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「無言館」


あなたを知らない


遠い見知らぬ異国くにで死んだ画学生よ
私はあなたを知らない
知っているのはあなたが遺のこしたたった一枚の絵だ

あなたの絵は朱い血の色にそまっているが
それは人の身体を流れる血ではなく
あなたが別れた祖国のあのふるさとの夕灼やけ色
あなたの胸をそめている父や母の愛の色だ

どうか恨まないでほしい
どうか咽なかないでほしい
愚かな私たちがあなたがあれほど私たちに告げたかった言葉に
今ようやく五十年も経ってたどりついたことを

どうか許してほしい
五十年を生きた私たちのだれもが
これまで一度として
あなたの絵のせつない叫びに耳を傾けなかったことを

遠い見知らぬ異国で死んだ画学生よ
私はあなたを知らない
知っているのはあなたが遺したたった一枚の絵だ
その絵に刻きざまれたかけがえのないあなたの生命の時間だけだ

ーーーーーーーーー


*無言館公式ホームページより転載*

「無言館」



30代も後半に差し掛かってくる時期から日本や世界の歴史、宗教などに深く興味を持つようになりました。


これらのことを学ぶにつれ、先人たちの血の滲むような努力の末に今の自分たちがこの日本で暮らせているということに改めて気付かされました。



それと同時に今まで触れてこなかった歴史に関する施設にも訪れることが増えてきました。



今年も人生初めての長崎県に初めて行った時には長崎原爆資料館を訪れ、戦争について改めて深く学ぶ機会を得ることができました。


また、先月は群馬県の富岡製糸場も訪れ、日本の製糸業の近代化を支えた人たちの功績も知ることができました。



僕は本から学ぶことは大好きですが、それでも実際に現場に足を運んで自分の目で見ること以上に学ぶことができることは他にないと感じます。



本も何度も何度も繰り返し読むことで体の中にその本から得られる知識や教訓が染み込んでいくのがわかりますが、実際の経験の場合は感情へのインパクトも大きいので一発で自分の血肉になる感覚があります。



こうしたこともあり、気になることや知りたいことがある時にはできる限り実際に自分で足を運んで経験してみたいという気持ちが強くあります。



今回訪れた無言館もまさにそんな場所の一つでした。






無言館は第二次世界大戦で戦死した画学生たちの遺作や遺品(イーゼル、絵具など)を収蔵・展示する戦没画学生慰霊美術館。







そして、この場所は僕が住んでいる同じ県内の上田市にあります。



場所的には自宅からも松本のお店からもそれほど遠くない場所に位置しています。



今まで足を運んでいなかった理由の一つにまだ子供たちが幼かったということがあります。



今山崎家の子供達は10歳、7歳、4歳。



もしかしたら、まだ戦争に関する施設はちょっと早いかなー思ったりもしますが、そうは言ってもどこかで区切らないとずっと行けないので、今年はこうした場所にもいくことを決めました。



特に無言館は画学生たちの作品がたくさん展示されているということだったので、娘たちにはぜひ一度見せてあげたいと思っていたんです。



というのも、長女も次女も幼少期から絵を描くのも大好きだから。



まだかなり漠然としていますが、将来は絵描きになりたい!ということもある時期には話していましたし、今でも自由時間には絵を描くこともとても多くあります。



そんな多感な時期に無念にも絵を描く夢を諦めなければいけなかった多くの画学生の作品を見ることで何かを感じて欲しいなーと。





入り口には現在判明している500人余りの画学生の名前が刻まれた戦没画学生慰霊碑があります。










館内は撮影禁止のため、写真を撮ることはできませんでしたが、一つ一つの作品には作者の紹介も記載されています。




ほとんどの方が20代後半から30代前半の若さで、戦争により夢半ばで亡くなっています。




遺族からの遺品や手紙、戦地からの絵手紙、生前使っていた愛用の品なども展示されていて、一人一人の作者の想いや背景情報もかなり深く知ることができます。




その名前の通り、作品を見ていると、つい口をつぐんでしまうような環境ですが、同時に頭の中では様々な感情や思考が巡る他にはない空間になっています。




子供たちもそれぞれの目線で一つ一つの作品を見入っていました。




夢や進む道が明確だった若い画学生たちが、戦争のために志半ばで命を落とさなければならなかった無念さを思うと、胸が締めつけられます。











結果的には長崎の原爆資料館もそうでしたが、この無言館も子供たちと一緒に行くことができ本当に良かったと思っています。





実はナチュラルラウンジのお客さんの中にもこれから無言館に訪れたいと考えていらっしゃるという方もいらっしゃいます。



今日の話が少しでも参考になれば嬉しいです。




個人的には長崎原爆資料館と同じく全ての日本人に一度は訪れてほしい場所の一つになりました。







松本のお店ともそれほど距離が遠くないので、長野県にいらっしゃった際には無言館訪問もご検討いただければと思います。
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Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2026.01.05

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