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『アンティーク』



Natural LoungeのMotoです。





最近お店のショーケースを新調しました。




3人でああでもない、こうでもないと言いながら
意外と難航したショーケース選びでしたが
以前からお店にあったかのように馴染んでいます。





なかなか渋い棚です。




ぜひご来店の際には・・
と、書きながら 




棚ではなく、中のストールを見て下さい。笑




棚を見て下さいなんて書いたら2人に怒られます。




ショーケースの中には、




標高4000m以上で育ったカシミヤ山羊の原毛を使った
カシミヤ100%の手織ストールや、




カシミール地方の職人が何ヶ月もかけて刺繍を施した
手刺繍ストールを並べる予定です。





日本ではなかなか見る事ができないストールなので
ご来店頂ける場合には
是非手に取って、そして羽織って頂きたいと思います。





新調した棚が
このストール達の魅力をより引き出してくれればいいですね。





最近は、店舗の什器(ディスプレイ用の棚)
を探す日々を過ごしていましたが
普段ストールばかり見ている僕にとって、
新しいジャンルのモノをみる良い機会になりました。





特に惹かれたのがアンティークの棚です。





元々古いものは好きなのですが
アンティークの棚や、小物などをみているうちに
その魅力を改めて感じました。




今の時代ならプラスチックで加工されている部分も
木でできていたり、真鍮でできていたり。
人の手がかかっています。





そもそも何十年、古い物では百年前に作られたアンティーク品は
今の様に製造過程のコストなんかもきっと関係なく、





職人が作りたい材料で、
作りたいように作っていたのだろうなと
想像を膨らませてくれます。
デザインも材料も全然違います。





たまたま見つけた100年前のイギリス製のショーケースは
細部まで細かく、
金具も繊細で長い年月が経っているのに品がありました。





良いモノは何年経とうが良いんですね。
そして、作った職人だけではなくて
使う側も、大切に、大切に使っていたのだということが
見るだけで伝わってきます。






そんなアンティーク棚を前に
僕自身良いモノを長く大切に使おうと
改めて思う良い機会になりました。





これだけアンティーク品について熱く語っておいて
新調した棚は全然アンティークではないんですけどね。笑





この棚も、味が出てきて
何十年後にはアンティークとして呼ばれているように
大切に使っていきたいと思います。







大切にできるものを
自分自身でちゃんと選んでいきたいですね。






それでは今日も一日頑張りましょう!

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Profile
Moto
Moto
1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。


2015.12.17

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