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特に女性におすすめしたい本です♪

今日は久しぶりに本の紹介をさせていただきます。


以前は一時期、ストール屋なのに本の紹介の方が多くなったほど本が大好きな僕ですが、最近はあなたにご紹介できるような本になかなか出会えていませんでした。


でも今年の5月に東京出張に行った際に新宿の紀伊國屋さんに立ち寄った時に、たまたま素晴らしい本を手に取ることができたんです。



タイトルは「脳と体を最適化せよ!」モリー・マルーフ:著






タイトルの通り健康本なのですが、かなり幅広い分野のことが一冊にまとまっていて、健康分野の知識があまりない方はもちろん、僕のようにちょっとオタク化している人でもとても役に立つ知識が詰まっています。



マニアックな人からすると知っている内容や効いたことがある内容も多いかもしれませんが、大事なことをリマインドしてくれたり、改めて健康意識を高めてくれると言う意味ではものすごく有用な一冊。



著者の体験はちろん、エビデンスもしっかりしているので、玉石混合の健康ジャンルの中にありながら素晴らしい指針を与えてくれます。


また、個人的に特にこの本で良いと思ったのは女性特有のライフスタイルに対して詳細な言及があること。



著者も女性ということもありますが、女性のライフステージ毎(ホルモンバランスの変化など)の具体的な対策が載っていたりして、他の健康本とはこの点が一線を画していると感じます。


僕は個人的に男性はもちろん、女性固有の特性について詳しく学びたいと思っているので、この本ではむしろこの部分を熟読したんですよね。


男性と違って女性はライフステージによってホルモンバランスが大きく変わりますし、思春期、月経や閉経、更年期などのタイミングによって体や精神状態もかなりダイナミックに変化すると言われています。


僕はあくまで男性なので自分自身で経験こそできませんが、こうした女性の特性は理解したいと思ってますし、昔に比べるとだいぶこの辺りの知識もついてきましたが、まだまだ知らないことや理解できていない部分はたくさんあります。



なので、男性からすると一見全く関係のない女性固有の本なども結構手に取ることが多くなりました。



実はこの本も新宿の紀伊國屋さんで見つけた後、目次をざっと読んでその目次の中にこうした内容が結構盛り込まれていたので、これは今までにない視点を与えてもらえるかも!と手に取った、という背景があります。



そして、今このメルマガを読んでくださっている方は男性の方もいらっしゃいますが、やっぱり女性の方が多いんですよね。



そして、皆さん歳も僕らよりも大先輩の方が多くいらっしゃるので、健康については誰しもかなり興味がある分野。


それが特に女性目線で書かれた本であれば余計に興味深いと思いますし、きっとこの本もいつもブログを読んでくださっているあなたの日々の生活の役に立つと思ったんですよね。



こうしたこともあり、今日はこの本を冒頭部分を紹介させていただきます。

「脳と体を最適化せよ!」モリー・マルーフ:著より転載

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私は子供の頃、健康問題を多く抱え、耳の感染症、連鎖球菌性咽頭炎、肺炎、扁桃炎などの複数の感染症を患っていた。

私の一番古い記憶は入院している時のもので、それが病院への親近感や医師になることへの興味につながっていたように思う。


私は11歳で思春期に入り、ホルモンの作用で自制心を失うようになった。

12歳ごろまでは落ち着かずに混乱していた。

「いつかこれらのことが自分に起きている理由がわかり、対処法が見つかるはずだ」と当時考えていたことを覚えている。

13歳の時、書店で「医者になること」という本を見つけ、自分が進む道の青写真を描き始めた。

高校に入学すると、将来医師になるという強い意欲と高い集中力で睡眠時間を削って勉強した。

サプリメントにも興味を持つようになり、バイオハックという言葉ができる前から自分の脳と体の状態をハックしようとしていた。

大学に入っても、引き続き目標に従って生活を組み立てた。


関連するクラブには全て参加したし、病院でボランティアをしながら研究に取り組み、複数の図書館で勉強し、学び方を身につけることに集中した。


その時は知る由もなかったが、その学びこそが私のバイオハッカーとしての将来の土台となった。

自分の身体問題を解決し、自ら立てた健康目標を達成する方法を見出す、これはまさにバイオハックそのものだからだ。


しかし、経験した人ならわかるように、医学部の環境は過酷極まりない。医学部生活の半ばで私は打ちひしがれ、もがき苦しんでいた。要は燃え尽きたのだ。

医学部では心身を回復させる時間がない。私は不満を抱え、成績も下がり、ついにはひどいテスト恐怖症に陥った。

自分が自分ではないような感覚を覚えた私は、臨床心理士を訪ね、不安症やうつ病を患っているのではないかと訊ねた。
自分のどこが悪いのか知りたかった体。

臨床心理士は何が起きているかいるのかをしっかり確かめたうえで穏やかにこういった。

「どこも悪くありませんよ。あなたはただ、自分を大切にせず、ストレスで疲れ切っている医学部生です」

「私自身」が成績不振の原因であることにようやく気がついた。

健康に気を配らなかったせいで、かかる負担に見合うだけのエネルギーが不足していたのだ。
バッテリーの再充電が必要だった。



『スタンフォード大学で「ライフスタイル改善」を教えた理由』




私はエビデンスに基づく健康的な生活の送り方について、できる研究は全てやろうと心に決めた。

自分はどこでエネルギーを消耗させているのか、どうすればエネルギーを補給できるのか?
不調の原因が運動不足やコーヒーの飲み過ぎ、食品選びのまずさ、睡眠不足にあると突き止めるのにさほど時間はかからなかった。


