『本音で話す』

2014/04/12
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

From 山崎拓
松本のヒミツキチより、、、

突然携帯が鳴り、未登録の番号から電話が掛かってきました。
僕は未登録の番号に出ないのですが、この時はなぜか迷わず電話に出ました。

「山崎さん？」「僕、◯◯の社長やけど、今時間ある？」
「アルバイトの募集要項を見たんやけど・・・」

その時はまだ僕は起業準備をしている時でした。
前職でモノづくりをしていたのでアパレルの経験がありませんでした。

未収入だったため収入確保のためにも
いくつか有力なアパレルショップへアルバイトの応募をしていましたが
未経験ということと、
今後起業していくために経験したいという応募動機がネックになり
なかなか採用が決まらず苦しんでいた時期でした。

どのショップでも、
アルバイトの経験を積んで独立してやっていきたいということを伝えると、
難色を示されてしまいました。

しかし、その電話先のある会社の社長さんは全く違いました。
むしろ、「自分が若かった頃を思い出す」と言ってくれ、
僕をその会社には残らないことを知っていながら一定期間雇ってくれました。

さらに、まだ起業して商品を売っていないのにも関わらず、
一定期間、期間限定で僕らの商品を販売する環境も作ってもらえることになりました。

その時の商品販売が順調にいったため
今はより大きな案件を提案してもらい
その実施に邁進している最中です。

何社受けても採用されず、収入が無いので生活費も底を尽きはじめ
もう本音を隠してとりあえず採用だけこぎつけようか・・・・と考えたこともありました。

しかし、今はあの苦しかった時期に本音を隠さずアプローチし続けてきて
本当に良かったと思います。

もし本音を隠し、仮に採用されたとしても長続きしなかったと思いますし
なによりここまで話が発展することはあり得ませんでした。

今はその社長さんに日々学びを頂き
ビジネスパートナーとしても良好な関係を作れています。

そして将来は、僕がこの社長さんにしてもらったように
駆け出しの起業家をサポートできるような人間でありたいと思っています。

日本人はなかなか本音を話さないと言われますが
僕は絶対に本音で話すことをお勧めします。

全て本音というわけにはいきませんが
本音で話すというクセ付けができていないと、ここぞ！というときにも自分を隠し
建前だけのメッセージしか発信できなくなってしまうと思います。

家族との会話、会社での上司との会話、恋人との会話、友人との会話・・・・

本音で話す。あなたもぜひ意識してみてください！

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。