- 2023/03/20
- writer: 山崎拓
こういう手続き、だいぶ慣れてきました 笑
先日、昨年からずっと抱えていたある仕事が一つ片付きました。
この仕事は3月末が最終締切日になっていたので、それまでに必ずやってしまわなければ!と思っていたのですが、なかなか気持ちが乗らず、去年からずっと先延ばしにしてしまっていたんですよね・・・
ワーカーホリックの山崎さんでもやりたくない仕事があるの?
と思われるかもしれませんが。
それはもちろんあります 笑
基本的には仕事大好きなので、たいていのことは前向きに取り組みますが、中にはこれはできればやりたくないなーということもあったりします。
その一つが今回のようなタイプのもの。
それは何かというと、国や市が運営している補助金の申請書類の作成。
実は、去年行った店舗改装のプロジェクトに対して、市の補助金が出るかもしれない、という連絡が来ました。
しかもこの連絡は僕らがお店を構えている松本市から直接連絡をいただいたんです。
今までこういう補助金関係は税理士さんに情報をいただいたり、外部パートナーの会社の社長さんなどからいただくか、もしくは自分で調べて知るということしかなかったので、補助をしている市から直接連絡が来たのは初めて。
なので、話をいただいた直後は補助金なのでとてもありがたいなーと思ったわけです。
(店舗改装に使った費用の一部を補助してもらえるので)
でも、こうした補助金を受けるのは手続きがかなり煩雑なものが多かったり、提出資料を作るのに時間がかかったりするものも少なくありません。
というか、それなりの金額を補助してもらうためにはかなりの資料を作成しなければ申請が通らないものがほとんど。
中には資料作成の時間と補助金額が割に合わないものもたくさんあり、やれば費用の足しになるけれど、その時間かけるのは厳しくて見送ったというものもかなりあります。
そして、3年前くらいの僕の場合はこういう話は全部スルーして、補助金資料を作る暇があったら本業を成長させるために時間を使った方がいい!と考えていました。
というのも、こうした資料作成に費やしたとしても、お客さんには何も価値を届けることができませんし、事業の成長にも繋がりませんし、時間をかけて作ったとしても申請が通るかどうかはやってみなければわかりません。
何より、僕自身がこういう小難しい資料を作成したり資料を揃えたりするための資料を読むのが大の苦手・・・
(本を読むのは大好きなのですが、こういう資料は一行読むのもしんどい)
昔から家電などを購入した時も説明書は読まずにとりあえず使ってみてから考えるタイプ 笑
それでわからなければしょうがなく説明書を読むこともありましたが、大抵のことは説明書なんて読まなくても使えるようになっていました。
でも、ことこうした補助金などの行政が作成した資料というのはしっかり読んで条件を全て満たしていないと絶対に申請が通ることはありません。
個人的にはこんなのなくてもいいじゃん!と思うような資料でもそれが一枚ないだけで否認されることは当たり前。
なので作業に取り掛かる前にしっかりと補助金の内容と申請に必要な内容を正確に把握しておかなければいけません。
もちろん、計画書はもちろん、実績報告書もしっかり作り込み、そのプロジェクトで実際に使った細かい帳簿や資料なども全て提出する必要があります。
さらに地元の商工会議所にも足を運び、添削をしてもらったり。
それをしていても、提出した後であれが足りない、ここが間違っている、この部分は適用できない、というのは普通に出てしまいますし 汗
なので、結局一つの補助金申請をするとなると、それなりにボリュームの多い仕事になってしまうんです。
だから数年前まではずっと避けていたのですが、3年前にWEBサイトをリニューアルし、昨年は松本の実店舗を改装したこともあり、ここ数年は補助金作成の仕事に関わることが多くなってきました。
ちなみに、今回は3回目なのですが、やっぱり一番きつかったのは1回目。
そして、2回目は1回目よりはスムーズにできるようになりましたが、まだやっぱり苦手意識やできればやりたくないという気持ちもあり、なかなかしんどかったです・・・
でも3回目となると、1回目2回目に比べるとかなり取り組む前のハードルは下がったような気がします。
なんとなく全体像が見えますし、こういう計画書や実績報告書を申請が通るだろうなーというコツのようなものもわかってきました。
なので、どんなことでもそうですが、たとえ苦手なことでも回数を重ねれば重ねるほど比較的効率よく、無駄なくできるようになってくると思います。
今回も最後に一点だけ追加の提出資料を求められましたが、無事に申請が通り、あとは支給待ちという状況まで来ました♪
なので、結果的には3年前にイヤイヤでもこういう経験をしておいてよかったなー、と今振り返れば思えます。
僕の基本的な信条としては、自分の得意なことや大好きなこと、情熱を傾けられることに時間やエネルギーを投入すべき!と考えていますが、時には苦手なことややりたくないことをするのも大事だと今回の一連の経験で学びました。
苦手なことというのは基本その人にとっては弱みになるものが多いと思うので、それを極める必要はないと思いますが、少なくとも弱みを多少なりとも埋める努力はすべきだろうなーと。
そうすることによって、その弱みを克服するためにやった経験が強みの方にも活きてくると思います。
なので、平たく言えば、人生において無駄なことなんてない!ということかもしれません 笑
(中には本当にやらない方がいいこともあると思いますけど)
少なくともやりたくないことや苦手なこと、できれば避けたいことに取り組まなければいけない時にはこんな心構えでこれからもやっていきたいと思います。
きっとあなたも僕と同じように、
日々やりたくないけどやらなければいけないこと。
苦手なことや不得意なことに取り組まなければいけないことがあると思います。
そんな時は今日の話を思い出していただき前向きに取り組んでいただければ、きっと長い目で見た時ご自身の糧になるはずです。
ということで今日も一日ベストを尽くしていきましょう!
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
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