ミラノでミラノ巻き〜熱い想いを託されて思い出編〜

2020/11/26
writer： Moto
- ナチュラルライフ

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

前々回から昨年イタリアを訪れた際のブログを振り返っていますがいかがでしょうか？
Natural Loungeを2013年にスタートしてからは基本的にずっとインドで買付をして来ましたが、昨年初めてインド以外の国を訪問しました。

しかもイタリアはこのストール屋を始める前から、山崎といつかは行きたいと話していた場所。
念願の訪問だったんですよね。

そして初めてイタリアの地に降り立った感想は・・・・。
前回までのメルマガでお伝えした通りです。笑

全く期待を裏切ることなく、興奮の連続。
色々な国に今まで行きましたが個人的には一番と言っていいほど良い場所だったんですよね。
目的はミラノで開かれた展示会でしたが、展示会はもちろん街を歩いているだけでも刺激を受けたそんな訪問になりました。

そんな訳で今日は前回の続きで念願の展示会の様子をお届けしようと思いましたが、一休みしてそんなミラノで山崎に是非やって来てほしいと言われてやってきた"あること"について書きたいと思います。

それは1年前・・・
イタリアへいく前日のことです。
山崎に絶対ミラノで○○をして写真を撮って来てね！と笑顔で送り出されました。

ずっとこのメルマガを読んでくれているあなたは覚えていると思いますが、普段僕がしないことをしてミラノで写真を撮ってきて欲しいと頼まれたんですよね。
覚えていますか？笑

そうです！
ミラノで"ミラノ巻き"をして写真を撮ってきてと頼まれたんですよね！笑
普段ストールを巻かないストールバイヤーの僕ですが、相方の山崎にあんな笑顔で送り出されたら巻かない訳にはいきません。

というのも、山崎はいつかミラノでミラノ巻きをしたいと昔から話していたんです。
ただ僕が一人でイタリアへ行くこととなったため、山崎の熱い想いを託されたという訳です。

そして、せっかく撮るなら誰もが知っている有名な場所で撮りたい！
という訳で、色々考えに考えてミラノ巻きを撮るべく僕が選んだ場所が、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会でした。

1296年に建設が始まり、1469年に完成した歴史のある教会。
ミラノへ観光に来たほとんどの人が立ち寄ると言われる教会ですが、その理由はあなたも知っているあの絵があるからです。

この教会の名前を聞いただけですでにピン！ときていたあなたは流石ですが、実はこの教会には、あのレオナルド・ダ・ヴィンチが描いたことで有名なあの「最後の晩餐」があるんです！

レオナルド・ダ・ヴィンチはあの「モナリザ」も描いた有名な人物ですよね。

最後の晩餐、モナリザ、レオナルド・ダ・ヴィンチ。

知らない人はいませんよね！
そしてミラノへ行くことが決まってから調べたところ、教会の中に入るためには予約が必要だということがわかりました。
ただ予約をしようとしたら3ヶ月以上前から予約がいっぱいでとれなかったんですよね。苦笑
（ちなみに僕が予約しようとしたのは4日前でした。笑）

でもそこで諦めないのがNatural Lounge!
これは実際に現地へ行ってゲットするしかない！
ということで、予約もとれていないのに実際に教会へ行ってみることにしました。

その結果どうなったかというと・・・・
なんと奇跡的にキャンセルが出てチケットを手に入れることができたんです！笑
自分で言うのもなんですがすごい強運でした！笑

そして、この時チケットが取れたことと同時に、もう一つ僕にとって重要な人物との出会いがあったんですよね。
それがたまたまそこで居合わせたインド人のカマールさんとの出会いです。

ミラノまできてインド？と言う感じですが、そこはさすが自称インド人と10秒で仲良くなれる男。
妙に居心地の良い人が同じ見学グループにいるなと話しかけた結果すっかり仲良くなって一緒に見学することになりました。
（このあとカマールさんが奇跡のショットを撮ってくれるんですよね。笑）

そして僕たちは建物の中へ。

長い年月ミラノの移り変わりを姿を変えることなく見守ってきたサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会。

