今日はちょっとキャッチーなタイトルをつけれたので朝から1人で喜んでいます 笑
えっ?
そうでもない?
でも、このタイトルだと今日は何の話か全然わからなくないですか?
人間の脳は、いつもと違うもの、他と違うものにはついつい反応するようにできているので、このタイトルなら今日のメルマガを読んでもらいやすいかなーと 笑
(ストールというキーワードも入っていますし)
せっかく毎日メルマガを書いているので、できる限りあなたに読んでいただきたいですからね!
(今日も結構気合を入れて書きました^^)
こんな感じで、今日はこの3つのキーワードに関係したお話をしたいと思います。
というのも5月も後半に入り、日中はとても暖かい日が増えてきました。
お店がある松本はもちろん、僕が住んでいる安曇野も日中は30°に近づく日も多くなってきています。
人によっては服装も長袖長ズボンから半袖短パンになっている人もいるかもしれません。
僕自身も上着はタンクトップにシャツという感じで日を追うごとにかなり薄着になってきています。
一方でこうした薄着になって気になるのは日焼け。
日焼けを気にするなんて女子みたいね!!
なんて言われそうですが 笑
僕は昔からそんなに肌が強い方ではないので日焼けすると肌が真っ赤になってひどいときは痛みが出ることもあるんです。
なので、あまり強い直射日光を長い間浴びることは避けたい。
特に今は紫外線も非常に強い時期ですから、日中にちょっと油断して外出していると結構日焼けしてしまうことも少なくありません。
日光を適度に浴びることは体にとってとても良いことですが、ある一定以上になると悪影響の方が大きくなってしまいます。
この仕事を始めてからというもの日光や紫外線、それが肌に与える影響についても色々と調べて学んできたので、この分野についてもかなり詳しくなってきました。
こういうことを知ると余計に日焼けを気にするようになってしまうわけですが 汗
でも体の健康にも直結する内容なので知らないよりは知っていた方が絶対に良いと思います。
特に日焼けの影響は短期的にはちょっと肌が赤らんだりひどくても湿疹ができる程度(これも嫌ですが・・・)ですが、長期で見たときにかなり大きな健康への悪影響が出る部分が怖いところです。
一方で、適度な日光を浴びることは健康に良いという、一見矛盾した内容を含んでいるのでこの部分をしっかりと理解していると日々の生活でどのようにお天道様と付き合えばいいのか?ということがよくわかります。
まず一番避けたいのはやっぱり日中の天気が良いときに無防備で紫外線を浴び続けること。
今はもう紫外線が健康に良くないということはかなり知られているので、これをあえてやる人はほとんどいないと思います。
ただ、なんとなーく良くないということは知っていても、具体的に体にどんな悪影響があるのか?ということを細かく説明するのは結構難しかったりしますよね。
そこで今日はこれらの部分について深く掘り下げてお話をしたいと思います。
1.皮膚ガンのリスクを増大させる
実は日焼けというのは火傷の一種に分類されていて「日光皮膚炎」と呼ばれます。
紫外線に当たって赤くなったりかゆくなったりしながらも、一週間程度で皮膚が茶色くなって剥けるような日焼けは深度の分類では「一度のやけど」、水ぶくれになってしまうと「2度のやけど」と定義されています。
皮膚にとって日焼けをして良いということはほとんどありません。
なぜなら、細胞のDNAに傷をつけてガンを引き起こすため。
紫外線による皮膚ガンは大抵高齢になってから発症するといわれています。
若い頃から浴びた紫外線の総量が問題になるため、まだ若いからいいやと思っていると気がつかないうちにどんどん皮膚ガンのリスクを高めてしまうことになります。
こうした総量が一定以上になると50代以降に早期の皮膚ガンである「日光角化症」を発症しやすくなります。
2.肌のシミ、シワ、たるみが出てしまう
日焼けによるシミは肌の表皮でメラニンが生成・蓄積されることで発生します。
メラニンとは紫外線から表皮細胞のDNAを守るため、基底層に分布する色素細胞が作る色素です。
メラニンには紫外線を吸収する働きがあるので皮膚が黒くなるのは元々は体を守るためなんですね。
通常はこの黒くなったメラニンは肌のターンオーバー(28日から42日間)の周期で角質と一緒に剥がれ落ちます。
ですが、紫外線を長く浴び続けると色素細胞が活性化して過剰にメラニンを作り続ける状態となり、シミが増えていきます。
こうしたシミは「老人性色素斑」と呼ばれます。
またシワやたるみなどの肌の劣化も紫外線が大きな原因の一つになっています。
