によってはすぐに水洗いなんてできない!
という方も少なくないと思います。
そんな時にはせめて、今ご自身が使っているシャンプーやボディーソープなどに界面活性剤や防腐剤が入っているかどうか?またどんな化学物質が使われているのか?ということだけでも確認されるのが良いと思います。
市販されているものであれば大丈夫じゃないの?思いがちですが、実際は全然そんなことはないんです!
これは僕も調べていて初めて知ったのですが、大抵の国では国家機関が食べ物や薬品、化粧品などについて人体への安全性を調べた上で認可しています。
でも、厳しいとされるアメリカのFDA(食品医薬品局)でさえ、基礎的な期間はせいぜい6ヶ月ですし、こと日本でいえば数ヶ月しかありません。
シャンプーや洗顔、ボディーソープなどは何年も場合によっては何十年も使い続ける商品にも関わらず、10年後はおろかわずか1年の安全性すら確認されていないのが現状なんです。
先に挙げた細胞毒性や経皮毒などは年単位で蓄積されるものですから、これらの健康に対するリスクはほとんど保証がないということになります。
なので、やっぱり最後は自分で自分の健康を守るしかない!というのが現実だと思います。
もちろん、人間の体には素晴らしい回復機能が生まれながら備わっていますし、デトックスなどの防衛機能もあります。なので、短期的にはおそらくこれらの日用品を使っていても問題はないと思います。
でもやっぱり大事なのは長期で物事を考えることではないでしょうか?
この自粛期間はある意味では生活全般を見直す良い機会になるかもしれません。
今日の話があなたの健康にとってちょっとでもプラスになれば嬉しいです^^
PS.
ちなみに、以前も紹介をしましたが、下記の本は水洗いをする際にとても参考になるのでオススメです♪
シャンプーをやめると髪が増える 著:宇津木龍一
肌の悩みがすべて消えるたった一つの方法 著:宇津木龍一
10万円のクリームより効く「何もつけない美肌ケア」著:池田大志
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Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
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10年以上前の記事
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こんばんは。初めてコメントします。
大阪の小堀と申します。
何も使わない、という「洗髪」は私も尾瀬で体験しました。
歯磨きは水で時々せっけん歯磨きチューブを使っています。
日常生活では合成界面活性剤の洗剤でなく、「せっけん」を長年使っています。
せっけんで作ったシャンプー、リンス、歯磨き、ボデーシャンプーなどもあります。洗濯用だけでなく台所や住まい用などほぼすべての生活用の洗剤があります。以前、塩で洗濯したことがありましたが、男子学生のクラブの練習着などや泥汚れは落ちないのでせっけんを使っていました。せっけんはよく落ちます。
ずいぶん前になりますが、琵琶湖の富栄養化を防ぐためにせっけんを進めることを条例で決めたのに、無リン洗剤が環境にいい、と大手洗剤メーカーに宣伝され、せっけん運動が少し衰退して行った、と聞いています。身の回りの化学薬品は気を付けないといろいろなところに入り込んでいますね。
小堀さん
コメントありがとうございます!
石鹸はいいですよね!僕も基本的には水洗いですが、たまに石鹸洗いはすることがあります。
歯磨きも小堀さんと一緒で、基本的には水でたまに歯磨きチューブを使う程度です^^
そして、ちょうど最近奥さんが洗剤も石鹸ベースのものを作ろうかな?と言っていました 笑
おっしゃるように、化学薬品は本当にたくさんのものが普段の生活の中に浸透しているので気をつけなければいけませんね!
また、こうした気づきがあればブログでもシェアさせていただきます。
いつも本当にありがとうございます!
山崎