人生で最もインパクトの大きな習慣 | ストール専門店ナチュラルラウンジ

2022/01/07
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

人生で最もインパクトが大きな習慣

先日の年始の休み。

奥さんの実家で新年会をしてきました。
その時、奥さんのお父さんにある会に誘われたんです。

それは朝早く起きて皆で集まる通称「朝起会」。

朝の4:00前後に起きて会場に５時くらいには集まるという、かなり早朝から活動している会になります。

僕は今でこそ毎朝4:30に起きる生活をもう何年も続けていますが、昔は完全な夜型でこんな朝早く起きることなんて考えることもありませんでした。

ただ、僕が奥さんと付き合っていた当時からお父さんにはこの朝起会に誘われることがあり、過去にも参加をさせていただいたことがあります。

奥さんと付き合いはじめたのはもう16年前なので、初誘われたのもおそらくそのくらい。

当時は半分義理で参加をしたのですが、朝起きるのが辛くて辛くて・・・

たった1日でも早朝に起きるのがしんどかったのをよく覚えています。

でも、実際に朝一時間ほどこの会に参加してみると、いろいろと新鮮な気づきがありました。

例えば、朝起きるのこそ辛いものの、一度起きてしまうと、その後の体の調子はとても良いことに気がついたり。

あるいは1日がすごく長く感じられ、なんとなく得したような気分になったり。

当時は感覚だけでしたが、その後、仕事の成果を上げるために様々な勉強をする中で、朝早く起きることについての数えきれないメリットについて学ぶことになります。

脳のエネルギーと意志力、習慣の力や人間の体の恒常性についてなど。
本当に様々な分野について学んで少しずつ自分でも実践するうちに、朝早くから活動することによる信じられないほどの恩恵を経験してきました。

特に早朝から午前中の活動を大きく見直すことで1日のパフォーマンスを劇的に向上させることができました。

それこそ、朝の1時間は午後の3時間に相当するほどのアウトプットができることを体感し、さらに1日を終えた時の充実感もとても高くなりました。

ただ、そうはいっても、それまでもう２０数年間、夜型の生活をし続けてきていたので、簡単に朝早く起きるスタイルに変えることはできませんでした。

頭では朝早く起きよう、起きようと思っていても体がついてこないことも多かったですし、数日間続いてもそれ以上続かなかったり。

夏場は早く起きれても、冬は寒くてなかなかベットから出られなかったり・・・

自分の意思力の低さに嫌気がさすことも一度や二度ではありませんでした。

そんな時、僕の中で「朝起きの神」であるお父さんにいろいろと相談したり、自分でもどうやったら毎日当たり前のように続けることができるか？ということを考え続けてきました。

当時お父さんとお母さんは毎朝3:30には起きていて、そんな生活をもう年10年も続けていたんです。

これは僕にとってはかなりの衝撃で、なんでこんなことができるんだろう？とずっと不思議に思っていたんですよね。

しかも二人とも全然苦痛そうじゃないし、側から見ているとむしろ朝この時間になると自動的に起きているような雰囲気すらありました。

一方、僕はこんなに頑張っているのになぜできないんだろう？と。

その後も様々な試行錯誤をしていく中で、自分の中で二人と僕の決定的な違いに気がついたんです。

それは「朝起きるべき明確な理由があるかどうか」ということ。

何当たり前のこと言ってんの？
という感じかもしれませんが　笑

でも、これが様々なことを学んで試してきた中で僕がたどり着いた結論。

お父さんとお母さんはそれこそ、この朝起会をもう何十年も続けていて、それこそ人生をかけるというほどではないまでも、かなり力を入れて活動をされています。

もちろん、毎日の朝の会も、これに出ないと1日が始まらないというくらい重きを置いている。

それに、こうした会は自分だけではく、同じ志を持った仲間もいるので、自分が欠席するわけにはいかない、という心理も働くと思います。
（これも出席する理由になりますよね）

一方、僕は当時、そこまでの朝起きるべき理由が持てていなかったことに気がついたんです。

もちろん、仕事は必死にやっていましたし、毎日全力で取り組んでいました。

ただ、終わらなければ夜遅くまでやればいいと思ってしまっていましたし、この時間までに必ず終わらせる、という明確な基準も持っていませんでした。

なので、二人に比べれば明らかに朝起きるべき理由が曖昧でした。

そこに気がついてからは自分の中で朝起きるべき理由を明確にし、箇条書きにし、常に目に入るようにしました。

それからは本当に朝早く起きることができるようになり、長く続けているうちに習慣となり、今では4:30になると前日がどんなに遅くても必ずこの時間に目が勝手に覚めるほどになりました。

そして、この朝の習慣ほど今の自分の人生に大きなインパクトを与えたものはない、と自信を持って言うことができます。

さっきもちょっとお話をしたように早朝の生産性の高さは日中とは比べ物になりませんし、1日の一番初めに自分にとって最も重要なことから取り組んでいるので、その後の全て活動にポジティブな影響があります。

人生は1日1日の積み重ねですから、毎日が充実したものになれば人生全体がとても豊かなものになることは間違いありません。

おかげさまでこの数年間は毎日こんな気持ちで1日を始め、1日を終えることができています♪

これも元を辿れば、早起き神であるお父さん（お母さん）のお陰様。

そして、あれから１０数年経った今、久しぶりに朝起き会に参加すると、当時からいらっしゃったメンバー（全員僕よりも大先輩の方達ばかり）が当時と変わらず朝早くから集まっていました。

あー、この人たちも本当にすごいなーと。

そして、全然参加もしない僕のこともよく覚えていてくださって、暖かく迎えてくださいました　泣

もちろん、この日も朝から気分良く過ごせたことは言うまでもありません♪

昔から早起きは三文の徳と言いますが、本当にその通り！

2022年もこの習慣を大切にしながら1日1日を丁寧に過ごしていきたいなーと思わされたこの日の出来事でした。

PS.
思い出せば去年の今も同じような話をしていました　笑

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。