『ストールコンシェルジュのポロッと一言（ひとこと）』

2015/05/11
writer：ノリ
- ストール巻き方

『ストールコンシェルジュのポロッと一言（ひとこと）』

■ストールコンシェルジュのポロッと一言（ひとこと）

ボリュームを抑えるテクニック。
「初めにたたむ、ねじる、巻きつける、縛る、結ぶ。」

ノリ

exp)
春らしい、夏っぽい、仕事で使えるストール・・・
それぞれの季節やシチュエーションに合わせて
お持ちのストールが増えてきている?! かもしれません。

ストールを巻くときに、
服の色やデザイン、素材感であったり
ストール自体のそれらであったり
意識しやすいポイントですよね。

ストールファッションを楽しむポイントの１つは
「巻き方」です。

巻き方がよくわからない〜！という悩みの１つであったりもするのですが笑

巻き方と言っても本当にたくさんの種類があります。
僕たちが今まで紹介しているだけでも20種類を超えていますし、
たくさんの巻き方の本が出版されています。

単純に覚えようとしたら、全く覚えられません笑

昨日も常連の方が知合いを連れてきてストールをみていると
こんなことを言っていました。

「お店で巻いてもらうとキレイなんだけど、
　家に帰って巻くと、なんかそういかないのよね。」

巻き方は覚えています。
となると・・・

うまくいかない理由は
巻く手順ではないなと思いました。

今まで、巻き方というと
ここをこうして、ループを作って、そこにこっちを入れます！
というのがストールの巻き方です。

「その巻き方の巻く手順」はわかっているということです。

でも、改めて振り返ると
お客さんに巻いているときに意識していることってそれだけではないんですね。

このストールのどこを出したら、この人の魅力を１番引きだせるかな？
どこのデザインを？
おっ！ここのデザインが出ると素敵だ。
ここの色がよさそうかな？
小物と色が合うな。靴とマッチしてるな。
ちょっとボリューム感が出過ぎてるかな？
暑そうに見えないかな？
スッキリするほうがいいんじゃないかな？
羽織って使うこともあれば、羽織っても巻いても魅力的にできるものは？

でも、まだまだ感覚です笑

巻いている最中に一つ一つ考えているわけではなくて、
ニュアンスとして、
この感じがキレイ！カッコイイ！となるようにやっているんです。

その中で、「ボリューム」を見てみようと思います。
同じストール、同じ巻き方でも
ボリューム感を変えることができますからね。

ふわっとさせて可愛らしい印象にしたり、
シュッとしてスッキリした印象にしたり
イメージに合わせて調整できるのもいいところなので
試してみてくださいね。

・適当に、くしゃくしゃにまとめてまくとボリュームが出ます。
初めにキレイに折り畳んでいくとボリュームが少なくなります。
（長い方をたたんでいくので、細長くなっていく形です）

・ねじりを加えるとボリュームが抑えられます。
（タオルを絞ることをイメージすると分かりやすいと思います）

・ストールにストールを巻きつけるとボリュームが抑えられます。
ねじるに近い効果です。
巻きつけるとその場にしっかりととどまるので
ふわふわせずに落ちつきます。

・縛ったり、結んだりするとボリュームが抑えられます。
縛ったところや結び目で抑えが効いているので、
自由度が少なくなって落ちつきます。

これから暑い時期ですから、
日よけのために広げて使ったり、
スッキリとさせて心地良く巻いたりするのにも
使えるテクニックです^^

ボリューム感を意識してみてくださいね！