大人になるってどゆこと？

2019/01/19
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

先日の1月14日。

この日は成人式があり、お店がある松本の文化ホール周辺にはたくさんの若者が集まっていました。

特にこの近隣は信州大学もあるので、学生さんがとても多い。
皆スーツや着物、袴に身を包み、晴れ晴れとした顔で歩いています。

若いっていいなー、なんて思いながらその様子を見ていましたが　笑

当日は僕の周りでもSNSなどでも自分の息子さんや娘さんが成人した、という報告を写真と共にアップしている年上の知人がたくさんいました。

そんな様子を見ていると、若いって素晴らしいなー思うと同時に、ここまで我が子を育て上げた親御さんたちはすごいなーと思うわけです。

このメルマガを読んでくれている人は自分が成人した、という方はほぼいないと思いますが、お子さんやお孫さんが無事に成人した！という方は結構いらっしゃると思います。
（おめでとうございます！！）

昔は成人式には自分が成人した時のことを思い出すことが多かったですが、最近は自分の子供たちが成人した時はどんなことを感じるんだろう？と考えることが多くなりました。

間違いなく嬉しいでしょうし、大きな肩の荷が一つ降りるような感じなんでしょうか？
それともちょっと寂しいのかな？
とか　笑

まだまだ僕の娘たちが成人するのは相当先ですが、最近の成人式の日には少しずつそんなことを考えるようになってきています。

そして、個人的に自分の子供たちが成人式を迎えるまでには一つ必ず教えておきたいなーということがあります。

それは「自由と責任」について。

成人式の日というのは、国民の祝日に関する法律によると
「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」
とあります。

この言葉の「みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」というのはそのまますぐに理解できると思うのですが、前半の「おとなになったことを自覚し」という言葉は人によって解釈が結構違うんじゃないかなーと思います。

特に「おとなになった」とはどういうことなんでしょうか？

２０年生きたこと？

お酒を飲んだり、タバコを吸えるようになること？

親元から独立して自由に生きれるようになる時期？

このどれもそうかもしれないし、違うかもしれません。

きっとこれは色々な解釈があると思いますし、人によって違っていいと思います。

ただ、僕個人的には「大人になる」ということの一つは「自由と責任を自分で選択する」ことだと思っています。

大人になれば、子供の頃と違い、本当に様々なことが自由にできるようになります。さっきあげたお酒とかもそうですが、やろうと思えば生き方自体だって自分の意思で自由に思い通りにできるわけです。

ただ一方で、その言動に対する責任は自分で取らなければいけません。
さらに自分自身の言動だけでなく、これまで自分を守り、育てて
くれた親、社会や国に対しての責任を果たすという役割もありますよね。

なので、自由になるということは同時にその責任も負うことになります。

『自由＝責任』

自由が大きければ大きいほどその責任も大きく重くなります。
一方で背負う責任が小さければ自由もなくなります。

そして、大人になればこれを自分の意思で選ぶことができます。

自由に生きる代わりに大きな責任を引き受けるのか？

それとも責任はほとんどない不自由な生活を送るのか？

このことを理解して自分で選択して生きてくことが大人になる、ということじゃないかなーと。

そして、どうせ同じ人生を生きるなら、自分の子供はもちろん、この日成人した多くの「大人」には自ら大きな責任を引き受けて自由な人生を謳歌して欲しいなーと思うわけです。

そんな大人が増えれば、今僕らが住んでいるこの日本はもっと素晴らしい国になるんじゃないかなー？

そんなことを感じた今年の成人式でした　笑

あなたはどう思いますか？

PS.
ちなみに今はこんなことを言っていますが、自分が二十歳の時にはこういうことは全く意識していませんでした　汗

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。