『ストールコンシェルジュのポロッと一言（ひとこと）』

2015/04/27
writer：ノリ
- ナチュラルライフ

『ストールコンシェルジュのポロッと一言（ひとこと）』

■ストールコンシェルジュのポロッと一言（ひとこと）

”メリ””ハリ”を意識してみる

ノリ

exp)
「メリハリをつけて」とはいうものの、
正直なところ、まだまだうまくいきません。

それでも、つかんでいるところも出てきています。

例えば、
ゴムひもは、伸ばしっぱなしではエネルギーは生まれず、
伸ばした後の縮むとき、縮んでから伸ばすときに
大きな力がでで、より伸びます。

真上にジャンプしようとするときには、
棒立ちのままジャンプするより、
一度しゃがんで反動をつけるほうが高く飛べます。

僕の好きな写真の世界でも、
光を表現するときには、
明るい中に光を入れるのではなく、
暗い中に光を作ることで強い光を作ることができます。

では、そもそもメリハリって？と思い調べました。

メリハリ＝音の高低をつけることで、
もともとは「メリカリ」で「減り上り（甲・浮り）」と言われていました。
邦楽の用語で低い音を「減り」、高い音を「上り」といったそうです。

それが後に、張りが使われるようになって
「減り張り」＝「メリハリ」と変化したと言われます。

より高く、より低くすれば、高低差が大きくなり
メリハリもつくことになります。

自分自身をみつめると、
メリハリをうまくつけられない理由の
１つに恐さが、
１つに自信のなさが
あるのではと感じています。

ジャンプでいえば、一度しゃがんでしまって大丈夫だろうか？という気持ちと
一度しゃがんだほうが絶対に高く飛べるんだという気持ちですね。

ゴムひもでいえば、伸ばしきっているゴムを戻してしまうのが恐くて戻せず、
縮ませた方が、また伸ばすことができると信じられない。
こういったことかと思います。

この一度しゃがむという動作は、
1日の中のことだったり、
仕事とプライベートの意味になったり、
ある１つの目的に向かっている流れの中であったり、
それぞれの状況と、どこを切り取るかによって
変わってくるものなんだろうと思います。

まだまだチャレンジ中の僕ですが、
「メリハリ」を目指します。

課題あれば、
解決と成長あり、ですね^^

☆ 今日のクライアント様（感謝とご紹介）☆
イレギュラーな流れでご注文いただきましたSさま。
ありがとうございます。

電話で相談を受けたのが始まりで、

ある国の国旗をデザインしたストールを作れないか？

という難解なものでした。

金額や納期はいくらかかってもほしいかもしれませんし、
あるところまでならほしい、それ以上ならあきらめるということかもしれません。
ストール屋としてできるだけの提案をしたいと思い、
動き出しました。

ちょうどモトがインドにいて、協力メーカーに頻繁に足を運んでいたので
聞いてみるだけの価値はあると思ったからです。

なんとかうまくお願いでき、特別な1枚を作ることができました。

1枚だけを特別に作っているので、やはりお値段はそれなりに高くなります。
それでも、毎日ワクワクして待ってくださり、
本当に喜んでいただきましたから、
お値段以上の大きな価値ある1枚になっていると思います。

お届けするのはこれからですから、
手にした瞬間の喜ぶ姿を想像すると
僕らもとても幸せな気持ちになります。

常設サービスではありませんが、
要望があるときには相談していただければ嬉しいです^^