『ストールコンシェルジュのポロッと一言（ひとこと）』

2016/01/25
writer：ノリ
- ナチュラルライフ

『ストールコンシェルジュのポロッと一言（ひとこと）』

★ストールコンシェルジュのポロッと一言（ひとこと）★

大雪の日の大切な思い出。大雪も悪くない！

ストールコンシェルジュ
ノリ（中谷典弘）

（写真は2年前の大雪のときのものです^^）

一言追記）

先週は全国各地で多くの雪が降りましたね！
ここ松本でも40cm以上。

あなたも何かしら雪の影響を受けたかと思います。

記録的・・とはいかないまでも
この雪をどこに集めたらいいか困るほど
重たい雪が降り積もりました。

今回のように雪が積もると
そのたびに思い出すことがあるんです。

「お店の看板」にまつわるエピソードです^^

松本のお店に来ていただいた方はわかると思いますが、
お店に入ってくる最後のところに

「ストール専門店→ 」

の看板を出しています。

お店は住宅地の中にありますからちょっとわかりづらい笑

間違えて曲がってしまったり、
辿りつくまでに何度も足を運んでくださった方もいます。

特に、この看板を出すまでは本当にわかりづらかったと思います。

昨年の途中から、この看板を出したことによって
大きな改善になったというわけです。

ただこの看板、人の家の敷地に立ってるんです。

ここに、大雪のたびに思い出すエピソードがあります。
看板を出すキッカケになったものです^^

約2年前、
記録的な大雪が降ったのはまだ記憶に新しいと思います。

松本でも車が埋まってしまったくらい、激しく降っていました。

僕らのお店がスタートして初めての冬。
当時は改装もしていなくて、まだお店に住み込みでいたんです。

そんなある日、大雪がきてしまいました。

ふと見ると、
一人のおばあちゃんが雪をかいていました。

家の横の道を、人ひとり通れる分だけかいていたんです。

そのおばあちゃんの家の前は、除雪車が通るので
雪はかかれています。
家から出ることができます。

ですから、家の横の道をかく必要はないんです。

話をしていると、
その理由をこう教えてくれました。
にっこりと微笑みながら。

「ここの道は一家族だけ子どもたちが通っていくの。
雪じゃ通れないでしょ？
だから、一人歩ける分だけかいているのよ。」

なるほど！
それで雪をかいていたのか。
たしかに、前も細い道ができていた・・・

子どもたち学校に行けるようにいつもいつもかいていたんだ。

おばあちゃんの理由に気づいたので、
僕も手伝いました。

別の日に再び降った大雪では
先にかき終えるようにしていました^^

だって、雪かきって本当に大変じゃないですか。
特に大雪ならなおさら。

あんなに重たい雪をおばあちゃんにやらせておくことはできませんからね^^

実はこのおばあちゃん、
僕らの看板をたてている家のおばあちゃんなんです。

たまたま、困っているから助けただけ。
たまたま、そこの家のおばあちゃん。

会って話をするたびに、
「あのときは本当にありがとうね」と優しく声をかけてくれます。

ですから、僕も大雪が降るたびに思い出す、
素晴らしい思い出になってしまいました ^^笑

そして、
1年半ほどたったある日。

僕らがお店の看板で困っていると
おばあちゃんが救いの手を差し伸べてくれたのです。

この雪かきで全てが決まったわけではありません。
いろいろなことがあってのことです。

ですが、
このおばあちゃんと心がつながるキッカケになった大雪。

雪が降ると真っ先に頭に浮かぶのは
僕の中ではこのおばあちゃんの顔なんです^^

P.S
ただ、雪が降るといいことばかりではなく笑

今は道路がつるつるに凍っています。

昨日はポスティングをして歩きましたが、
滑ってはヒヤッとし、
何度も転んでは立ち上がり・・・

体が痛いです笑

車で運転する人も、
歩いていく方も、
ケガには十分注意してすごしてくださいね^^