- 2016/07/16
- writer: 山崎拓
お前にできるわけない
今日は珍しくメルマガを日中に書いています。
というのもとても素晴らしいネタ、を見つけたので
すぐに書かなきゃ!
と思い立ち、知り合いのカフェで急いでパソコンに向かっています。
さっき、ある人の講演会に行ってきました。
その人は登山家の栗城史多さんという方です。
7年前、彼の本を読んだことをキッカケにずっと注目している人です。
去年のブログにも彼の話を書いている ので、
興味があれば見てみてください^^
僕は彼と同じ年なのですが、
まあ全然違うわけですよ、レベルが 笑
すごいなー、
かっこいいなー、と
いつも勇気をもらったり、
いつか栗城君のようになりたいなー、と
ある意味憧れを抱いている人でもあります。
(彼は登山家なので、分野は全然違いますが)
僕が前職を辞めて、今の仕事を始めようか悩んだときも
彼の本を何度も読んで、
7年間勤めた会社を辞めることの恐怖を克服し、
起業における不確実性を受け入れることができました。
特に当時、会社を辞めて起業しようか迷っていた時は
そのことを多くの人に相談をしました。
家族や彼女(今の嫁)、彼女の両親、友人、同僚、上司、後輩など。。。
その度に、
そんなの無理だ!
ストール一本で食べていくことなんてできるわけない!
だいたいお前には経験がないだろう!
これ以上心配させるな!
そのアイディアは非現実的だ
今の仕事を続けたほうがいい
今までのキャリアを棒にふるのか?
お前にできるわけない
面白いくらい、家族を含め本当に95%以上の人に否定されました 笑
僕は負けず嫌いですし、わりと批判に強い性格ですが、
それでも話す人、話す人に否定され続けると、
さすがにしんどくなってくる時もありました。
やっぱり自分には無理なんじゃないか・・・
確かに皆が同じことを言うなら俺が間違っているかも・・・
世の中そんなに甘くないよな・・・
そして、とどめは、
前職の会社の顧問になっている人に飲みに連れて行ってもらった時の言葉です。
(その人は複数の会社の経営者です)
「僕もねー、自分でも長いこと会社やっているし
いろいろな人を見てきて、
いろいろな話を聞いてきたけど、
どう考えてもこの計画(ストールの店)でやっていくことは100%無理だね」
100%無理・・・
当時は何も言い返せずに、
本当に悔しくて、情けない気持ちでいっぱいになりました。
そして、僕のちっぽけな自信は完全に打ち砕かれました。
俺バカだな。。。
酒に逃げることもできず、
誰かに話すこともできず、
しばらくは気持ちも落ち込み、何もする気が起きませんでした。
それから、しばらく経ってから
もう一度、栗城君の本を読みました。
そこにはこんなことが書いてありました。
※NoLimitより抜粋
ーーーーーーーーーーー
『一歩を踏み出す』
ほとんどの人が、人生の中でやりたいことを見つける。
皆そのことを考えるだけでワクワクするし、
とにかくやってみたいという気持ちもある。
それがなかなか実現しないのは、自分で不可能の壁を作ろうとしてしまうからだ。
全員に「無理だ」と反対されれば、ためらったり、やめてしまう人も多いだろう。
だが、それは本当に不可能なのだろうか。
反対している人たちの言うことは、本当に正しいのだろうか。
一歩を踏み出す勇気は
「今やりたい」という自分の気持ちを信じることから生まれる。
正しかった、間違っていた、は結果ではなく、自分自身で出す答えなのだから。
僕がまだ最高でも富士山までしか登ったことがなかったころ、
マッキンゼーという北米最高峰の山に憧れを抱いた。
一人で登ってみたいと周囲に話したら、
「不可能だ」「お前にできるはずがない」「死ぬぞ」と猛反対を受けた。
誰も応援してくれなかった。
もしあの時反対を受け入れていたら、
ずっとその先も、「反対されればやめる」自分のままだっただろう。
ならば自分は、一体何のために生きているのか。
生きている心地がしなかった。
僕は「生きる」という選択をしたかった。
皆が反対しているくらいだから、多分自分の考えは間違っていたんだろう。
たしかにアラスカの山は、とんでもないところだった。
氷河に覆われ、大きなクレパスが開き、
日本では考えられないような強風が吹き荒れていた。
16日間の登山は、つねに死と隣り合わせだった。
でもどうにか山の頂上に立つことができて、
足元にある巨大な氷河、山々を眺めた瞬間、
「不可能」は自分自身が作っていた幻想だと気がついた。
その瞬間、心は世界とつながる。
そして無限の可能性を感じ始めることができる。
踏み出した瞬間はとても孤独かもしれない。
だが「その一歩」があるからこそ、本当の自分と出会うことができる。
ーーーーーーーーー
自分と同じ年の人が、過去に自分と同じような経験をして
自分とは比べものにならないほどの大きな挑戦をしていました。
本は読んで知ってはいたけど、自分も同じような状況になって初めて
彼の言っている言葉が腹の底に落ちてきました。
そして、栗城君がやったことに比べれば
これから俺のやろうとしていることなんて大したことないな、
と思うことができました。
命を奪われるわけじゃないし、
ダメだったらもう一度やり直せばいい。
そう思ったら、気持ちがとても楽になり、
周囲の反対や批判が心地よいものになってきました。
反対されれば反対されるほど、否定されれば否定されるほど
それをどうしてもやってみたい、という気持ちが強くなってきました。
そして、皆の反対を押し切り、会社を辞めてストール専門店を立ち上げました。
そうこうしている間に
はじめに反対していた人たちは皆、応援してくれるようになりました。
そして、なんとか今もこうして続けることができています。
今日、彼の話を聞き、
あのとき、周囲に猛反対をされたとき、
諦めなくて本当によかったな、
と心から思えました。
そして、いつかは僕自身が
かつての自分のように悩みを抱えている人に対して
一歩を踏み出す勇気を与えられるような人間になりたいな、
とあらためて思いました。
もちろん、
彼の話を聞いて僕のやる気がさらに高まったことは言うまでもありません 笑
あなたにとっても今日のメルマガが、
ほんのちょっとの勇気に繋がれば嬉しいです^^
PS.
明日のメルマガでは
実際に今日聞いた内容についてもお話したいと思います。
コメント
「お前にできるわけない」への2件のフィードバック
コメントを残す コメントをキャンセル
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
ナチュラルライフの最新記事一覧
- 2024.11.10 writer:山崎拓
- 13年目を迎えました♪
- 2024.11.07 writer:山崎拓
- お手軽に可愛らしく♪ギフトにもおすすめの新商品入荷です!
- 2024.10.26 writer:山崎拓
- 予定外でしたが、個人的に一番の思い出になりました♪
2024年 (327)
2023年 (365)
2022年 (365)
2021年 (365)
2020年 (366)
2019年 (364)
2018年 (362)
2017年 (356)
2016年 (353)
2015年 (374)
10年以上前の記事
メールマガジンに登録するとストールコーディネート、ファッション情報、NaturalLoungeの最新ストール情報をいち早く手に入れることができます!
勇気と元気が出ました。
自分もまだまだ頑張らないといけないと思えました。
有り難うございました。
コメントありがとうございます!
僕も同じく、まだまだ頑張らなきゃ、と思わされました。
お互い頑張りましょう!
山崎