今日、9月14日。
タイトルの通りですが、おかげさまで今日、ナチュラルラウンジは10周年を迎えることができました。
今年は10年目の年だったのでしばらく前からから色々と意識することが多かったですが、こうして実際に10周年目の日を迎えるとやっぱり特別な気持ちになります。
でも不思議とものすごく長かったという感覚は少なくて、起業してからここまであっという間だったなーというのが正直な感想。
10年というとそれなりに長い期間だと思うんですけどね 笑
一方で、起業当時の10年前のことを思い出すと、ものすごく前のことのように感じます。
なんだか言っていることが矛盾しているように聞こえるかもしれませんが 笑
感覚的には1年目から4年目までがものすごく長くて、4年目から10年目まではものすごく早かったような印象。
ちなみに、個人的にはこの感覚、他のことでも経験しています。
それはこの仕事を始める前の前職での仕事で。
1年目から4年目まではものすごく長く感じて、4年目から7年目まではとても早かった・・・(僕は7年で前職を退職させていただいています)
共通するのは、自分が知識も経験もスキルも何もないところから始めてそれなりに仕事ができるようになった期間と重なるんですよね。
前職では僕個人的には4年目で結果が出始めたと思っていて。
3年目までは本当に仕事ができなくて、自分自身の自己イメージはものすごく低く、周りからの評価もイマイチで、色々な意味で本当にきつかったんですよね・・・
でも3年間、とにかく上司や先輩に食らいついて、地道に日々の仕事に向き合ってやっていた結果、4年目に一気に花開いたような感覚があります。
そこからは自分の中ではかなり仕事もできるようになってきて、最終的には自分が携わっている分野では誰にも負けない!という自信がついたんですよね。
(今思えばこれも結構勘違いの可能性もありますが 汗)
明らかに3年目と4年目では自分の中では色々なことが大きく変わっていて。
一番の変化は、仕事が本当に楽しくなった、ということ。
それまではどちらかというと義務とか修行のような感覚で仕事をしていました 苦笑
でも、4年目からは自分でできることも増えて、周りの人と対等に話ができるようになり、自分の裁量で決められることも増え、良い意味で責任も大きくなり。
より積極的に仕事に向き合うことができ、結果的にどんどん仕事が楽しくなっていたんですよね。
よく「石の上にも3年」と言われますが、まさにその通りだなーということを実感したのを覚えています。
そして、今のこの仕事でもこの感覚は似たようなところがあって。
というのも、自分のキャリアは前職はものづくりで今はストールの専門店ですから、全く違う分野。
仕事の内容も金型制作や金属製品の量産現場からストールの販売と大きく変化しました。
なので、文字通り、キャリアにおいてもゼロからの起業だったんです。
こうしたこともあり、初めの1年目はもちろん、2年目、3年目は本当にきつかったんですよね・・・
とにかく学ぶべきことやらなければいけないことに圧倒されていましたし、そもそも初めの一年目なんて業績なんてあってないようなもの。
もう本当にその日生きるためにできることはなんでもやった、というのが当時の状況でした。
最低1日14時間働くことを最低目標にして、血尿が出るくらいまで仕事をする!なんて言って働いていた時期もあります。
本業では食べていけなかったので、アルバイトを複数掛け持ち、そのアルバイト代を事業の資本に入れて、自分の生活はギリギリ生きていけるまで下げて・・・
今でこそ、健康第一!なんて声を大にして言っていますが、当時はもう健康のことなんて一切考えることができず。
それだけがむしゃらに働いても結果がついてこず、商品であるストールは全く売れなかったですよね・・・
これが本当に悔しくて苦しくて、、、
商品自体は当時から人の肌にも体にも優しい天然繊維100%だけにこだわって肌触りの良いものだけを厳選していましたから、本当にストールの品質に関してはものすごく良かったです。
そして、何より自分自身が大好きな商品だったので、なんでこんな素晴らしい商品が売れないのか?意味が全然わからなくて。
もちろん、それは自分達の力不足以外の何者でもなかったわけですが、その時はそれが本当に理解できなかったんですよね。
特に僕は昔から割と根拠のない自信があって 汗
まさにこの9月14日に開業届を出して、始めてインターネット通販サイトを公開したときには、怒涛のように受注が入ってきて、ストールの発送が間に合わないんじゃないか?!と本気で心配していたんです。
だから、売れないということは一切考えてなくて、ストールの在庫がなくなってしまったらどうしよう、とか、梱包資材がなくなってしまったらどうしようとか、そんなことばかり考えていたんですよね。
でも、蓋を開けてみると、注文どころか問い合わせの電話すら一切鳴らない・・・
インターネット回線が切れているんじゃないか?
お店がインターネット上に正しく表示されていないんじゃないか?
サイトを公開した直後はお客さんにはまだ見えないんじゃないか?
というような、今思えばどれだけ現実逃避しているんだ!というようなことを本気で思ってしまったほど。
結果、9月14日当日には1件も注文が入らず・・・
ここからたった一本のストールを販売するための長い長い旅が始まったんですよね 笑
厳しい現実を突きつけられ、ここで初めて自分が立てていた前提が間違っていたことに気づきました。
でも何が間違っているのか?
は全然わかりません。
商品に魅力がないのか?
ストールの提供方法がいけないのか?
発信しているメッセージが間違っているのか?
そもそも、ストールってインターネット通販じゃ売れないのか?