何百年も昔からたくさんの人々がここで最後の晩餐を見てきたと思うと感慨深いものがあります。

そしていよいよ待ちに待った瞬間です。
最後の晩餐がある部屋へ入ると・・・
うわー。教科書で見たことあるー。涙
（一年経った今見てもテンションが上がります♪）

圧倒的な存在感。
ただ色合いは柔らかくてなんだか包み込まれるような優しさを感じます。

気がつくと目的のミラノ巻きをするのも忘れて最後の晩餐を眺めている自分がいました。笑
ちなみにこの場所は昔修道院の食堂として使われていた部屋だったそうです。
当時の人たちはこの絵を眺めながら、どんな気持ちでご飯を食べていたんですかね。

そしてじっくり最後の晩餐を見ていよいよミラノ巻きの番です！
まずは入り口で仲良くなったカマールさんとツーショットで撮ることにしました。

最後の晩餐の前でミラノ巻きをしながらインド人のカマールさんと一緒に写った貴重な1枚。
その記念すべき最初の写真がこちらです！

すごいぶれてる！笑
（今見ても笑えます)

撮ってすぐチェックしなかった僕がいけませんが、最後の晩餐もカマールさんも、そしてミラノ巻きも全然はっきり見えません。苦笑

最初の一枚がこんなことになっているとはつゆ知らず、カマールさんに熱い思いをカメラとともに託し、いよいよNatural Lounge念願のミラノでミラノ巻きをした写真を撮ってもらうことにしました。

Natural Lounge念願のカマールさんが撮ってくれた奇跡の1枚がこちら！

カマールさん！！ストール全然写ってねー( ；´Д｀);
（この写真も何回見ても笑えます。笑）

最後の晩餐は良い感じに写ってるんですけどね。笑
僕の頭半分でキレてますがな。笑

ただこの時も撮った写真をしっかりチェックしていなかったので、まさかこんな写真になっているなんて思いもしてなかったんですよね。笑
まさか念願の記念すべき写真がこんふうになっているとは・・・。
（ただカマールさんがこの写真を撮ってくれたおかげでメルマガのネタにはなりました。笑）

ここまで散々な結果になっていますが、ただ念のため数枚自撮りをしておいたのが功を奏したんですよね。
その写真がこちら！

僕の顔は置いておいて、ミラノ巻きと最後の晩餐がしっかり写ってますよね♪ なんとか最後の晩餐だけに、最後の最後に写真を撮ることができたという。笑

そんな訳で山崎に託された熱い想い。
記念すべきミラノでミラノ巻き無事達成の瞬間です♪
山崎が喜んだのは言うまでもありません。

ミラノでミラノ巻き〜熱い想いを託されて思い出編〜

ミラノでミラノ巻きをしたい！！
なんて僕たちも可愛いとこありますよね。笑
コロナが落ち着いたら今度は２人でミラノへ行って、2人揃ってミラノ巻き写真を撮りたいと思います。

今朝のメルマガは少し長くりましたが、いよいよ次回展示会の様子を振り返りたいと思います。
どんな出会いがあったのか。
それではまた来週！

今日も一日頑張りましょう！

「ミラノでミラノ巻き〜熱い想いを託されて思い出編〜」への4件のフィードバック

匿名 2020年11月26日 6:39 午前

面白すぎて吹き出しました。
朝からほっこりさせてもらって、ありがとうございます(^^)
ミラノに行ってみたくなりました♪

返信 ↓
1. naturallounge.jp 2020年11月27日 9:11 午後
  
  吹き出しありがとうございます！笑
  こちらこそ嬉しいコメントを頂いてよりブログへのモチベーション上がります。
  褒められて伸びるタイプなので。笑
  コロナが落ち着いたら是非ミラノ行ってみてください♪
  Moto
  
  返信 ↓
匿名 2020年11月26日 8:34 午後

　写真はずれていても、なかなかのハンサムボーイに写ってますね❗️ミラノ巻きだろうが、カルフォルニア巻きだろうが、かまわない笑顔がいいですね❗️

返信 ↓
1. naturallounge.jp 2020年11月27日 9:15 午後
  
  ハンサムボーイありがとうございます！笑
  これは素直に喜んで良いのですか？
  ハンサムなんて言われたの、生まれて初めてです。笑
  褒められて伸びるタイプなので。笑
  お陰様でまた明日も頑張れます！
  （カルフォルニア巻きがジワジワきます(´⊙ω⊙`)）
  Moto
  
  返信 ↓

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。