- 2015/03/27
- writer: ノリ
『 センバツ高校野球から学んだ3つの○○ 』
おはようございます。
センバツの高校野球が始まり、久しぶりに高校時代を思い返したノリです。
今では、
「スポーツは何かやっていたの?」
「サッカー?テニス?」
などと言われますが、
バリバリの高校球児でした。
ボウズ頭です。
兄の影響で小学生のときに始めた野球。
アニメやマンガからインスピレーションを受けることもありましたし、
桑田真澄、松井秀喜、野茂英雄、イチロー、落合博満…
高校時代の松坂大輔、新垣渚、山本省吾…
たくさんの選手を思い出します。
このメルマガでも、
「チーム」「チーム」とよく口にする僕ですが、
原点はこのころにあるんだなと思っています。
それと、
「高校野球」の魅力と大事なことが
リンクしながら少しわかってきました。
他のスポーツと比較するつもりも
ひいきするつもりもないですが、
野球とも別のスポーツだと思うくらい
「高校野球」は何かがあるものだと感じています。
「3つの話」で
大きな挫折、そこから這い上がったことなど
自分の経験と合わせて伝えられればと思います。
情けないこともありのままに書きますね!
ー チームの勝利 ー
体格にも恵まれた僕は、
中学時代まで、エースや4番、キャプテンといった
チームにとっての中核選手でした。
とはいえ、小学5年のときには野球がイヤで休んだこともありました笑
プレーに余裕がない、
真面目すぎる(忠実すぎる)、
といった悩みを抱えながらも
結果も出して成長していきました。
東海大三高校という私立の強豪に入りました。
嬉しいことに期待もされていました。
甲子園出場!甲子園優勝!!と目標を掲げ、
やる気に満ちあふれていました。
やってやるんだ!
おれはすごい男になってやるーーーー!
と意気込んでいました。
ピッチャーだった僕が2軍のマウンドに立つことになりました。
監督、コーチのアドバイスにより
フォームを変えて練習していたので、うまくいくか少し不安はありました。
そして、試練はいきなりおとずれます。
思うようにストライクが取れません。
投げたいところに全然なげられません。
リズムが悪くなり、味方のエラーも招いてしまいました。
これはピッチャーである僕の責任です。
1イニングで14失点。88球。
野球をやっていた人が見たら、ありえない数字です。
88球あれば、うまくいけば1試合終わります。。
その後の期間である程度復調してきましたが、
ケガもありピッチャーからファーストへと変わり、
「打つ」方に力を入れていきました。
猛練習しました。何万回バットを振ったでしょうか。
でも、結果がついてこなかったのです。
自分たちが最上級生になったとき、4番をまかされました。
しかし、うまくいかず、
5番、6番、ときには8番となり、
秋の大会(センバツ甲子園をかけた大会)が終わった後は2軍落ち…
猛練習しました。くる日もくる日もバットを振り続けました。
3年生の最後の年。
春になり、鋭い打球も打つようになりました。
でも、結果がでませんでした。
「おれはどうやったらうまくなるんだろう」
「もっとうまくなってやる」
「まず、出たい。そして活躍したい。」
自分のプレーばかりを見ていた自分。
自分の結果ばかりを考えていた自分…
挫折からはいあがれずにいた僕に転機がおとずれました。
それは、チームメートに渡される引導です。
他の高校の事情も、今のやり方もわかりませんが、
4月の春の大会が始まるころに ” あること “ が始まります。
それは、夏の本番を勝ち抜くために主力選手を決めていきます。
主力選手中心の練習になり、外れた人は練習のサポートに回るのです。
打つ練習でも、ピッチャーの球を打つことはなくなります。
守ったり走ったり、主力選手が最大限いい練習ができるようにするのです。
この時点で、この人が最後の夏の大会に、甲子園をかけた本番の試合に
選ばれることはなくなります。
出場の可能性は、ほぼ0です。
誰もが選手として出たい!あの舞台に立ちたい!活躍したい!
その思いを胸に、厳しい練習をして切磋琢磨してくるわけです。
監督室に呼ばれ、引導を渡されたチームメートは涙を流してきます。
そして、誰よりも大きな声で練習をサポートするんです。
なぜか?
「チームが甲子園にいき、甲子園で勝つため」です。
時にケンカをし、ぶつかって、ムカつくこともある「あいつ」に、
認めたくないけどうまい、結果をだしやがる「あの後輩」に、
全てを託すんです。
託すしかないんです。
そして、
全てを託して自分たちのチームが勝つことを願い、
チームの勝利に集中し、
そのために、今自分ができることをやる。
そのとき僕はまだ、その引導を渡されずにいました。
ですが、主力選手を決めるということは、レギュラーも確定します。
ほぼ固定して、控えの選手が出ることもほとんどないのです。
引導は渡されなかったものの、レギュラーになることはできませんでした。
でも、チームメートの姿をみて学び、
「チームの勝利」に集中していきました。
僕自身、
練習試合で出場すると、不思議と結果も出るようになりました。
(最後の大会で出場することはできませんでした)
引導を渡されたチームメートがもたらしたものが
チームをまとめあげました。
辛くてもへこたれず、支える力を感じて、
チームは最高の状態で夏本番を迎えることができたのです。
チームの勝利のための行動です。
ー 感謝 ー
高校野球でも一番のメインはグラウンドに立つ選手です。
主役は選手です。
主役ですがまだまだ高校生、
未熟な人間です。(今も未熟ですけど笑)
人間形成を目的として
「感謝」
を掲げていました。
全てのことに感謝する。
野球ができることに感謝。
親御さんに感謝しろとよく言われましたし、
グラウンドをいい状態に整備することも、
道具を大切にすることも、
その全てがあって高校野球ができるんですからね。
ー 支える人たちまで映る ー
選手のスーパープレーや全力プレー、
1球に笑い、1球に泣くドラマチックなゲーム展開、
最後まで諦めない姿勢と奇跡…
これらは最大の魅力だと思います。
テレビ放送を見ていて、さらにすごいなと思ったのが
支える人たちが伝えられていることです。
何回映し出されるのでしょうか、あの応援団!
どれだけ詳しく説明されているんでしょう、応援のエピソード!
レポーターにマイクを振られる○○選手のお母さん!
ルール上、試合中に独特の間がたくさんありますし、
少し演出入ってるんじゃないの?と思うこともたしかにあります。
ありますが、
主役の選手だけじゃなく、
支えになっている人たちにも目を向けているようにみえます。
こうしたことも、多くの人から愛される魅力ではと感じています。
ふと目にとまった高校野球のTV放送が
改めて初心を思い出させてくれました。
ありがとう!
それでは今日もポジティブにやっていきましょう☆
ノリ
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ストールコンシェルジュ ノリ
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