いや、もっと根本的にもしかしたら日本にはストールを欲しい人はいないのかもしれない・・・
こんなことを考えていると、数日前まで自信満々だった自分が嘘のように弱気になっていって。
もしかしたら、皆が言っていた通りだったのかもしれない・・・
(起業前は身内や友人、周りの人の95%以上から反対されました)
ストールだけで食べていくなんて無理なのかも・・・
そんな弱い自分がどんどん頭をもたげてきます。
実際に、1週間経っても、1ヶ月経って、3ヶ月経ってもストールは一向に売れず。
もちろん、この間も何もしなかったわけではなく、当時自分達ができることはなんでもやりました。
それでも結果は一切変わらず。
資本は日々どんどん減り、このままいくと本当に廃業してしまう、ということが見えてきてしまいました。
もちろん、当たり前ですが、この時は自分達の給料はゼロ。
事業資金も枯渇しつつあり、自分達の生活もままならない状況に追い込まれました。
ここでさっきもお話しした通り、急遽メンバー全員でアルバイトを始めたんです。
当時は3人いたメンバーがそれぞれアルバイトを複数掛け持ち、一時は本業よりもアルバイトの時間が長くなってしまっていたこともありました。
僕自身も日中は8時間ほどアルバイトに時間を取られてしまっていたので、早朝と夜に仕事をして、少しでも結果が上向く確率を上げようと必死に取り組みました。
でもやっぱり日中に8時間取られてしまうのは本当に厳しくて。
当時は事業活動もなかなか前に進まず、しかも資金がないため、自分の時間も拘束されることになり、日々減っていく資本金の流出を少しでも緩和するだけのために取り組んでいるような状況がずっと続きました。
もちろん、こんな状況は良いわけがないことはわかっていましたが、人が大怪我をして流血を止めないと出血多量で死んでしまうように、事業もキャッシュが尽きたらそこでゲームオーバーということだけは理解していました。
なので、この時は事業を潰さないことだけを考えていたというのが正直なところです。
一方、アルバイトに関しても時給はもちろんですが、少しでもこの仕事に役立つ経験ができる仕事に関わりたいと考えて、僕はアパレル販売だけに絞って色々な企業にアルバイトの申請をしていました。
でも、本業のことを隠してアルバイトをしたくはなかったので、募集要項の内容に背景を含めて全部記載して応募していたんです。
「自分はストールの専門店を立ち上げたばかりで、今は本業で食べていけないこと。でも事業にかける想いはものすごく強く持っていること。今後のためにアパレル販売の経験を積みたいこと。あくまでアルバイトは一時的であること」を伝えていました。
当たり前ですが、こんな内容を書いてくるアルバイトがいたら、ほとんどの企業は採用したいとは思わないですよね 汗
アルバイトの教育コストだって大きいですし、いずれ辞めるとわかっている人間をあえて採用する理由はほとんどありません。
なので、アルバイトに関しても落ちまくりました 苦笑
本業もボロボロ、アルバイトも不採用が続き、この時のメンタルも相当しんどかったです、、、
もういっそ全部辞めてしまえば楽になるのに・・・と一瞬頭をよぎったことはありますが、それでも起業は自分が言い出したこと。
こんなところで匙を投げるなんて一緒に頑張ってくれているMotoともう一人のメンバーに顔向けができません。
なので、厳しい状況でしたが、いずれ必ず好転できるはず!という気持ちは持ち続けていました。
そんな中、ある日、以前アルバイトの申し込みをしていたある会社の社長さんから電話がかかってきたんです。
「募集要項に書かれていた内容に興味が沸いたので電話させてもらいました。
文章を読んでいるとまるで昔の自分を見ているように感じました。
もし良ければ一度うちでアルバイトをしてみませんか?
もし結果が良ければ御社のストールを店頭で販売する機会も考えています。
ただうちは相当厳しい現場だから半端な気持ちでは続かないと思う・・・
それでも良ければどうですか?」
と。
この話をいただき、直感的に「これしかない!」と思ったんですよね。
何よりも強く惹かれたのは、もしアルバイトの販売結果が良ければ自分達のストールを店頭で販売する機会がもらえるかもしれない!ということ。
しかもその会社は当時、松本のランドマーク的な存在であるパルコさんに出店していました。
うまくいけばパルコで自分達のストールを販売できるかもしれない、そんな淡い希望が生まれた瞬間でした。
そして、何より、こういう訳ありの募集要項にも関わらず、昔の自分と重ねて起業への想いに共感してもらったことも嬉しくて。
あー、やっぱり本音で正直に話をしてきて良かったなーと思った瞬間でした。
もちろん、二つ返事でお願いをし、その翌週からこの会社のアルバイトをすることが決まりました。
ですが、これがまた試練の始まりで・・・
電話で社長さんが言っていたのように、この会社の現場はマジで厳しく、、、
アパレル販売って外から見ると、とても華やかな印象がありますよね。
でも現実は全然違っていて。
とても泥臭くて、そして販売ノルマがものすごく厳しい!
これはあまり言ってはいけないことかもしれませんが、売上に対する会社からの突き上げは相当なもの。
これは販売スタッフにプレッシャーとして大きくのしかかります。
もちろん、皆必死で販売しているのですが、そんな中にほぼ販売経験未経験の自分が入って、その中で結果を出さなければいけない状況でした。
現場に入った当日から個人予算が設定されいていて、その数字がいきなり厳しい 苦笑
いやいや、これは高すぎでしょ・・・
とついつい突っ込みたくなるような数字。
(今までの履歴にも目を通しましたが、実際はほとんど予算を達成している日はありませんでした 苦笑)
でもそんなことを言っている暇はありませんし、この環境の中で結果を出していかなえればストールをお披露目する機会は閉ざされてしまいます。
なので、この時も必死で販売をしました。
ちなみに、この時売っていたのはTシャツ 笑
ストールと全然関係ないじゃん!
