さらっとお嫁に行ってしまいました・・・

2022/11/26
writer：山崎拓
- ストール

今日は昨日のメルマガの続き。

ある常連さんの紹介で、「静かな」４人のお客さんがいらっしゃった話をさせていただきました。

いつもだったら平日の午後一は店内は割と落ち着いている時間なのですが、この日は午後一発目からものすごく賑やかな雰囲気になっていました。

Iさんをはじめ、みなさん本当に元気な方で、お話もとても面白い。

今思い出しても僕とMotoは終始笑ってばかりで、ちゃんと接客できたか心配になるほど　笑

初めこそちゃんとストールの説明や巻き方についてお話をさせていただきましたが、後半はもうご購入いただいたストールを準備したり、お会計だけで手一杯になってしまっていました　汗

というのも、この時にお嫁に出したストールの枚数は25枚。

今までもお客さんの中には一回のご購入で10枚以上手に取っていただくことはありましたが、20枚以上というのは決して多くありません。

なので、商品のお渡しまでの準備にもそれなりに時間がかかってしまったんです。

そんな中、今回Iさんとご一緒にご来店されたKさんが、ご自身のお会計の後、あるストールに注目されていました。

そのストールはこのメルマガでも何度もご紹介をしている手仕事のカシミヤ手刺繍ストール。

Kさんが「素敵ねー」
とい言いながらストールを広げると、周りにいらっしゃったIさん、Sさん、Kさんがまるで販売員顔負けのゴリゴリのセールストークを繰り出していました　笑

「こういうのは出会いだから買っちゃいなよ！」

「一点ものだからもう次はないわよ！」

「これだけの刺繍でこのお値段は安いわよ！」

というような感じで強烈な後押しをしています　笑

ちなみに、僕らはこの時、必死で皆さんの商品準備をしていたので、このストールに関しては、お値段を伝えたくらいでほぼ何もしていません　笑

Kさんが姿見に合わせたり、纏っている姿を見ることができればよかったのですが、ストールを薄紙に包んだり、ギフトラッピングをしていたので、それすらもできず・・・

そうこうしているうちに、Kさんはこのストールを購入することを決められていました　笑

今まで目の前でこうした手仕事のカシミヤストールを送り出したことも何度もありましたが、これほど自分が関わらずにお客さんが決められたのは初めて。

普通だったらもうちょっと悩んだり考えたりしそうなものだけれど・・・

なので、ちょっとびっくりしながら今度はこのストールを送り出す準備に取り掛かります　笑

そうしながら思い出したのは、このストールはこのままだと2度と見れなくなってしまう可能性があるということ。

いつも手仕事の一点ものは出荷前に最後の記念撮影をさせていただいているのですが、この時はもう皆さんがお帰りになるタクシーを呼んでしまっていたので、それほど時間が残されていない状況！

それでもやっぱり一枚でも撮っておきたい！
ということで、なんとか包装直前の姿を収めることができました♪

当日はバタバタしてしまいましたが、もちろん、このストールも個人的には大好きな一枚だったので、事前に色々なアングルの写真を取っていました。

Iさん、Kさんたちがお帰りになられた後、お礼状を書きながら改めてこのストールの写真を見ていたのですが・・・

やっぱり素晴らしい一枚。

どんなアングルから見ても圧倒的な存在感です。

もちろん、刺繍のディティールも非常にクオリティーが高いです。

刺繍の量も圧巻・・・

Kさんの元で長いことご活用いただければ嬉しいです。

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。