真皮の9割を占めるコラーゲンとそれをタガのように束ねるエラスチンが紫外線によって変性してしまいます。さらに老化によってこれらが新しく作られることが減っていき、それが皮膚のたるみやハリのなさとなって現れてくるんですね。
特に深いシワはエラスチンが断裂することで現れてきます。
3.紫外線対策の弊害
こうした皮膚ガンや肌の劣化などの話を聞くとどうしても紫外線は完全な悪者で徹底的に対策をしなくちゃ!と思いがちですよね。
一方で、適度な日光による紫外線は体にとってたくさんプラス効果もあります。
このメルマガでも何度かご紹介していますが、その大きな効能の一つが、日光を浴びることで肌が生成するビタミンD。
ビタミンDはカルシウムとともに骨を作るのに欠かせない栄養素です。
最近は若返りのビタミンとも知られていますし、呼吸疾患系をはじめとしたあらゆる病気に対する免疫力アップにも繋がることが研究で明らかになっています。
全身をマントのように覆い、ヴェールで顔を隠して生活をしているアラブの女性たちは紫外線をほとんど浴びないために60歳、70歳になると骨粗鬆症にかかる率がとても高く、問題になっています。
また女性は閉経後、エストロゲンという女性ホルモンが急激に上昇してカルシウムが減ってしまうため、男性に比べると骨粗鬆症にかかりやすくなります。
さらに過度に紫外線を恐れるあまり、日焼け止めを全身に塗るということも注意が必要です。
なぜかというとほとんどの日焼け止めには界面活性剤が入っているため、これが肌のバリア機能を破壊して肌を乾燥させ、炎症を起こすからです。
また、紫外線吸収剤の入っている日焼け止めでは紫外線に当たると吸収剤が刺激のある成分に変化して炎症を起こしたりします。
さらに日焼け止めをつけるときに肌をこすり、落とす時にまたこすることで肌へのダメージを与えてしまいます。こうしたことの繰り返しによってメラニン増加と肌の炎症によりシミを作り肌をくすませます。
(結局過度な日焼け止め対策は紫外線を浴びるのと同じ、もしくはそれ以上に肌にダメージを与えることも少なくありません)
4.紫外線対策のバランスは?
紫外線には悪い面と良い面があるということを理解した上で、どのように紫外線と付き合っていけばいいでしょうか?
これはご自身のリスク許容度によると思います。
リスク許容度なんていうとなんだか難しい表現だなーと思われるかもしれませんが、要はあなたにとって紫外線を浴びることと避けることによって得られるリスクとリターンを天秤にかけて考えるということ。
一概に答えはないと思いますが、こうしたことを知った上であればどのように対応すればいいか考えやすいですよね。
ちなみに僕の場合は、やっぱり一番避けたいのは皮膚ガンや骨粗鬆症などの健康に大きな害を与える疾患や病気にかかること。
一方で多少の肌のシミやシワはしゃーないかなーという感じ 笑
(これは女性にとっては死活問題かもしれませんが・・・)
なので、早朝のまだ紫外線があまり強いない時間帯には積極的に日光を浴びるようにして肌のビタミンDの生成を促し、日中の紫外線が強い時間帯は長袖や帽子、ストールなどをうまく活用して直射日光はできるだけ避ける。
顔や手など露出する部分も日焼け止めは極力つけない。
海水浴とか海外旅行などで長時間肌を露出するときには一時的に日焼け止めを使用する、という感じにしています。
今の所、おかげさまでどこかに不調があるということはなく、とても調子は良いですが、こればかりは長期での影響になるので90歳、100歳くらいにならないと結果は分からないと思います。
ただ少なくとも、紫外線の影響やそれを防ぐためにすることの影響を理解して自分にとってベストだと思う方法を採用しておけば、気持ちの面でとても楽ですし、万が一皮膚ガンなどにかかってしまったとしても、これだけやってかかったならしょうがない、と思えるかなーと。
(こういうことを知らずにかかったらきっと相当後悔すると思います)
なので、ぜひこれを読んでくれているあなたにも日光や紫外線と上手に付き合っていただければと思います。
やっぱり一番大切なのはあなたの健康。
そして、健康状態を改善したり、向上させることに遅すぎるということはありません。(あなたがたとえ何歳だったとしても)
今日の話があなたにとって少しでも役立てば嬉しいです♪
PS.
こういうことを知ると、天然素材100%のストールってなんて素晴らしいんだ!と余計に思います 笑
肌にも体にも優しくて日よけもできる!!
これからの季節もやっぱりストールは必須です♡
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
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