というツッコミが入りそうですが、もう本当にそういうことは言っていられない状況だったんです。
もちろん、初めはこのTシャツもなかなか売れなかったんですよね・・・
一方で、もともといるスタッフは当然経験が豊富なので、たくさんのお客さんにどんどんTシャツを販売していきます。
当時30歳だった自分がまだ20代の子達に手も足も出ない、、、
「山崎さん、やる気あります?」
「今日の予算わかっていますよね?」
「売れないんだったら裏に下がっていてもらっていいですか?」
こんなことを言われたことは一度や二度ではありません。
悔しいし情けないし、何もできない自分に怒りが込み上げてきます。
「いつか見てろ・・・」
(ぶっちゃけこの時はマジでこう思っていました 笑)
でもおかげで、販売という仕事に本気で向き合うことができ、この後の仕事における物凄い大きな財産になりました。
実際に現場に入って体感したことですが、ストールにせよTシャツにせよ、人が物を買う心理や何かを欲しくなる感情というのは全く同じなんですよね。
それまでも座学でセールスや行動心理学についてはものすごく勉強していましたが、実際にお客さんと直に接して初めて理論が腹落ちする経験ができました。
あー、こういう感情で人は行動するんだなーとか、こういう気持ちになると商品を手に取っていただきやすくなるんだなーということが実感として理解できるようになってきて。
今まで学んできたことと、実際の現場で目の前で起こっていることが繋がった瞬間を何度も経験しました。
その度に、自分の販売や接客の理解が深まっていったんですよね。
初めは正直必死にお店の売り上げを上げる事だけ、個人予算で周りのメンバーを圧倒することだけを考えて取り組んでいましたが、結果的にはそれがこの時には功を奏して。
販売結果が出せるようになったことでやっと自分達のストールを店頭に出せる機会をもらうことができたんです。
この時の嬉しさと言ったら、もう言葉にはできないほど。
まだストールは一枚も売れていないんですけどね 笑
でも、ディスプレイすることができれば実際のお客さんの反応を見ることができ、そこからいろいろな改善につなげることができる!と確信をしていました。
ここまでは本当にこれをするだけのために全てのエネルギーをTシャツ販売に費やしてきて。
おかげで今でもTシャツを販売して!と言われてもきっと販売することができると思います 笑
それだけ体に染み付いてしまったんですよね。
そして、その年の年末年始の期間限定催事で初めてストールをパルコでお披露目することができたんです。
しかも、通常催事は7日間というのが多いのですが、この時はなんと31日間。
さらに、この時はもうアルバイトではなく、販売代行という形でナチュラルラウンジがこのTシャツ屋さんのTシャツを代行して販売してその手数料をいただくという業務提携の形で行うことができて。
こうなるともう催事の結果は完全に僕らの責任になります。
もちろん、大きな責任ですが、こちらの方がやりがいがあることは間違いありませんでしたし、何より会社の収益源としてこの販売手数料をいただけることは願ってもないこと。(まだ本業は全然軌道に乗っていなかったので)
さらに、この時にもTシャツ屋の社長さんからはこの催事の結果が良ければまた次のことも考えたいと言ってもらっていたんですよね。
また、当時はまだ僕しか店頭に立つことができていなかったのですが、この催事で結果を出せたら他のメンバーも店頭に立たせてほしい、というお願いもしていました。
自分達のストールに対するお客さんの反応を見ることができ、販売代行という業態で継続的に収益を上げることができる可能性が生まれ、この期間に本業を立て直す目処を立てられるかもしれない。
なので、この年末年始の催事はナチュラルラウンジの今後の運命を賭けたイベントだったと言っても過言ではありませんでした。
そうして取り組んだ初めての催事。
販売代行という形でしたから、メインの販売商品はやっぱりTシャツ。
でも常に気持ちはストールに向いていて。
店頭を通りかかる人が少しでもストールに反応するとすぐに横に張り付いて、べったりと接客をしてしまっていました。
今思えば、こんな接客をされたらお客さんは絶対に嫌ですけどね 苦笑
当時は頭ではわかっていても気持ちを抑えることができず・・・
ちょっとでもストールの話をしたくてしたくて仕方なかったんですよね。
まるで今まで抑圧されていた感情が一気に解放されたような感じ 笑
でも、現実にはやっぱり多くの人は素通りするわけです。
そのうちのごく一部の人がたまにストールラックの前で足を止めてくれます。
でもチラ見してまた通り過ぎてしまう人がほとんど。
そして、ごくごくたまに足を止めるだけでなく、ストールに触れてくれる方もいらっしゃって。
当時はもうストールに触ってもらっただけで買ってもらったかのような興奮をしていましたよね 笑
そして、初日の午前中が過ぎ、まだ当たり前のようにストールは一本も売れていない状況。
お昼が過ぎて、ここからなんとか一本でも売りたい!と思っていた時。
一人のある女性が立ち止まり、ストールに手を伸ばしていました。
この時も僕はもうスッポンのような接客をしてしまって 汗
このストールがいかに素晴らしいか?どういう風に現地で買い付けてきたのか?どんな想いで事業をやっているのか?ということを一方的に捲し立ててしまいました・・・
お客さんはどちらかというとあっけに取られているような感じ・・・
やばい・・・またやってしまった、、、
と思った次の瞬間。
「これ、いただきます」
まさかの信じられない回答が。
つい僕は
えっ?
いいんですか!?
と聞き返してしまいましたよね 笑
これが身内以外の人に直接初めてストールが売れた瞬間。
これはもう10年経った今でも鮮明に覚えています。
ここから少しずつ、実際のお客さんに接する機会が増え、どういう人がストールを欲しているのか?どんな気持ちでストールを手に取ってくださるのか?どんな感情を感じているのか?こういうことが少しずつ理解できるようになってきました。
そして、初日は一本だけだったストール販売も日を追うごとに少しずつ販売数が増えていき。
終わった時には当初予定していた以上のストールをお客さんたちに手に取っていただくことができたんです 泣
結果的には次の販売代行の話もいただき、そこで得た収益を元にWEBサイトや店舗の改善に取り組むことができるようになったんです。
ただ、僕はこの31日間の催事が終わった瞬間に39度以上の高熱を出してぶっ倒れましたけど 笑
そして、本業に集中するため、アルバイトは一年目で、販売代行は一年半で終わりにし、事業としては4年目に大きくブレイクしたんですね。
これが冒頭でお話しした4年目が飛躍の年になった共通点なんです。
なんでもそうですが、やっぱり何かを0から1にするまでがものすごくエネルギーがかかるのだと思います。
そこから1を2に、2を3に、3を4にというのは知識も経験もスキルの積み上げが増すごとに指数関数的に伸びていく気がします。
なので、振り返ってみるとやっぱり10年前が一番大変だった気がします 笑
それでも当時からずっと変わらないことが一つだけあります。
それはこの仕事が本当に大好きだということ。
当時もこの事業に自分の人生を賭けて立ち上げましたが、今もこの気持ちは一切変わらず。
仕事を辞めようと思ったことは一度もありませんし、事業をもっともっと良くしたいという気持ちは年を重ねるたびにどんどん強くなってきています。
一方で、この10年で一番変わったのは事業を取り巻く素晴らしい人たちに恵まれてきたということに尽きると思います。
ストールを作ってくれているインドやイタリア、日本の生産者の人達やWEBサイトを形にしてくれるWEB制作会社のメンバー、たくさんの梱包資材を供給してもらっている会社さん、ストールをお客さんのもとに届けてくれる配送業者の人たち、本業に集中できるように日々助けてくれる税理士さん。
また、Motoはもちろん、家族や友達、今は別の道を歩んでいる元メンバー、前職の社長や社員の人たち、アルバイトでお世話になった会社、そして今回お話をさせていただいたTシャツ屋の社長さんには感謝してもしきれないほど。
そして、何より日々このメルマガを読んでくださっているあなたをはじめ、いつもお店を利用してくださっているお客さんたちがいらっしゃるおかげでこの大好きな仕事を続けることができています。
いつも本当にありがとうございます。
こうして10年目を迎えることができたのはあなたをはじめ、こうした人たちのお陰様ですし、これからもこのご縁を大切にしながらより良い事業、より良いお店にできるよう日々精進していきます。
今日は10年目ということで、いつも以上に熱くなって話し過ぎてしまいました 汗
(気が付いたら1万文字近く書いてしまっていました・・・)
こんな長い文章を最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!
