- 2024/05/31
- writer: 山崎拓
これが僕らのスタンス。でもやっぱりちょっと羨ましいです・・・
今週からMotoが今年2回目のインド買付けに旅立ちました。
今年は4月に一度オンライン買付を挟みましたが、すでに2回目で滞在期間も約2週間ほどなので、コロナ前の買い付け水準にほぼほぼ戻りつつあります。
インド渡航前にインドでの活動や今回買い付け商品についても話し合いましたが、今回はどんな買付けになるのか僕も楽しみにしています。
それと同時に、今年から現地買い付けを再開していますが、やっぱりちょっと羨ましいんですよね。
先月は新宿マルイに出店した際にMotoが「いいなー」なんて話をしていましたが、僕は逆の立場で買い付けの渡航時には同じような感覚になります。
というのもナチュラルラウンジの立ち上げ時には僕も現地に数ヶ月滞在してMotoと一緒に毎日インドの生産者を訪ねたり、手仕事が行われているカシミール地方や希少なカシミヤ山羊を探しにヒマラヤ山脈の高地を訪れたこともあります。
元々この仕事を始める前も海外の旅は大好きで20代の頃はインド以外にも色々な国に行ってきました。
これらの国では日本では決して体験できない体験ができましたし、ものすごく貴重な経験ができました。
今でもあの時海外に足を運んでおいてよかったなーと心から思っています😄
その中でもやっぱり一番インパクトがあったのは14年前に訪れたインドでの出来事やその後起業して商品を求めてインド各地を回った経験です🇮🇳
当時の話もたまに二人ですることがありますが、やっぱり当時インドを訪れた時のことは今でも鮮明に覚えていますし、またいつか現地に行きたいなーという気持ちはあるんですよね。
というのも当時はまだ商品としてのストールは一枚もない状態で、今のように取引先はもちろん、生産者との関係も一切ありませんでした。
そんな中で何も情報がないところから自分達でストールや生産者を開拓していく日々はワクワクとドキドキの毎日の連続で、大変なことやトラブルの連続ではありましたが、こうしたことも含めて純粋に楽しかったです。
当時は資金も経験も知識もありませんでしたから、インドでの生活は毎日が本当に生まれたての子供のような感覚でしたよね👶
今日は何が起こるかわからないし、自分達も今日生き延びられるかわからない・・・でもきっとうまくいくはず!いい商品が見つかるはず!という気持ちだけは持っていました。
ある意味では毎日が冒険のような感じ 笑
もちろん、今でも日々の仕事は楽しいし、当時とは違った課題や乗り越えなければならない障害などは常にあります。
でもあの起業当時の感覚とはやっぱり違っていて。
僕は立ち上げ当初こそインドに行きましたが、そのあとは常にMotoがバイヤーとして現地に行っているので、あれから10年以上現地には足を運んでいなんですよね。
なのでインドでの記憶は11年前でストップしてしまっているので、インドといえば立ち上げ当時のことを思い出すわけですが、今ではもうインドもものすごい成長していますから当時とは全然違った状況になっています。
(ここから数年も世界一の成長率が見込まれている!)
商品も取引先も当時とは比べ物にならないほど増えていますし、ストールを日々作ってくれいてる関係性の深い生産者や職人さんもたくさんいます。
なので、新しい商品の買い付けをしたり、こうした人や地域をいずれ訪れたいなーという気持ちはずっと持っているんですよね。
じゃあ山崎さんもインドに行けばいいじゃん。
という声も聞こえてきそうですけどね 笑
ただ、これも立ち上げ当初に決めたことなのですが、僕は元々ストールが大好きだったこともあり、ちょっと客観性に欠ける部分が部分があるので、バイヤーとしてはMotoの方がずっと優れていると思っているんですよね。
また、インド人との折衝やコミニュケーションについてもMotoの方が圧倒的に優れています。
肉体的な体力もMotoの方が上。
(実はマラソンとかかなり早いです 笑)
そうなると、僕が買付けに行く合理的な理由が全く見つからないんですよね 笑
自分で言っていてもちょっと悲しいですけどね・・・
一方で商品の販売や顧客獲得、事業構築に関しては自分が全責任を持ってやる!ということを立ち上げ当初に決めました。
なので僕らの役割はずっと明確で「Motoは仕入れ、僕は販売」というシンプルな立ち位置で10年以上事業を運営しています。
立ち上げ当時、全くストールが売れなかった時も「俺が売るからMotoは誰にも手に入れられないような素晴らしい商品を仕入れてくれ!」と豪語?してやってきましたが、その根底にはMotoが仕入れた商品だったら僕も自信を持って販売することができるという絶対の信頼があるからなんですよね。
昔も今も実際Motoが仕入れた商品について僕が口を出すことはほとんどありません。
逆にMotoは販売や事業の方向性については絶対の信頼を寄せてくれています。
なのでこのバランスが僕らにとって一番いい湯加減なんです。
それにこれも事業の大切な価値観としても掲げているのですが、やっぱり人は自分の得意なこと、強みにフォーカスし、それを磨き続けることが大切だと考えています。
ある意味ではまだそれぞれの分野も10年足らずのキャリアですから、まだまだ道半ば。
どの分野もそうだと思いますが、これで完璧!なんて境地はなかなかやってきません。
もっともっと追求できるし、もっともっと成長できると思っています。
そして、いつかもうこれが限界!と自分達が思った時にお互いのキャリアを入れ替えてもいいかなーと 笑
その日を楽しみに、今日も僕は日本で自分がすべきことに集中して仕事をしていきます💪
PS.
とはいえ、やっぱり羨ましいですよね 笑
世界中を飛び回り、まだ見ぬ世界や人に出会い、素晴らしいストールを探し求める仕事はとても魅力的です。
今回はどんな買付けになるのか?
また折に触れてMotoからインドレポートが配信されますから、こちらもぜひ楽しみにしていてくださいね!
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
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