刺繍によって数ヶ月から1年以上のものもあります♪

2022/11/17
writer： Moto
- ストール

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

先日あるカシミヤ手織り手刺繍ストールを送り出しました。
それはそれはまた素晴らしい逸品。

毎回手織り手刺繍ストールを送り出すたびに同じ事言ってるじゃん！！
とつっこまれてしまいそうですが、笑
そのクオリティーは本場カシミールのプロフェッショナル達もお墨付きのレベルです。

前置きはともかく、今回送り出したストールをチェックしていきましょう。
以前メルマガでも紹介させていただいたストールですが、ブラックベースの生地に絶妙な色合いの刺繍が施されたストールです。

このストール、きっと日頃からチェックして頂いているあなたも見覚えがあるのではと思います。
実は私も狙ってた・・・
なんていうあなたもいるかもしれまん。

そんなこのストールを今回送り出しました。
改めてもっと見てみましょう。

近づいて見てもこれだけの繊細さ。
自信を持ってあなたに見ていただけるクオリティーです。
職人が丁寧に一針一針刺繍を施している姿が思い浮かびます。

今回ご購入いただいたお客さんから、購入時にこんな質問をいただきました。

"総刺繍の場合、おおよそどのくらいの時間を掛けて職人さんが刺繍を完成させるのですか？"

良い質問をしていただきましたね♪
これまでもカシミールの手刺繍について色々とお話してきましたが、こうした全面刺繍にかかる時間は1ヶ月から1年以上かかるものまで様々です。
それは刺繍量によって違うのはもちろん、職人の技術レベルによっても異なります。

熟練の職人が3ヶ月で仕上げるものに対して、同じ刺繍を施しても4ヶ月かかる職人もいるし。
同じ刺繍を５ヶ月で仕上げてもクオリティーがいま一つのものもあれば、一方でかなりの品質で仕上げる職人もいます。

そんな中で今回送り出したこちらのストールは細部まで丁寧に刺繍が施されていました。
この手仕事を見るからに、几帳面で丁寧な職人が手がけたものだということがわかります。

エレガントかつゴージャス。
まさにこの言葉がぴったりのストールです。

刺繍の量もデザインも色のコンビネーションも他にはない一枚。
もちろんベースとなる生地には、インド・ラダック産最高品質のカシミヤ原毛が使用されています。
全面刺繍は刺繍だけでも数ヶ月かかるのに、生地の元となるカシミヤ原毛の生産も一年以上必要です。

摂氏40度近い過酷な環境で長い月日をかけて大切に育てられる原毛。
そこにこの緻密な刺繍がさらに施されるわけですから、それだけでもこの1枚がどれほど貴重なのかがわかりますね。

うん。雰囲気ありますよね♪
でも1枚のストールが完成するまでにこれだけの時間がかかっているなんて想像もできませんよね。
いやー本当に素敵です♪
いかがですか？

今回この素晴らしい1枚は常連のKさんにお選びいただきました。
(Kさんありがとうございます。)
気に入っていただけていれば嬉しいです。

それでは今日も一日頑張りましょう！

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。