11年目からもどうぞよろしくお願いいたします!
PS.
今回も男二人でセルフで何度も何度も記念撮影をしました 笑
またその詳しい過程は後日のMotoのブログでお届けさせていただきますが、この写真が一番盛り上がった最後のポーズです 笑
タイトルの通りですが、おかげさまで今日、ナチュラルラウンジは10周年を迎えることができました。
今年は10年目の年だったのでしばらく前からから色々と意識することが多かったですが、こうして実際に10周年目の日を迎えるとやっぱり特別な気持ちになります。
でも不思議とものすごく長かったという感覚は少なくて、起業してからここまであっという間だったなーというのが正直な感想。
10年というとそれなりに長い期間だと思うんですけどね 笑
一方で、起業当時の10年前のことを思い出すと、ものすごく前のことのように感じます。
なんだか言っていることが矛盾しているように聞こえるかもしれませんが 笑
感覚的には1年目から4年目までがものすごく長くて、4年目から10年目まではものすごく早かったような印象。
ちなみに、個人的にはこの感覚、他のことでも経験しています。
それはこの仕事を始める前の前職での仕事で。
1年目から4年目まではものすごく長く感じて、4年目から7年目まではとても早かった・・・(僕は7年で前職を退職させていただいています)
共通するのは、自分が知識も経験もスキルも何もないところから始めてそれなりに仕事ができるようになった期間と重なるんですよね。
前職では僕個人的には4年目で結果が出始めたと思っていて。
3年目までは本当に仕事ができなくて、自分自身の自己イメージはものすごく低く、周りからの評価もイマイチで、色々な意味で本当にきつかったんですよね・・・
でも3年間、とにかく上司や先輩に食らいついて、地道に日々の仕事に向き合ってやっていた結果、4年目に一気に花開いたような感覚があります。
そこからは自分の中ではかなり仕事もできるようになってきて、最終的には自分が携わっている分野では誰にも負けない!という自信がついたんですよね。
(今思えばこれも結構勘違いの可能性もありますが 汗)
明らかに3年目と4年目では自分の中では色々なことが大きく変わっていて。
一番の変化は、仕事が本当に楽しくなった、ということ。
それまではどちらかというと義務とか修行のような感覚で仕事をしていました 苦笑
でも、4年目からは自分でできることも増えて、周りの人と対等に話ができるようになり、自分の裁量で決められることも増え、良い意味で責任も大きくなり。
より積極的に仕事に向き合うことができ、結果的にどんどん仕事が楽しくなっていたんですよね。
よく「石の上にも3年」と言われますが、まさにその通りだなーということを実感したのを覚えています。
そして、今のこの仕事でもこの感覚は似たようなところがあって。
というのも、自分のキャリアは前職はものづくりで今はストールの専門店ですから、全く違う分野。
仕事の内容も金型制作や金属製品の量産現場からストールの販売と大きく変化しました。
なので、文字通り、キャリアにおいてもゼロからの起業だったんです。
こうしたこともあり、初めの1年目はもちろん、2年目、3年目は本当にきつかったんですよね・・・
とにかく学ぶべきことやらなければいけないことに圧倒されていましたし、そもそも初めの一年目なんて業績なんてあってないようなもの。
もう本当にその日生きるためにできることはなんでもやった、というのが当時の状況でした。
最低1日14時間働くことを最低目標にして、血尿が出るくらいまで仕事をする!なんて言って働いていた時期もあります。
本業では食べていけなかったので、アルバイトを複数掛け持ち、そのアルバイト代を事業の資本に入れて、自分の生活はギリギリ生きていけるまで下げて・・・
今でこそ、健康第一!なんて声を大にして言っていますが、当時はもう健康のことなんて一切考えることができず。
それだけがむしゃらに働いても結果がついてこず、商品であるストールは全く売れなかったですよね・・・
これが本当に悔しくて苦しくて、、、
商品自体は当時から人の肌にも体にも優しい天然繊維100%だけにこだわって肌触りの良いものだけを厳選していましたから、本当にストールの品質に関してはものすごく良かったです。
そして、何より自分自身が大好きな商品だったので、なんでこんな素晴らしい商品が売れないのか?意味が全然わからなくて。
もちろん、それは自分達の力不足以外の何者でもなかったわけですが、その時はそれが本当に理解できなかったんですよね。
特に僕は昔から割と根拠のない自信があって 汗
まさにこの9月14日に開業届を出して、始めてインターネット通販サイトを公開したときには、怒涛のように受注が入ってきて、ストールの発送が間に合わないんじゃないか?!と本気で心配していたんです。
だから、売れないということは一切考えてなくて、ストールの在庫がなくなってしまったらどうしよう、とか、梱包資材がなくなってしまったらどうしようとか、そんなことばかり考えていたんですよね。
でも、蓋を開けてみると、注文どころか問い合わせの電話すら一切鳴らない・・・
インターネット回線が切れているんじゃないか?
お店がインターネット上に正しく表示されていないんじゃないか?
サイトを公開した直後はお客さんにはまだ見えないんじゃないか?
というような、今思えばどれだけ現実逃避しているんだ!というようなことを本気で思ってしまったほど。
結果、9月14日当日には1件も注文が入らず・・・
ここからたった一本のストールを販売するための長い長い旅が始まったんですよね 笑
厳しい現実を突きつけられ、ここで初めて自分が立てていた前提が間違っていたことに気づきました。
でも何が間違っているのか?
