人類の不思議

2017/12/01
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

先日の休日。
嫁の仲がいいママ友会に参加してきました。

このママ友達はお互いがとても大切な友人ということで、定期的に旦那さんも強制参加することが決まっています　笑

大きな共通点は全員娘が同じ日に生まれたこと。
同じ病棟で産んでからそこで知り合いになった流れのようです。

今回はその娘達が２歳の誕生日を迎えるということで、誕生日パーティーをしたんですね。

そして、面白いのは娘達は同じ誕生日で同じ歳と共通点が非常に多いですが、その親（僕ら）はそんなに共通点が多くありません。

歳も皆違うし、性格も趣味も皆バラバラです　笑

でも、その違いがとても新鮮。
特に今回僕が個人的にすごいなーと思ったことがあります。

今回の誕生日パーティーは自然豊かな安曇野市のある山小屋ロッジを借りてそこで鍋をしました。

自分たちで持ち寄った食材に加え、近くのスーパーで食材を皆で買いにいきました。

買い物をしながら「ロッジに着いたらお父さん達は娘達と遊び、お母さん達が鍋を用意してくれるんだろうなー」という想像をしていました。

でも、買い物をしながら話をしていると、あるママ友の旦那さん（以下パパ友と呼びます）が妙に鍋に入れる食材や調理法に詳しいことがわかりました。

この人鍋奉行か？
と一瞬思いましたが　笑

でも、そうではなく、どうやら家でも常日頃料理を作るんだそう。
一方お母さんの方は仕事をバリバリ頑張りたいタイプなので、料理は一切やらないそうなんです。

なんだか、山崎家の男女が逆になった感じだなーと思いながら話を聞いていましたが　笑

そして、現地に着いて荷物をロッジに移動させます。
食材や調理道具を準備して、さあ鍋の準備でもするか、という雰囲気に。

そこで見たのは僕が初めに想像していたとは違う光景です。

基本お母さん達が調理場にいるのは想像通りだったのですが、そこにあの鍋に詳しいパパ友がいます。

しかも、お母さん達はどちらかというとパパ友のフォローをしているような図式なんです　笑

普通逆じゃね？
みたいな。

でも、その料理の手際や知識量、動作を見ていると、この人本当に料理がめちゃめちゃ上手なんだろうなーということが素人目からしてもわかります。

特に僕は料理が全くできないので、すごいなーと。

嫁なんてその様子を見ながら、いいなー、いいなー、とめちゃめちゃ羨ましそうでした　笑
確かに料理のできる男性って、女性から見ても魅力的ですよね。

僕なんてマジで何もできないので、ただ感心して見ているだけでしたからね　笑
（料理はできないので洗い物はしましたが）

そしてそのパパ友の奥さんを見ると・・・

一人で酒を飲んどる！！
（ちなみにその人は自分でお店をしていて仕事がめちゃめちゃできる人です）

うーん、「やっぱ夫婦はバランスなんだなー」と、その様子を見て思いましたよね　笑

一方、もう人組のご夫婦は二人とも似たような感じ。二人とも同じ職場らしく、二人とも子供の面倒も見るし、二人とも料理をするらしいのです。

二人ともできるってのもすごくいいですよね。どっちかがいなくてもどっちかがフォローし合えますから。これまたバランスだなーと。

ちなみに料理が全くできない僕とお酒を一人で飲んでいた女性はすごく似ています。

休日でも常に仕事のことを考えてしまったり、ディズニーランドが苦手だったり、全く料理ができない、など・・・

話をしていても、共感することしかありませんでした　笑

他の人たちからすると「ありえない・・・」みたいな感じでしたが^^;

でも、こうしてこの狭いコミニュティーだけでも全然違った人たちがいて、中には似たような人がいたり、その人たちはまた違った人と夫婦になっていて・・・
うまい具合いバランスが取れていて。

人間って不思議な生き物だなーと感じました　笑

そして、特に印象的だったのは皆口々に同じことを言うんです。

「私（僕）はこの人じゃなきゃダメ、他の人は無理！」

こんなことパートナーに言われたら嬉しいですよね。

僕も恥ずかしいからあまり言いたくはありませんが、多分今の嫁以外とは一緒に生活できないと思います。
好きということはもちろんですが、お互いの長所と短所をうまい具合に補い合えていると感じているんですね。

そしてなにより、僕自身が色々と欠陥がある人間なので、多分他の女性には受け入れてもらえません　泣

昔マネジメントに関する本で読んだのですが、すごく意味深い言葉が書いてありました。

「今自分の周りにいる人たちがベストメンバーだ。だからその人たちがベストだと考えて接しなさい」

これは仕事のマネジメントの内容ですが、このことは夫婦関係や友人関係、職場の人たちなど、あらゆる人間関係に適用できる考え方だと思います。

今自分の周りにいる人がベストだと思えば、その人たちへの接し方も変わりますよね。より相手を理解しようとしたり、より気遣ったり、より相手の成長を考えて厳しいことを伝えたり・・・

あなたも日々たくさんの人に囲まれて生活をしていると思います。
その人たちがベストメンバーだ、と考えて接することでよりよい関係が築けるかもしません。

普段あまり会うことのない、ママ友・パパ友たちと接してそんなことを感じました。

PS.
ちなみにこの似顔絵ケーキ。めちゃめちゃよくできています。
そしてお味も絶品！！

安曇野の丸山菓子舗さんで作っていただきました。

オススメです^^

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。