あなたの付ける色は？

2016/12/28
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

「あー忙しい！」

この数週間、無意識にたくさん使ってしまっていた言葉。

それを聞いた嫁がふとこんなことを言いました。

「『忙しい』って、心を亡くすって書くからあまり言わないほうがいいよ！」

・・・・
・・・・
・・・・
確かに。

珍しく？嫁から良いことを聞きました　笑

実際にこのメルマガでも何度か忙しい！的な話をしてしまっていました・・・
反省。

確かに忙しい、忙しい！とそんなことばかり言っていると、すべてのことに余裕がなくなってきますし、本当は良いこともなんだかネガティブに捉えてしまいがちになります。
（本来は仕事が忙しいことはとてもありがたく、喜ばしいことですからね）

そして、自分に余裕がないから他のことや他人に気を使えなくなり・・・

だんだんと心を無くしていくのでしょうね。。。

嫁の一言で我に返ったわけですが、こうしたことは今回の話しに限らず、ほぼ毎日の生活で起こっていることだと思います。

生きていれば、毎日毎日、なんらかの問題やトラブルが起きます。
（今回の僕のように忙しくて余裕がない、というのも問題のうちの一つ）

そして、大抵の人にとっては、問題や大きなトラブルなどは、ない方がいいネガティブな出来事です。
 

でも、実際はその出来事自体にはポジティブもネガティブもなく、自分が色をつけているだけで、その「色」の付け方でその人の世界は変わると思います。
 

今回の僕のように仕事でたくさんの作業が溜まり、仕事に追われていることを、忙しくて何もできない！
とネガティブな色を付けるのか？

それとも、これだけの仕事をこなせるようになればもっとより良い仕事ができ、もっと自分自身も成長できる！
とポジティブな色を付けるのか？

この色のつけ方次第で、将来の事業の成長や自分自身の成長にはきっと大きな差が出るはずです。

でも実際にその状況に入ってしまうとなかなか冷静になれない！
そんなこともあると思います。
（まさに今回の僕がその状況だったわけですが^^;）

事実と感情を切り離す

そんなときは
今起こっていることは、事実なのか？
それとも自分自身が色をつけた感情なのか？
ということを意識すると客観的に物事を見れるようになります。

すべての出来事には良いも悪いもないわけです。
その出来事に自分自身が感情というラベルをつけて、それは良いことだ、悪いことだと思い込んでいるだけなんですね。

だから意図的にその出来事から感情を切り離してみる。

そうすると事実だけが残りますから、あとはその事実に自分が自由に色をつければいいですよね。

これを意図的ににできるようになると、まあ大抵のことはポジティブな色をつけることができます。

とはいえ、意識しないと今回の僕のように完全に事実と感情をごっちゃにしてしまいますから、多少訓練は必要だと思います。

マスターすればきっと人生は面白くてしょうがなくなるはず！

その境地に至るにはきっと何十年もかかるとは思いますが　笑

今あなたの目の前で起きているその出来事。

それは事実でしょうか？
それともあなたの付けた色？

PS.
ただ、気をつけなければいけないのは、なんでもかんでもポジティブにすればいい、というわけではないと思います。もちろんどう考えたって悪いことはあります。

起こる出来事全ていいことだ！なんて言うのはある意味病気ですからね^^;
大切なのはバランスだと思います。

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。