『　阪神大震災から２０年　』

2015/01/16
writer：ノリ
- ナチュラルライフ

photo credit: http://www.christiantoday.co.jp/articles/12618/20140118/great-hanshin-earthquake-19-years.htm

おはようございます。
明日1月17日の20年前を思い出すノリです。
自分自身の経験が多い内容になりそうですが、
興味が湧くときに読んでいただけると嬉しいです。

２０年前、阪神・淡路大震災がありました。

当時、小学６年生でした。
テレビから流れる映像や
新聞の報道など、一つ一つが衝撃的だったことを覚えています。

その中で、特に記憶に残っているものがあります。

私の家では、地元紙の「信濃毎日新聞」を取っているのですが
震災の次の日にあたる1月18日の新聞に驚きました。

全紙面がこの震災のことのみなのです。

別のニュースが入る隙間はなく、
全て震災にかかわる内容で埋め尽くされていた・・・
そんな記憶があり、
保存してある新聞を広げてみました。

少し過大に勘違いしていましたが、
９割近くが震災の状況を伝えるものでした。

１面は、2月4日の長野オリンピックの協議日程案決定を伝えるまで
実に17日間連続でこのニュース。

とんでもないことが起こっている、
僕の場合、
それだけをしっかりと感じていました。

20年前のことになりますが、
あなたはこの災害のとき、どのようなことを感じました？

身内や友人が被災して、悲しい思いをしたかもしれません。
それでも元気に乗り越えてきたのかもしれません。
こんなことが起きてるんだな〜くらいだったかもしれません。

その後、約4年前の
2011年3月11日に起きた東日本大震災。

何かをしたい。しなければ。

4月末からの連休でボランティアにかけつけました。
直接役に立ちたいと思い、
現地に行くことを決め南三陸町に向かいました。

一人一人の作業でクリアされていくことは
本当に少しです。

それでも、全国から集まった多くのボランティアと
行政の動きがあって
「少しずつ」が「大きな力」に変わっていきました。

ボランティアの人たちが、
現地の方の力になるように働いている姿が
被災した方々に勇気や笑顔を与えることもありましたし、
逆にボランティアの人たちがもらうモノが
本当に大きかったように思います。

それから、海外にいったときには

地震は大丈夫か？
東北はどうなってるんだ？
家族は？友人は元気か？

と、多くの国の人たちが声をかけてくれました。

カンボジアでは、
リキシャというバイクタクシーを運転するおじさんが
こんなエピソードを聞かせてくれました。

初めは、リキシャに乗らないか？と営業してきたのですが、
そのときは必要がなかったので断りました。
そのあとは、純粋に日本の心配をしてくれて
震災について立ち話をしたときのことです。

「とても大変なことが起きているとニュースで見たんだ。
だから、仲間みんなに声をかけて寄付を集めたよ。
で、日本に送ったんだ。金額は小さかったけどね。」

お金をたくさんもっているわけではない彼ですが
そのキモチと行動に対して
心から感謝をしました。
被災した国の１人として。

いろいろな国から支援があったことを知りました。

やっぱり世界は繋がっている、
してくれたことと同じように困っている人のためにしよう、
そう感じたので
フィリピンで台風の災害が起きたときに寄付をしました。

金額は10000円です。
多いかもしれませんし、少ないと感じるかもしれません。

それは自分の収入の数パーセントを
還元や支援のために使うと決めて貯めていて
そのときには10000円という金額だったのです。

時間やお金や、アイディアといった自分の資源をもっています。

その一部は人のためだけに使う。

もっと良い時間を作れるようになって
もっと良いお金を創れるようになって
もっと良いアイディアをつくれるようになっていけば

もっと多くの良いことや大きな良いことを
人のためにできるようになると感じています。

今後、変えていこうと思っていることは
何か起きてしまったあとの支援から
起きないように事前に防ぐための活動に
回せるようにしていきたい。

そして、もっと影響の大きなサポートをしていけるようになりたい、
そう思っています。

今日は
災害を通じて感じたことから
行動に変わったことについて
でした。

それでは今日もポジティブにやっていきましょう☆

P.S
経験や感じていることが中心になってしまいました。
ですが、できるだけ素直に表現しました。

何か感じるモノがあるとうれしいです。

ノリ