は全然わかりません。
商品に魅力がないのか?
ストールの提供方法がいけないのか?
発信しているメッセージが間違っているのか?
そもそも、ストールってインターネット通販じゃ売れないのか?
いや、もっと根本的にもしかしたら日本にはストールを欲しい人はいないのかもしれない・・・
こんなことを考えていると、数日前まで自信満々だった自分が嘘のように弱気になっていって。
もしかしたら、皆が言っていた通りだったのかもしれない・・・
(起業前は身内や友人、周りの人の95%以上から反対されました)
ストールだけで食べていくなんて無理なのかも・・・
そんな弱い自分がどんどん頭をもたげてきます。
実際に、1週間経っても、1ヶ月経って、3ヶ月経ってもストールは一向に売れず。
もちろん、この間も何もしなかったわけではなく、当時自分達ができることはなんでもやりました。
それでも結果は一切変わらず。
資本は日々どんどん減り、このままいくと本当に廃業してしまう、ということが見えてきてしまいました。
もちろん、当たり前ですが、この時は自分達の給料はゼロ。
事業資金も枯渇しつつあり、自分達の生活もままならない状況に追い込まれました。
ここでさっきもお話しした通り、急遽メンバー全員でアルバイトを始めたんです。
当時は3人いたメンバーがそれぞれアルバイトを複数掛け持ち、一時は本業よりもアルバイトの時間が長くなってしまっていたこともありました。
僕自身も日中は8時間ほどアルバイトに時間を取られてしまっていたので、早朝と夜に仕事をして、少しでも結果が上向く確率を上げようと必死に取り組みました。
でもやっぱり日中に8時間取られてしまうのは本当に厳しくて。
当時は事業活動もなかなか前に進まず、しかも資金がないため、自分の時間も拘束されることになり、日々減っていく資本金の流出を少しでも緩和するだけのために取り組んでいるような状況がずっと続きました。
もちろん、こんな状況は良いわけがないことはわかっていましたが、人が大怪我をして流血を止めないと出血多量で死んでしまうように、事業もキャッシュが尽きたらそこでゲームオーバーということだけは理解していました。
なので、この時は事業を潰さないことだけを考えていたというのが正直なところです。
一方、アルバイトに関しても時給はもちろんですが、少しでもこの仕事に役立つ経験ができる仕事に関わりたいと考えて、僕はアパレル販売だけに絞って色々な企業にアルバイトの申請をしていました。
でも、本業のことを隠してアルバイトをしたくはなかったので、募集要項の内容に背景を含めて全部記載して応募していたんです。
「自分はストールの専門店を立ち上げたばかりで、今は本業で食べていけないこと。でも事業にかける想いはものすごく強く持っていること。今後のためにアパレル販売の経験を積みたいこと。あくまでアルバイトは一時的であること」を伝えていました。
当たり前ですが、こんな内容を書いてくるアルバイトがいたら、ほとんどの企業は採用したいとは思わないですよね 汗
アルバイトの教育コストだって大きいですし、いずれ辞めるとわかっている人間をあえて採用する理由はほとんどありません。
なので、アルバイトに関しても落ちまくりました 苦笑
本業もボロボロ、アルバイトも不採用が続き、この時のメンタルも相当しんどかったです、、、
もういっそ全部辞めてしまえば楽になるのに・・・と一瞬頭をよぎったことはありますが、それでも起業は自分が言い出したこと。
こんなところで匙を投げるなんて一緒に頑張ってくれているMotoともう一人のメンバーに顔向けができません。
なので、厳しい状況でしたが、いずれ必ず好転できるはず!という気持ちは持ち続けていました。
そんな中、ある日、以前アルバイトの申し込みをしていたある会社の社長さんから電話がかかってきたんです。
「募集要項に書かれていた内容に興味が沸いたので電話させてもらいました。
文章を読んでいるとまるで昔の自分を見ているように感じました。
もし良ければ一度うちでアルバイトをしてみませんか?
もし結果が良ければ御社のストールを店頭で販売する機会も考えています。
ただうちは相当厳しい現場だから半端な気持ちでは続かないと思う・・・
それでも良ければどうですか?」
と。
この話をいただき、直感的に「これしかない!」と思ったんですよね。
何よりも強く惹かれたのは、もしアルバイトの販売結果が良ければ自分達のストールを店頭で販売する機会がもらえるかもしれない!ということ。
しかもその会社は当時、松本のランドマーク的な存在であるパルコさんに出店していました。
うまくいけばパルコで自分達のストールを販売できるかもしれない、そんな淡い希望が生まれた瞬間でした。
そして、何より、こういう訳ありの募集要項にも関わらず、昔の自分と重ねて起業への想いに共感してもらったことも嬉しくて。
あー、やっぱり本音で正直に話をしてきて良かったなーと思った瞬間でした。
もちろん、二つ返事でお願いをし、その翌週からこの会社のアルバイトをすることが決まりました。
ですが、これがまた試練の始まりで・・・
電話で社長さんが言っていたのように、この会社の現場はマジで厳しく、、、
アパレル販売って外から見ると、とても華やかな印象がありますよね。
でも現実は全然違っていて。
とても泥臭くて、そして販売ノルマがものすごく厳しい!
これはあまり言ってはいけないことかもしれませんが、売上に対する会社からの突き上げは相当なもの。
これは販売スタッフにプレッシャーとして大きくのしかかります。
もちろん、皆必死で販売しているのですが、そんな中にほぼ販売経験未経験の自分が入って、その中で結果を出さなければいけない状況でした。
現場に入った当日から個人予算が設定されいていて、その数字がいきなり厳しい 苦笑
いやいや、これは高すぎでしょ・・・
とついつい突っ込みたくなるような数字。
(今までの履歴にも目を通しましたが、実際はほとんど予算を達成している日はありませんでした 苦笑)
でもそんなことを言っている暇はありませんし、この環境の中で結果を出していかなえればストールをお披露目する機会は閉ざされてしまいます。
なので、この時も必死で販売をしました。
ちなみに、この時売っていたのはTシャツ 笑
ストールと全然関係ないじゃん!
