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「インド博物館・19世紀のカシミールショール」

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。



インド買付の様子を、ブログでずっとお届けしていますが、皆さんいかがでしょうか?
先日、リピーターのお客さまからお電話をいただいて、「毎日の買付ブログ、楽しみにしてるよ」と言っていただきました。
正直、嬉しい反面、良い意味でプレッシャーも感じながら今日も書いている僕です。笑



というわけで、今日はインド買付で出会った、素晴らしいカシミールストールの話になります。
実はそのストール、これまでの買付で出会ったことがないほどのスーパーな逸品なんです。



ちなみに今回ではなく、今年6月に行った前回の買付で出会った一枚なのですが、それはジャムダニ織を求めて訪れたコルカタでのことでした。



訪問した取引先の方が、「近くにインドを代表する博物館があるから、休憩がてら寄ってみよう」と言ってくれて、休憩中に連れて行ってもらったんですよね。



その博物館が、コルカタの中心部にある「Indian Museum」






コルカタの歴史的な古代遺跡はもちろん、インド各地から集められた歴史的・文化的に価値のある品々が展示された、由緒ある博物館です。



博物館に着くと、まずその規模と歴史、展示物に圧倒されました。
建物自体も立派で、インドの文化や歴史を伝える展示がぎっしり。







恐竜の化石のレプリカや古代の遺物など、見どころがたくさんありました。







そしてその中に、僕の目を奪うものがあったんです。
なんと、19世紀にカシミールで織られた刺繍ショールが展示されていたんです。
現代のものとは比べ物にならない細かさで、布の上に繊細な模様がびっしりと描かれていました。



絵柄は立体的に模様が浮かび上がり、手に取ることはできないのに、まさに息をのむ迫力を感じる逸品。
これが100年から200年度ほど前に織られた物だと思うと、どれほどの価値があるのか想像もできません。



その逸品がこちらです。







これまでインドで「マスタークラス」と呼ばれるショールは何枚も見てきましたが、このショールは完全に別次元。
これが本当に刺繍なのか!?と、思わず息を飲むほどの細かさと精密さでした。
布全体から漂うオーラ。
現代の技術でも、ここまで緻密な刺繍は見られません。



写真では伝えきれない、目の前でしか感じられない迫力。
見ているだけで時間を忘れてしまうような、そんな特別な一枚でした。
実際に手で触れることはできませんが、その迫力はガラス越しでも十分に伝わってきます。



このカシミールショールがインドを代表する博物館に展示されていること自体、この価値と特別さを物語っていますよね。



日本にいたらまず目にすることのできないこのショール。
偶然のタイミングでの出合いに、思わず鳥肌が立ちました。



博物館での短い時間でしたが、カシミール刺繍の奥深さと、その文化の重みを肌で感じられる、貴重なひとときでした。
歴史的価値が極めて高く、現代では二度と手に入れることができない、まさに博物館級のカシミール刺繍ショール。
今となっては値段なんてつけられないでしょうね。苦笑




といわけで超貴重な国宝級のカシミール織物を今朝はお届けしました。
せっかくなので、もう一度ご覧ください。







何度見てもちょっとこれは次元が違いすぎますね・・・笑



それでは今日も一日頑張りましょう!



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Profile
Moto
Moto
1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。


2025.09.02

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