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すごく迷った話

A strange story




どっちも似合いますねー!

うーん、迷う、、、


先日、あるお客さんがご来店されたときのこと。

その方は数日後に開催される会食の時に着ていく服にストールを合わせたいということで、最適な一枚を選んでほしい、というご要望をいただきました。


できれば会食中も外さずに身につけていることができ、アクセントになるものがいい。
そして、その時に着ていく予定のお洋服を実際に着て来てくれたので、割と簡単に候補のストールは選ぶことができました。


ストールサイズは小さく、黒のワンピースに映える光沢感のあるシルク100%、アクセントになりお顔周りが明るくなるイタリアンピンクのストールが有力候補です。


ただ、この色味のストールは若干だけ色味とデザインが違うものが2枚あり、そのどちらもそのお客さんにとても似合っていました。


本人もどちらも良いということで迷ってしまい、あろうことか、提案した僕も迷ってしました 笑


いつもはお客さんと一緒に迷ってしまうことはほとんどありませんが、この時は本当に困りました^^;


珍しく、一緒に店頭にいたMotoに「どっちがいい?」と聞いてしまったほどです。


そして、案の定Motoも一緒に迷ってしまい・・・ 笑
多分その二枚のストールを10回以上何度も何度も巻いていただき、比較をしたと思います。



お客さんのワードロープはもちろん、好きな色、使うシーン、お顔映り、当日合わせる服も明確になっています。さらに色々とヒアリングをしましたが、どっちもいけてしまうことには変わらず。



結局最後は、完全に個人的な感覚で決まりました 笑



ストールのプロとして、多少ロジカルにカッコよく理由付けをしてどちらかを選びたかったですが・・・、
最終的にはそんなものは一切ありませんでしたよね^^;



とはいえ、お客さんも喜んでくれましたし、とても似合っていたのでよかったなーと思います。



もしかしたら、あなたもこういう経験をしたことがあるかもしれません。


悩みに悩んで色々と選ぶべき理由も考えたけれど、結局最後は感覚で選ぶ、というようなことです。



人は買い物をする時に、感情で買い論理でそれを正当化する、と言われますが、今回のような状況にも当てはまる気がしました。(感情の方が論理に勝るんですね)


最終的な決め手は人によってさまざまでしょうし、どんな方法が最適かも変わってくると思います。


もし、同じような選択肢で迷ってしまう・・・
というときには「えいや!」で決めるのもありかもしれません 笑




PS.
とはいえ、僕個人はプロとしてもっとその方に最適なストールの選び方のバリエーションを増やさなければいけないなーと感じた日でした^^;
日々精進です。




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Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2017.02.04

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