というツッコミが入りそうですが、もう本当にそういうことは言っていられない状況だったんです。
もちろん、初めはこのTシャツもなかなか売れなかったんですよね・・・
一方で、もともといるスタッフは当然経験が豊富なので、たくさんのお客さんにどんどんTシャツを販売していきます。
当時30歳だった自分がまだ20代の子達に手も足も出ない、、、
「山崎さん、やる気あります?」
「今日の予算わかっていますよね?」
「売れないんだったら裏に下がっていてもらっていいですか?」
こんなことを言われたことは一度や二度ではありません。
悔しいし情けないし、何もできない自分に怒りが込み上げてきます。
「いつか見てろ・・・」
(ぶっちゃけこの時はマジでこう思っていました 笑)
でもおかげで、販売という仕事に本気で向き合うことができ、この後の仕事における物凄い大きな財産になりました。
実際に現場に入って体感したことですが、ストールにせよTシャツにせよ、人が物を買う心理や何かを欲しくなる感情というのは全く同じなんですよね。
それまでも座学でセールスや行動心理学についてはものすごく勉強していましたが、実際にお客さんと直に接して初めて理論が腹落ちする経験ができました。
あー、こういう感情で人は行動するんだなーとか、こういう気持ちになると商品を手に取っていただきやすくなるんだなーということが実感として理解できるようになってきて。
今まで学んできたことと、実際の現場で目の前で起こっていることが繋がった瞬間を何度も経験しました。
その度に、自分の販売や接客の理解が深まっていったんですよね。
初めは正直必死にお店の売り上げを上げる事だけ、個人予算で周りのメンバーを圧倒することだけを考えて取り組んでいましたが、結果的にはそれがこの時には功を奏して。
販売結果が出せるようになったことでやっと自分達のストールを店頭に出せる機会をもらうことができたんです。
この時の嬉しさと言ったら、もう言葉にはできないほど。
まだストールは一枚も売れていないんですけどね 笑
でも、ディスプレイすることができれば実際のお客さんの反応を見ることができ、そこからいろいろな改善につなげることができる!と確信をしていました。
ここまでは本当にこれをするだけのために全てのエネルギーをTシャツ販売に費やしてきて。
おかげで今でもTシャツを販売して!と言われてもきっと販売することができると思います 笑
それだけ体に染み付いてしまったんですよね。
そして、その年の年末年始の期間限定催事で初めてストールをパルコでお披露目することができたんです。
しかも、通常催事は7日間というのが多いのですが、この時はなんと31日間。
さらに、この時はもうアルバイトではなく、販売代行という形でナチュラルラウンジがこのTシャツ屋さんのTシャツを代行して販売してその手数料をいただくという業務提携の形で行うことができて。
こうなるともう催事の結果は完全に僕らの責任になります。
もちろん、大きな責任ですが、こちらの方がやりがいがあることは間違いありませんでしたし、何より会社の収益源としてこの販売手数料をいただけることは願ってもないこと。(まだ本業は全然軌道に乗っていなかったので)
さらに、この時にもTシャツ屋の社長さんからはこの催事の結果が良ければまた次のことも考えたいと言ってもらっていたんですよね。
また、当時はまだ僕しか店頭に立つことができていなかったのですが、この催事で結果を出せたら他のメンバーも店頭に立たせてほしい、というお願いもしていました。
自分達のストールに対するお客さんの反応を見ることができ、販売代行という業態で継続的に収益を上げることができる可能性が生まれ、この期間に本業を立て直す目処を立てられるかもしれない。
なので、この年末年始の催事はナチュラルラウンジの今後の運命を賭けたイベントだったと言っても過言ではありませんでした。
そうして取り組んだ初めての催事。
販売代行という形でしたから、メインの販売商品はやっぱりTシャツ。
でも常に気持ちはストールに向いていて。
店頭を通りかかる人が少しでもストールに反応するとすぐに横に張り付いて、べったりと接客をしてしまっていました。
今思えば、こんな接客をされたらお客さんは絶対に嫌ですけどね 苦笑
当時は頭ではわかっていても気持ちを抑えることができず・・・
ちょっとでもストールの話をしたくてしたくて仕方なかったんですよね。
まるで今まで抑圧されていた感情が一気に解放されたような感じ 笑
でも、現実にはやっぱり多くの人は素通りするわけです。
そのうちのごく一部の人がたまにストールラックの前で足を止めてくれます。
でもチラ見してまた通り過ぎてしまう人がほとんど。
そして、ごくごくたまに足を止めるだけでなく、ストールに触れてくれる方もいらっしゃって。
当時はもうストールに触ってもらっただけで買ってもらったかのような興奮をしていましたよね 笑
そして、初日の午前中が過ぎ、まだ当たり前のようにストールは一本も売れていない状況。
お昼が過ぎて、ここからなんとか一本でも売りたい!と思っていた時。
一人のある女性が立ち止まり、ストールに手を伸ばしていました。
この時も僕はもうスッポンのような接客をしてしまって 汗
このストールがいかに素晴らしいか?どういう風に現地で買い付けてきたのか?どんな想いで事業をやっているのか?ということを一方的に捲し立ててしまいました・・・
お客さんはどちらかというとあっけに取られているような感じ・・・
やばい・・・またやってしまった、、、
と思った次の瞬間。
「これ、いただきます」
まさかの信じられない回答が。
つい僕は
えっ?
いいんですか!?