また、家族や友人と過ごす時間も十分ではなく、人とのつながりからエネルギーを補給することもなかった。

こうした習慣が積み重なって、エネルギー容量不足による機能不全を引き起こしていたのだ。


私は早速改善に着手した。

常識的な時間帯に眠り、規則的な食事を心がけ、ヨガや瞑想を取り入れ、家族と過ごす時間を増やした。


ライフスタイルを変え始めると、自分自身の変化を感じ取ることができた。より幸せになり、成績も上がった。新たな自己養成法を着実に実践して半年ほど経った頃、私はすっかり変貌を遂げていた。初めて受けた専門医試験は平均的なスコアだったが、2度目の試験では上位1%に入ったのだ!
クラスメートは信じられない様子で、一体何をしてこれほど劇的にスコアを上げたのか知りたがった。

「ライフスタイルを変えたのよ」。私はクラスメートにそういった。専門医試験の結果な、私が遂げた変化の極めて明快で客観的な証だった。この方法を学生に教える人が誰もいないことが信じられなかった。

私はその後、まだ医学部生の身でありながら、専門医試験向けの授業を設計し、その授業は医学部のカリキュラムに組み込まれた。

またライフスタイルを変えることで成績アップを図る授業を、スタンフォード大学で3年間教えた。


自らが遂げた進歩を振り返り、これまでの人生で自分がどれほど多くのストレスと不安を抱えてきたかに私は気づいた。

健康に良いことを実践し、エネルギーを消耗するのではなく、エネルギー容量を増やし始めた途端ん、心身をコントロールする力を取り戻し、かつてないほど成長できたのだ。

方程式は至ってシンプル。
「エネルギーの増加=パフォーマンスの向上」だ。



研修医をして働き始めると、従来的な医療システムの限界に悩むようになった。


人々に健康になる方法を教えるのではなく、「病気から利益を得ようとするシステム」に組み込まれることを自分は本当に望んでいるのだろうか。


私は自分の進路に疑問を持ち始めた。


私は熟慮の末、なんとかなると思い切り、医師免許を取得した後に、脳と身体の最適化に特化したクリニックを開業した。

医療システムと病気治療を重視する仕組みから距離を置き、人間の潜在能力を高める分野に軸足を移す決断をしたのだ。

私は脳と体に何が起きているのかを把握することで問題に先回りして病気を予測・予防できるようにしたかった。

それこそが真の健康を教える秘訣だからだ。



『脳と体を最適化し、人生を取り戻す』




あなたは飛びながら修理を続ける飛行機で旅をしたいだろうか?


いや、センサーを備え、フライト前に入念に点検された万全な状態の飛行機に乗りたいはずだ。

人間の体が飛行機だとすると、バイオハックとは、各種センサーを利用してメンテナンスを行うと同時に、飛行機の仕組みを知り、墜落を回避することなのだ。

センサーはあなたの「機体」が5年後に墜落するリスクを察知する。

5日もしくは5分後に墜落するリスクではない。

それでは手遅れだからだ!


バイオハックにより、自分の細胞の中に電源が予め備わっていることが理解できる。

あなたは創造的なエネルギーの力を独自で備えている。バイオハックはあなたが運命や人生の目的を全うできるよう、エネルギーの潜在能力を拡大する。

現代ならではの複雑さや困難、喜びがたくさんあるなか、本書の目的の一つは、21世紀に生きる人間として、あなたが人生を見出し、人生に立ち向かい、人生を最適化するお手伝いをすることにある。


また、バイオハックはもともと興味深く複雑なものだが、こと女性に関しては、人生に周期性があるために一層興味深く複雑だ。その点についても解説していきたい。

あなたが脳と身体を最適化する旅に乗り出すにあたって、目指すべきは完璧ではなく、着実に階段を追って改善していくことだと強調しておきたい。

自らの脳と身体を最適化する方法を身につけることで、あなたが仕事で成果を上げ、病気や怪我を治し、家族を大切にし、「自分で選んだ人生を生きる」素晴らしい感覚を味わえることを願っている。


これらを達成するにはいずれも十分なエネルギーが必要になる。あなたがこれからの人生を自らの意思に従って生き生きと活動的にレジリエント(強くしなやかに)に生きれるよう、スパークを取り戻すお手伝いをすること、それが本書のゴールだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー




タイトルからするとなんかバリバリのキャリアウーマンが書いたような本に思えますが、内容は本当に幅広く健康分野を網羅しているので気になった部分を一部でもご自身の生活の中に取り入れていただければ間違いなく健康レベルは高くなると思います。


今日の話もあなたの日々の生活に少しでも役立てば嬉しいです。



ということで気になった方はぜひ書籍も手に取ってみてください😊




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Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2024.07.03

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