- 2021/01/27
- writer: 山崎拓
やっぱり頼るべきはお客さん♪
しばらく前、ある事件についてお話をしました。
その事件とは、、、
2歳の娘が自宅の壁紙を剥がすという事件!!
人によっては大したことないじゃん。
って思うかもしれませんが、僕にとっては結構ショッキングな出来事でした。
というのも、今住んでいる家は、ほぼ結婚と同時に建てたんです。
当時、まだ結婚前で付き合っていた奥さんと一緒に家の間取りや、内装を少しずつ決めていきました。
家を建てたことがある方や内装を自分で揃えた方ならきっとよくわかっていただけると思うのですが、こうやって家を建てる前の過程が楽しいんですよね♪
リビングはこんな感じにしたい、玄関にはこんなライトとオブジェクトを付けて、二階の寝室はこのくらいの広さが欲しいなー、子供部屋はこのくらいでいっか、壁紙の色は・・・というように将来のことを考えながらハウスメーカーさんと一緒にある意味自分たちだけの家を設計していく感じ。
僕の家は実家の隣に立てたので、当時、家が作られている間はそれこそ毎日その過程を見ていました。
でも最近の家はすごいですよね。(最近と言ってももう10年前ですが 笑)
もうある程度工場で作り込みを行って来て、あとは骨組みに乗せていくような感じで、「レゴと一緒じゃん!!」とびっくりしたのをいまでも覚えています 笑
そして、無事に組み込みが行われ、内装も出来上がり、「壁紙」も綺麗に貼られた初めての自宅に入った時は、やっぱりすごく嬉しかったです。
「あー、これが自分たちの家なんだ!」
当然ですが、初めて作られた家はどこもかしこも綺麗。
初めの頃は床にちょっとした傷ができても気になってしまったり、壁にも画鋲一つ刺さずにそれはそれは丁寧に扱ってきました。
特に家を建てて初めの5年ほどは奥さんと二人だけで住んでいたので、まあ普通に新築と変わらない状態を維持できていました。
が、5年前に上の娘が生まれ、約3年前に下の娘が生まれ、彼女たちが成長するに連れ、やっぱり子供ですから色々やらかすんですよね^^;
まあそれでも多少のことは仕方ないですし、それが子供というもの。
今までだと娘たちがカーテンで遊びレースが破れてしまったり、カーテンの付け根が壊れてしまったり、ドアに落書きをしてしまったり・・・
これらはなんとか許容範囲でしゃーないか、と思っていました。
でも去年の10月の終わりに冒頭でお話しした、壁紙剥がし事件が勃発してしまったんです。。。
これにはさすがに頭にきてしまい、ついつい論理的な思考が吹っ飛んで爬虫類脳になり、娘たちをかなり叱りつけてしまいました。(叱るというより怒ったという方が適切 苦笑)
そんな話をメルマガでしたところ、たくさんのお客さんからアドバイスやご意見をいただきました。
それらの内容が本当に素晴らしくて・・・
中には僕にとっては目から鱗!
という内容も多々あり、それからというもの娘たちを見る視点がまた大きく変わったんですね。
それまでは例えば下の娘は何かを掘ることが好きで、ささくれだったり、自分の顔の傷やおへそ、マットなどをカリカリカリカリして自分で自分を傷つけたり、家具を傷つけたりしてしまう癖があったんです。
今回はもちろん、それが壁紙に向かったわけですが 苦笑
でもお客さんから、ある意味それが長所だから掘ることをやめさせるのではなく、掘ることを遊びに変えてしまったり、逆にそれを伸ばすような遊びを一緒に考えてあげればいいのではないか?というアドバイスをいただいたんです。
そんなこともあり、それからはなるべく掘ることに対して注意することはやめ、掘っても問題ない遊びができる環境を作れないか?ということを考えました。
特に下の娘は掘ることもさることながら、手先を使って遊ぶことが大好き。
粘土なんか与えた日にはずーっと集中してやっています。
なので、最近では粘土やパズル、レゴなどに夢中になっているんですね。
パズルはともかく、粘土は掘ることができますし、レゴもパーツとパーツを取り外す時に掘る動作があります 笑
そして、今は以前のように壁紙を剥がしてしまうことはもちろん、マットをほじったり、自分の指のささくれや傷を引っ掻いたりすることがかなり減ってきました。
きっと他の遊びで手先を使っているので満足をしているのでしょうね 笑
いずれにしてもお客さんにいただいたアドバイスは素晴らしかった!!
あのアドバイスがなければ、もしかしたらまだ僕は娘にこの「悪い癖」をやめさせようとしていたかもしれません。
こんなこともあり、本当に僕自身いろいろなことを学ぶことができました。
特に感じたことは以前のメルマガでも書いた、一つの物事に対してどこに光を当てるかで見える世界が全然変わるということ。
もう一つは短所や欠点と思っていたことが実は一番の長所という可能性も十分にあるということ。
娘に関してはすでにこの片鱗が見え始めているので、これから先が楽しみです♪
そして、親が子供達をどう見るか?ということもめちゃくちゃ大事ですが、自分の身の回りにいる人たちをどう見ているか?自分自身が自分のことをどう見ているか?ということも気をつけなければいけないなーと。
どうしても僕らは欠点や悪い癖が短所と決めつけてしまいがち。
でももしかしたらそれこそが最大の長所かもしれませんからね。
僕ももう一度フラットな視点でこうしたものの見方をしていきたいなーと思っている今です。
あなたもぜひご自身や周りの人たちの「欠点」「短所」「悪い癖」について考えてみてください!
もしかしたら、想像もしなかった意外な発見があるかもしれません♪
コメント
「やっぱり頼るべきはお客さん♪」への2件のフィードバック
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Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
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10年以上前の記事
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次女さんのカリカリ減ったんですね!
良かったですね!
私も皆さんのコメントを見させて頂き、
とても参考になり、実践しなければと思うことがありました。
今までで最多最長コメント記録更新する勢いの、
記念すべき回だったのではないでしょうか?
困った時に多くの方々のヘルプを引き寄せたのは、
毎日ブログをアップし、
ストールを購入されたお客様に丁寧なお手紙を同封し、
日々の努力と研鑽を惜しまない山崎さんの”徳”だと思います。
子供さん達の成長が楽しみですね!
Y.K
Y.Kさん
コメントありがとうございます!
そうなんです!!
Y.Kさんをはじめ、たくさんのお客さんから様々なアドバイスをいただき、いくつか試させていただいた結果、、、
劇的に「カリカリ」が減りました^^
こんなに効果があるんだーと自分でもびっくりですし、何よりも親である僕ら自身の娘を見る視点が広がったことで娘のこれからの可能性が広がったことがありがたいです。
本当にちょっとしたことですが、中に入ってしまっているとなかなか気づかないですよね 汗
Y.Kさんやお客さんたちには感謝しかありませんm – – m
これからも褒めていただいた部分を大切にしながら丁寧なお店運営を心がけていきます!
いつも本当にありがとうございます。
山崎