と聞き返してしまいましたよね 笑
これが身内以外の人に直接初めてストールが売れた瞬間。
これはもう10年経った今でも鮮明に覚えています。
ここから少しずつ、実際のお客さんに接する機会が増え、どういう人がストールを欲しているのか?どんな気持ちでストールを手に取ってくださるのか?どんな感情を感じているのか?こういうことが少しずつ理解できるようになってきました。
そして、初日は一本だけだったストール販売も日を追うごとに少しずつ販売数が増えていき。
終わった時には当初予定していた以上のストールをお客さんたちに手に取っていただくことができたんです 泣
結果的には次の販売代行の話もいただき、そこで得た収益を元にWEBサイトや店舗の改善に取り組むことができるようになったんです。
ただ、僕はこの31日間の催事が終わった瞬間に39度以上の高熱を出してぶっ倒れましたけど 笑
そして、本業に集中するため、アルバイトは一年目で、販売代行は一年半で終わりにし、事業としては4年目に大きくブレイクしたんですね。
これが冒頭でお話しした4年目が飛躍の年になった共通点なんです。
なんでもそうですが、やっぱり何かを0から1にするまでがものすごくエネルギーがかかるのだと思います。
そこから1を2に、2を3に、3を4にというのは知識も経験もスキルの積み上げが増すごとに指数関数的に伸びていく気がします。
なので、振り返ってみるとやっぱり10年前が一番大変だった気がします 笑
それでも当時からずっと変わらないことが一つだけあります。
それはこの仕事が本当に大好きだということ。
当時もこの事業に自分の人生を賭けて立ち上げましたが、今もこの気持ちは一切変わらず。
仕事を辞めようと思ったことは一度もありませんし、事業をもっともっと良くしたいという気持ちは年を重ねるたびにどんどん強くなってきています。
一方で、この10年で一番変わったのは事業を取り巻く素晴らしい人たちに恵まれてきたということに尽きると思います。
ストールを作ってくれているインドやイタリア、日本の生産者の人達やWEBサイトを形にしてくれるWEB制作会社のメンバー、たくさんの梱包資材を供給してもらっている会社さん、ストールをお客さんのもとに届けてくれる配送業者の人たち、本業に集中できるように日々助けてくれる税理士さん。
また、Motoはもちろん、家族や友達、今は別の道を歩んでいる元メンバー、前職の社長や社員の人たち、アルバイトでお世話になった会社、そして今回お話をさせていただいたTシャツ屋の社長さんには感謝してもしきれないほど。
そして、何より日々このメルマガを読んでくださっているあなたをはじめ、いつもお店を利用してくださっているお客さんたちがいらっしゃるおかげでこの大好きな仕事を続けることができています。
いつも本当にありがとうございます。
こうして10年目を迎えることができたのはあなたをはじめ、こうした人たちのお陰様ですし、これからもこのご縁を大切にしながらより良い事業、より良いお店にできるよう日々精進していきます。
今日は10年目ということで、いつも以上に熱くなって話し過ぎてしまいました 汗
(気が付いたら1万文字近く書いてしまっていました・・・)
こんな長い文章を最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!
11年目からもどうぞよろしくお願いいたします!
PS.
今回も男二人でセルフで何度も何度も記念撮影をしました 笑
またその詳しい過程は後日のMotoのブログでお届けさせていただきますが、この写真が一番盛り上がった最後のポーズです 笑
コメント
10周年おめでとうございます。
これから20年、30年いや40〜60周年と迎えて下さい。陰ながら応援📣いたします。
楽しい🎶事や苦難する事が、数々有ると思いますが、乗り越え大きく成って下さい。
コメントありがとうございます!
また、お祝いのメッセージも本当にありがとうございます。
はい、これからも20年、30年、50年を超えられるよう日々全力で取り組んでいきます!
いつもブログにも目を通していただき本当にありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
山崎
10周年、おめでとうございます。
私は母への古希のプレゼントでストールを一度購入しただけで、なかなか自分へのストールを選ぶことができません。
毎日のように、アップされる新商品を観ては、ほんとにどれも素晴らしくて、選べない、というのが、本心なのかも。
これからも、素敵なストール、楽しみにしています。
コメントありがとうございます!
また、お祝いのメッセージも本当にありがとうございます!
お母様へのプレゼントがきっかけでお店を利用してくださったんですね。
確かに、ストールの種類がとても多いので迷ってしまうことも多いと思います。
ライブラリーなどにはストールの選び方などの記事も多数掲載していますので、よろしければこちらも参考にしていただけば嬉しいです。
こちらこそ、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
山崎
今朝のブログはジーンと心に響きました。創業10周年はあっという間に過ぎたと思います。それだけ仕事に打ち込んできた証拠、これからも今日一日一生懸命働けば必ず次の日に繋がります。毎日真面目に仕事に向き合っているお二人にですから、きっと10年先20年先へと道をとざす事はないでしょう。
10周年の節目を心からお祝い申し上げます。
コメントありがとうございます!
また、励みになるメッセージも本当にありがとうございます!
ちょっと振り返るだけでもこの10年間はたくさんの出来事がありました。(いいことも悪いことも 笑)
でも本当に時間が過ぎるのは早くて、あっという間だった、というのが素直な感想です。
これからも毎日真面目に、真摯に仕事に向き合い、次の10年、20年先を見据えて日々の仕事に精進していきます。
いつも本当にありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
山崎
10周年おめでとうございます🌈
苦しい時期や、沢山の試行錯誤があって、今のNaturalLoungeさん、そしてお2人の笑顔に辿り着いているんだなと、改めて感じさせていただくお話でした。
「好きなこと」「楽しいこと」を仕事にされているって本当に素晴らしい、だからどんな苦境でも乗り越えられるエネルギー湧いてくるんだなってお2人から感じました🌈
自分も今、子育てという、ずっとやりたくて最高に好きなことをやらせていただいているのですが、ちょっと色々他に苦境の部分もあり(汗)。でも今日のブログを読ませていただき、まだ試行錯誤が足りないな、逆にいうと、まだまだ工夫できたり、やれることのの余地があるなって改めて感じました🌈
めげず、くじけず、いじけず(亡き父がよく言っていた言葉で⭐️)、これからも私も一歩一歩楽しく歩いてゆきたいと思います❗️❗️
またストール(ちょっとウールでもっと好みの柄ないかな~待ちで⭐️)ブログも楽しみにしておりますしていまーす(^o^)/🌈
東京都iさん
コメントありがとうございます!
また、お祝いのメッセージも本当にありがとうございます。
ブログにも書かせていただきましたが、この大好きな仕事を続けさせていただけていることが本当にありがたいですし、iさんはもちろん、全てのお客さんたちには感謝しかありません。
子育ては本当にやりがいがありますが、一番大変な仕事だと思います。
でも日々子供たちが成長していく姿を見れることはすごく貴重な時間ですよね。
同年代として一緒に頑張りましょう!
>めげず、くじけず、いじけず、一歩一歩楽しく歩いてゆきたい
いやー、素晴らしい言葉ですね!!
僕らも同じく引き続き楽しく真剣に毎日の仕事と子育てに励んでいきます。
いつもブログに目を通していただき本当にありがとうございます!
山崎
10周年おめでとうございます!
とても勇気づけられて私も頑張ろうと思いました!
