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梅の木と季の木

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先日の休み。
急に奥さんが梅狩りがしたい!と言い出しました。


いちご狩りやリンゴ狩り、ぶどう狩りはともかく、梅狩り?と思いましたが、奥さんがなぜか行く気満々だったので子供達と一緒について行くことに。


場所は僕の地元安曇野に位置する、山にとても近い場所。






ここは僕の弟が運営している宿(イラムカラプテと言います)がある場所で、たくさんの無農薬の農作物も育てているところです。


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この一角で梅が採れる!ということで、奥さんは張り切っていたのですが、なんか僕はテンションが上がりませんでした。


別に梅が嫌いというわけではありませんし、むしろ梅自体はとても好きな食べ物ですが、その場で食べれないじゃないですか 笑


やっぱり◯◯狩りというのは、採った直後に食せるのが大きな魅力の一つですよね。


それが味わえないので、初め聞いた瞬間は全然魅力を感じなかったんです。




でも僕は人生で梅狩りというものを一度もやったことがなかったので、これもいい経験かな?と考え(このメルマガのネタくらいにはなるかも)、せっかくならたくさん梅を収穫しよう!と気持ちを切り替えました。




現地について、弟に梅の木の場所を聞くと「あの辺にあるのが梅の木だよ」と教えてくれました。



ちなみに、僕はもちろんなのですが、奥さんも梅狩りをするのは初めてとのこと。



言われた場所に着くと、たくさんの梅がなっています。


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僕のイメージではもうちょっと小さい実を想像していたのですが、結構大きい。


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梅ってこんな感じなんだー、と思いながら早速採り始めます。


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結構採りやすい場所になっているものもたくさんあって、30分くらいでビニール袋いっぱいの梅が収穫できました♪


ただ、採りながらちょっとだけ違和感を感じることがあったんです。
中にはかなり赤味がかっているものもあったり、樹液が出てるところにはアリがたくさん寄ってきていたり。変な形のものがあったり 笑


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樹液に触れると、かなりベタベタして、なんか甘そうな感じなんです。



梅って酸っぱいんじゃないの?と思いましたが、熟してくると甘くなってくるのかも、と思い、最終的には特に気にすることなく作業に熱中していました 笑



そして、やり始める前は、すぐに食べることができない梅狩りには全然魅力を感じませんでしたが、不思議なことにやっていると採ること自体が面白くなってきて、時間を忘れてしまうほど。


もうこれくらいでいいかな?

もういいでしょ。

そろそろ行こうか。



奥さんとこんな会話をしながらなぜか手は動いていて、なかなか退散しないという 笑



結局、用意してきた4つのビニール袋に入りきらなくなった時点で終わりにすることにしました。



よし!たくさん収穫できたからこれで帰ろう!
と思った瞬間。



後ろから実家の母親が歩いてきました。



どうやら今日は仕事が休みでここで父親と一緒に弟の畑の手伝いをしていたらしいのです。



そして、母親が言った一言に衝撃を受けました。






「これ、梅の木じゃないのよ」











僕ら「え??」



「これは季(スモモ)よ。梅の木はあっち」
そういって、全然違う場所を指差しました。



マジかー!!
結構頑張って採っちゃったよ。。。



「てかなんで大(弟の名前)は自分の畑の木を間違えてんだよ!」
と思いましたが 苦笑



まあ、そんなことを言っても後の祭り。
僕も奥さんも梅についての知識がゼロだったので、普通だったら気がつくはずなんですけどね。



これをストールで例えたら、シルクストールとポリエステルストールを間違えて選んでしまったかのような感じです。



え?
よく分からない?



確かに 笑



まあとにかく農業に携わっている方であれば一発でわかるような間違いだと思うんです。



しかも父親に聞くと、今回採ったほとんどの季は熟していなかったので、食べることもできないし、調理に使うのも厳しいそう。



色々な意味でもったいない・・・



それでも、せっかく来たのだからということで、正しい場所に案内してもらうことに。



比べてみると、確かに違う。


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こっちは梅っぽい 笑
(というか梅)



気を取り直して、もう一度梅狩りに集中します。



ただ、さっきの季と違って、実の大きさが全然違うので、採っても採ってもなかなか溜まりません。


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そうこうしているうちに雨が降って来てしまいました 汗



これは大雨が来そうだ!ということで、不完全燃焼のまま仕方なく、退散 苦笑



初めての梅狩りはなかなか渋い思い出になりました。



まあ、でもこうしてメルマガのネタになったのはよかったかな^^;



ということで、あなたももし梅狩りをするときには季と間違えないようご注意ください 笑




PS.
あとストール選びの時も今は天然素材に似せた化学繊維もたくさんあるので、注意してくださいね!
コメント

梅の木と季の木」への2件のフィードバック

  1. Avatar匿名

    こんにちは。
    安曇野は7月でもまだ梅があるんですね!(6月のお話でしたらごめんなさい)

    今年は梅が裏年だったのか、実家の庭の梅の実がほぼ全滅で、ご近所の梅の木にも実りはありませんでした。
    毎年青梅と完熟それぞれで砂糖漬けやブランデー漬けを作るのですが、
    今年は地元の農家さんのお手頃梅を見かけなかったため高い和歌山産の南高梅の青梅1キロだけで我慢です。

    無農薬の果樹というのは、夢のような環境ですね。うらやましい!

    梅とそれ以外は、まだ青い時には葉っぱの長さでなんとなく見分けてますが、実際似てますよね。

    ハヤシ

    返信
    1. 山崎拓山崎拓 投稿作成者

      ハヤシさん
      コメントありがとうございます!
      7月でも梅がありました!!安曇野は気温が比較的低いからでしょうか?ちょっとわかりませんが、7月が最後の収穫時とのことでした。
      ハヤシさんも梅を活用されているんですね!
      うちでも奥さんが今、梅酒と梅干しと梅ジュース?を作ろうとしています 笑
      僕らは今回初めて梅刈りをしたので、全く見分けがつきませんでした・・・
      でも次は多分間違えないと思います 笑
      山崎

      返信

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Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2020.07.12

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