- 2018/06/18
- writer: 山崎拓
楽しくする人
最近ある人と仕事をしていて、素晴らしいなーと感じたことがありました。
いつも協力していただいているWEB制作会社の社員の方なのですが、この方は数ヶ月前にこの会社に入ったばっかり。
なのですが、、、
彼女はめちゃめちゃ仕事ができるんです。
もともと東京でWEB関係の仕事に10年ほど携わっていたということで、キャリアは十分にあります。なので、WEBの専門知識が豊富で、話をしていてもとてもスムーズに事が運びます。さらに、それだけでなく、日々の仕事に取り組む姿勢も素晴らしい。
僕らは毎月一度集まって、ナチュラルラウンジのサイトをより良いものにするためにどうすればいいか?ということを話し合います。
そこで、決まった改善内容を毎月毎月実施して少しずつサイトの改善を行っています。
基本的にはまず僕がベースとなる改善内容を提案させていただき、それについてどうやって実現すればいいか?ということを皆で議論するのですが、彼女が加わってからというもの、この改善内容やその方法が劇的に良くなっています。
もちろん、今までも良かったですし、成果が上がっているのでこれまで一緒に仕事をさせてもらっているのですが、最近そのレベルが一段上に上がった気がするんですね。
人が一人加わるだけでチームってこんなにも変わるんだなー、と僕自身びっくりしています。
でも、どうして彼女にはそれができるのだろう?
と考えると、おそらくそれは彼女の仕事に対する取り組み方にあるんじゃないかな?と思ったんです。
こういったWEB制作の仕事などもそうですが、まずはお客さん(今回の場合だったら僕)の要望に応える、というのが一番優先されることになると思います。ですが、それだけをやっているとお客さんの満足度というのは必ずしも高くなるとは限らない。
僕もそうなのですが、やっぱり自分が予想していた以上のことをしてもらったり、予想以上の結果が出たときに初めて満足したり、感動したりします。
なので、いかに相手の要望を汲んだ上でさらにその上を行く提案をしたり
さらにプラスアルファでアイディアを出したり
より早くその結果が実現できるような方法を考えたりすることがとても大切なんじゃないかなーと。
そして、チームとして考えたときも、言われたことだけしかやらない人ばかりのチームと、自分の頭で考えてどんどん改善案を出してそれを実行する人がたくさんいるチームだったら、どっちが優れたチームだろうか、と。
間違いなく後者の方が優れていると思いますし、チームとしても強い。
そして、なによりも一緒に働いていて楽しいです。←個人的にはこれが一番重要かも 笑
これは僕の予想ですが、きっと彼女はこの仕事に本気で真剣に取り組んでいて、仕事をすること自体をとても楽しんでいるんじゃないかな?と。
だからこれだけのパフォーマンスが出せるし、常により良くしようと考えることができるのだと思います。
本気でやっているからより良い案も考えることができるし、結果的にお客さんにも感謝される。そうすると、もっとやる気が出ますし、やっていて楽しく充実感も感じて、もっと頑張ろう!と思える。そんな良いサイクルに入っていくと思います。
昔、ある人がこんなことを言っていました。
ーーーーーー
楽しいことがあるんじゃなくて
つまらないことがあるのではなく
楽しくする人がいるだけ
目の前の仕事に真剣に取り組めばどんな仕事だって楽しい。
ーーーーーー
当時、僕は入社1年目の会社員で、ぶっちゃけ仕事が全然楽しいと思ってなかった時期でした。だからこの言葉を聞いたときに、
んなわけねーだろ!!と思いました 笑
やらせてもらえる仕事といえば、商品の欠陥を見つけるための選別作業ばかり。朝8:30から夜の20:00まで一日中、顕微鏡を覗き込んで見えるか見えないかわからないような傷や汚れを見つけるだけ。こんなことに楽しみなんて見いだせるわけない、と。
当時の僕は上司に言われたことだけやって、与えられた仕事をよりよくしようとは全く考えていませんでした。
でも、後になって、自分が仕事をつまらなくしていることに気がつきました。
こと選別に関してだって、できることはたくさんあります。
もっと確実に傷や汚れを見つけるにはどうたらいいか?
もっと早くこの作業を終わらせるにはどうしたらいいか?
そもそもこの傷や汚れが発生するのはなぜか?それを予防するにはどうしたらいいか?
そういったことを考えながら仕事をしていくと、色々とその作業を改善したり、その不具合を予防するアイディアが湧いてきます。
もちろん、はじめは上司から却下されることがほとんど。でも、そういった行動をしていると、徐々に任せてもらえること、自分ができることが増えていき、、、
仕事が楽しくなっている自分に気がつきました。
選別作業の正確性の向上や作業の効率化も行い、さらに根本原因である生産工程の改善、金型の改善を行いました。
そして、僕が7年間勤めている間にその選別作業自体がなくなりました。
(もちろん、これは僕の成果ではなく、チームの成果です)
この経験は僕の中ではとても大きかったです。
このとき、やっとこの言葉の意味がわかりました。
ーーーーーー
楽しいことがあるんじゃなくて
つまらないことがあるのではなく
楽しくする人がいるだけ
目の前の仕事に真剣に取り組めばどんな仕事だって楽しい。
ーーーーーー
そして、きっと今仕事を一緒にさせてもらっている彼女もこのことをよくわかっているんだろうなーと思います。
誰もが日々なんらかの「仕事」をしていると思います。
その仕事をつまらなくするか、楽しくするかは全て自分次第。
それであれば、彼女のように「楽しくする」方が自分にとっても周りにとっても良いはずです。
あなたはどう思いますか?
PS.
今日は週初めの月曜日。
仕事行きたくないなー、という人もいると思いますが^^;
どうせやるなら楽しくやっていきましょう!
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
ナチュラルライフの最新記事一覧
- 2024.11.23 writer:山崎拓
- ストールの秋、読書の秋、音楽の秋♪
- 2024.11.10 writer:山崎拓
- 13年目を迎えました♪
- 2024.11.07 writer:山崎拓
- お手軽に可愛らしく♪ギフトにもおすすめの新商品入荷です!
2024年 (330)
2023年 (365)
2022年 (365)
2021年 (365)
2020年 (366)
2019年 (364)
2018年 (362)
2017年 (356)
2016年 (353)
2015年 (374)
10年以上前の記事
メールマガジンに登録するとストールコーディネート、ファッション情報、NaturalLoungeの最新ストール情報をいち早く手に入れることができます!