先日のメルマガで最近同世代のお客さんが増えていているというお話をしました。
一昔前は本当に自分達よりも一回り、二回り、三回り、それ以上のお客さんがほとんどで同世代や僕らよりも下の世代のお客さんはほとんどいなかったんですよね。
それが最近では少しずつ同世代のお客さんやより下の世代のお客さんも増えてきていて。
もちろん、これはとても嬉しいことですし、ありがたいこと。
事業をより成長させていくためにも多くの人に天然繊維100%ストールの魅力を伝えていきたいですし、それをきっかけに、お客さんの日々の生活がより自分らしく豊かで健康的になるお手伝いをさせていただきたい!と考えています。
なので、大先輩のお客さんだけでなく、同じくらいの歳の方やより若い方との接点が増えてきているというのは個人的にもとても新鮮でもあります。
そんな変化の中で最近特に感じるのは子育てに関する内容や実際に今起きていることの悩みについて話を聞くことが多くなったこと。
僕の長女が生まれたのは今から約7年前だったので当時は子育てのことはとにかくお客さんから色々教えていただくことがとても多かったです。
ほとんどの親御さんがそうだと思うのですが、子供ができるまで子育てについての知識や経験がない中で子供が生まれた瞬間に子育てに取り組むことになります。
なので、うまくいかないことやできないことがたくさん出てくるんですよね。
日々試行錯誤しながら、数々の失敗路経験しながら自分も少しずつ成長していくというのが多くの親御さんのたどる道筋だと思います。
そんな中、僕の場合は大先輩のお客さんがたくさんいらっしゃり、常日頃からメルマガでもブログでも子供たちの成長をシェアさせていただいていたということもあり、その時々で抱える問題やトラブルについてもお客さんからたくさんのアドバイスや助言をいただくことができました。
そうしたアドバイスや助言を奥さんにも共有して、良い部分を子育てにも取り入れてきました。
おかげさまで今の所、3人の子供たちはとても元気にスクスクと成長しています。
一方で、子供たちの自我が目覚め、思春期を迎えるようになるこれからの時期の方が子育てでのトラブルや問題というのは出てくるという話もお聞きしています。
実際に、同世代の友人や知人の中にもそうした問題があって、常日頃から相談を受けることも多くなってきました。
また、先ほどもお話ししたように同世代のお客さんとも今実際にやっている子育てについて深く話すことも増えたり。
そんな変化がある今日この頃なのですが、実は僕も子供たちの教育や子育ての方針についてはちょっとというか、かなり情熱がある分野。
今まではこのメルマガを読んでくれている方のほとんどが僕よりも大先輩ばかりなので、経験のない自分が子育てについて語るというのはおこがましく、なかなかできませんでした 汗
子育てについてもたくさん本を読んできましたが、メルマガでも子育てについての本は多分一冊も紹介していないと思います。
でもこの7年間でお客さんからもたくさんのことを学び、子育てに役立つ本もたくさん読み、自分でも実際に子供たちと毎日向き合う中で、子育てに関してもいくつかの指針や大切にしたい考え方というのは明確になってきています。
もちろん、たった7年なので、まだまだこれからということには変わりないのですが、それでも7年前に比べるとちょっとは成長できているかなーと。
そんな7年間の間に子供たちと接する中で僕自身が学んだことの一つは「忍耐力」の大切さです。
子供たちが癇癪を起こしている時、泣き喚いてどうにも収まらない時、感情を爆発させて物に当たっている時、そんな時ついついこちらも相手の態度に反応的になり、声を荒げたり、手を出しそうになってしまいそうになることがあります。
もちろん、急に怒りを爆発させたり、声を荒げたり、ましてや手を上げるなんてことをしていいわけがないことは頭ではわかっています。
(これをやってしまうと、こうした反応をしていいということを子供たちに自分の行動で教えていることになります・・・)
でもこういう状況だと自分の中の爬虫類脳が人間の論理的な思考を支配してしまい、理性的な行動をすることがとても難しくなる。
そして、ついやってしまうことがあるんですよね・・・
でも瞬間について出る言葉や、手を出してしまった後で上手くいったことなんでほとんどない。
大抵はそれをしてしまったことを大きく後悔し、子供たちの寝顔を見ながら謝るということになります。
これも多分どんな親御さんでも経験されることだと思います。
そんなことを何回も経験する中で個人的に最も大事だなーと思うのが先ほどお話をした「忍耐力」の大切さ。
子供が癇癪を起こしていても、泣き叫んでいても、感情のコントロールができずに怒りを爆発させていても、こっちは絶対にそれに脊髄反応しない。
一呼吸置いて、相手の状態を確認し、感じていることに共感し、どうすればいいか一緒に考えて、冷静にその状況に向き合うように心がけています。
子供たちがどんな状態でもこっちはドーンと構えて穏やかに冷静にいると子供たちも安心して割とすぐに落ち着くことも少なくありません。
最悪なのはこちらが脊髄反射して、怒りの感情を制御できなくなること。
こうなると、もう子供はどうしたいいかわからなくてより一層泣き喚き、癇癪を起こし、手がつけられなくなる恐れもあります・・・
だから、自分だけはどんな状況、どんな環境でも感情のコントロールをできるようにならければいけないなーと、日々感じています。
でもこれも言うのは簡単で実践するのは本当に難しい。
まさに忍耐力が試されるわけです。
でもこの忍耐力も他の能力と同じように意識して使うことで成長させることができることがさまざまな研究で明らかになっています。
(この研究で一番のおすすめの本は「超一流は才能か努力か」です)
前職の社長が「未だ木鶏にあらず」と言うことを常日頃おっしゃっていましたが、忍耐力を磨き続ければいずれどんなことが起きても全く動じない境地にたどり着けるのかなーと思っています。
そうなったらまさに木鶏の如く人間としてはある意味最強の状態になるかもしれません。
どんな悪い状況に陥っても、どんな大きな問題が起きても、どんな厄災に見舞われても動じることなく、冷静に今起こっていることを受け入れ、それに対してどうすればいいか論理的に考えてその時点でできる最善の行動を取り、その行動をしたことで起こった結果を自分の責任として受け入れる。
こんな人になれたらきっと親としてはもちろん、どんな人からも頼りにされると思うんですよね。
子供たちにはこんな人になるための修行を与えられているのかなーなんて思っています 笑
まだまだ日々「忍耐」を試されることは続きそうですが、これもお互いの成長の過程として前向きに捉え、これからも仕事はもちろん、子育ても子供たち一人一人としっかりと向き合って取り組んでいきます。
PS.
忍耐力と同時に日々子育てをする中で大事にしていることは「責任と自由」」についての考え方と「努力」の大切さについて。
「努力」「忍耐」「責任」というワードだけ並べるとかなり重いですが 笑
でもこうした価値観や信条は子供たち持っていてほしことそのもの。
子育てを通じて、自分の背中を見せることでしっかりとこうしたことを伝えられるようにしていきたいです。
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
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