山崎さんのストール姿カッコよく着こなされてますね。
Motoさんのストール姿もぜひ見せてください〜。
お二人ともこの10年間をやりきっている感じが溢れ出ていてすごく明るくて爽やかです!いつもブログありがとうございます。 岩手Y
岩手Yさん
コメントありがとうございます!
また、お祝いのメッセージも本当にありがとうございます!!
ストールもこうして10年以上色々と愛用しているとそれぞれに愛着が湧き、どのストールで写真を撮ろうか?最後まで迷いました 笑
おかげさまでこの10年間は本当に充実した濃い時間を過ごさせていただきました。
これも岩手Yさんをはじめ、素晴らしいお客さんに恵まれたおかげさまだと思っています。
ここから11年目からも全力で取り組んでいきますので、引き続きどうぞよろしくお願いします!
いつもブログに目を通していただき本当にありがとうございます!
山崎
おめでとうございます!!全力で駆け抜けて来た10年なんですね。Tシャツ屋さんで傷だらけになりながらも、その傷を負ったまま最終的には想定を上回る結果を出したとは。
Tシャツ屋さんで、当時勢いのある言葉を投げてきた社員さん達は、今も同じ勢いなのかなぁ…。
なんて、今のナチュラルラウンジさんには関係無い事なのに、ちょっと想像してみたりしました。
お二人の写真が出てきて、これで締めくくりかなと思いきや、最後もう一枚、肩を組んで満面の笑み!
セルフで撮っていたのですね。タイミングを合わせ、揃って構えるお二人が目に浮かび、クスリと笑ってしまいました。
コメントありがとうございます!
また、お祝いのメッセージもありがとうございます!
いやー、あの時は本当に必死で、明日がどうなるかも全然わからない状況でした 汗
今思い返しても、あの経験は本当に貴重な体験になっていますし、あれを乗り越えられたんだから多少のことは大丈夫でしょ!と思えるようになりました 笑
>Tシャツ屋さんで、当時勢いのある言葉を投げてきた社員さん達は、今も同じ勢いなのかなぁ…。
辞めてからスタッフの方にもお会いしていないので、現状はわかりませんが、またいつか再会する日があれば、あの時は本当にこう思ってたんだよ!ってぶっちゃけ話をしたいと思います 笑
>セルフで撮っていたのですね。タイミングを合わせ、揃って構えるお二人が目に浮かび、クスリと笑ってしまいました。
◯周年記念のこのセルフでの撮影はお決まりなのですが、なかなか二人がいい顔で揃うことがないので、かなり回数を重ねてやっととれた一枚を厳選しています 笑
いつも本当にありがとうございます。
山崎
10周年おめでとう🎊ございます🎉
心よりお祝い申し上げます!
ここからまた新たに踏み出して、更に更にご活躍してくださいね♪
応援してます。
私も頑張らなきゃなぁと 私自身も奮い立たせていただきましたよ。
コメントありがとうございます!
また、お祝いのメッセージも本当にありがとうざいます!!
こうしてたくさんのお客さんに応援していただき、ここまでやってくることができました。
これからもより良い商品・サービス・コンテンツのご提供ができるよう日々精進していきます!
お互い頑張りましょう!
いつも本当にありがとうございます。
山崎
10周年、おめでとうございます。
長くて、でも、全力でかけぬいてきた年月だったと、思いを寄せました。
何よりも、こうして続けてくださったおかげで、ストールに会うことが出来ました❗
もう、感謝でいっぱいです😌💓
仕事を始めた頃の葛藤、長く続けて来たからでのわかること、20年以上病院で働いて来て、職種は違いながら共感しながらメールを読ませていただきました。
お二人のストールは、ファッションだけではなく、生活を居心地良く、暖めてくださる存在になっています。
これからもお身体に気をつけて頑張ってくださいね❗
山形のsato
山形のsatoさん
コメントありがとうございます!
また、お祝いのメッセージもありがとうございます。
>こうして続けてくださったおかげで、ストールに会うことが出来ました❗もう、感謝でいっぱいです😌💓
いやー、こんな風に言っていただけると、本当に続けてきた甲斐があります 泣
どんなお仕事でもたくさんの葛藤がありますよね。僕も特に初めの頃は全然思い通りにいかないし、能力も実力もないし、経験もないし、ないないづくしで大変でした 汗
20年以上のキャリアをお持ちの山形のsatoさんであればまた僕らとは違った葛藤やお悩みもあるでしょうね。
長い人生、これからも色々とあると思いますが、お互い頑張りましょう!
ストールも日々ご活用くださり本当にありがとうございます。
今後とどうぞよろしくお願いいたします。
山崎
10周年おめでとうございます!最近は顔を出せていませんが、Instagramはよく拝見しています。
今までナチュラルラウンジさんで購入したストールは大事にしています。成人した子供達が「今日これ借りていい?」と使うこともあります。
初めて伺った時に中学生だった長女が、来年就職で地元を離れます。その時には新しいストールを1つ持たせたいと思っています。
ここぞ!という時のナチュラルラウンジさん、頼りにしています!
ema*
ema*さん
コメントありがとうございます!
またお祝いのメッセージもありがとうございます!!
ブログはもちろん、インスタもご覧くださりとても嬉しいです。(ブログに比べ少し更新が滞ってしまうことがあり申し訳ありません・・・)
>初めて伺った時に中学生だった長女が、来年就職で地元を離れます。
これは本当に感慨深いです。僕も娘さんたちには折に触れてお会いさせていただいていますが、見るたびにどんどん成長されていて・・・
それだけ長くお付き合いいただいているということが本当にありがたいですし、ema*さんはもちろん、娘さんの世代にも僕らのストールをご活用いただけていることがとても嬉しいです。
また落ち着いたらいつでもお店に遊びにきてくださいね!!
いつも本当にありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
山崎
10周年おめでとうございます。
この前、お店にも遊びに行けて楽しかったです。
自分も踏ん張らないとって思う、今日この頃です。
お互いに頑張りましょう
T.egami
エガちゃん
コメントありがとう!
また今年は遠くからお店にも足を運んでくれて本当にありがとう!
これからも色々あると思うけどお互い頑張ろう!
また長野県に山登りに来た時にはお店にも遊びに来てちょうだい!
山崎