「織りと刺繍が織り成す、優美な一枚」

2025/05/29
writer： Moto
- お客さんとのエピソード
- ストール

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

先日、とても嬉しい再来店がありました。
神奈川県から、以前一度ご来店いただいたTさんが、ご友人と再び松本のお店まで足を運んでくださったんです♪

今回はカシミヤの手刺繍ストールを実際に手に取ってご覧になりたいと、遠方からわざわざ来て頂きました。

そしてご来店前から、いくつかのカシミヤストールをじっくりとチェックしてくださっていたようで、「気になるものがあって、それを実際に見に来ました」と商品コードを書いたメモを見せてもらいました。
そのメモを見ただけで、事前にじっくり選んで来てくださったことが伝わってきて、僕もとても嬉しかったんですよね♪

このブログでこれまで何度もご紹介していますが、カシミール地方で織られたカシミヤストールは、どれも職人の手仕事によって仕上げられた一点もの。
繊細な柄や豊かな色合い、何よりふんわりとした極上の肌触りが特徴です。

そんな中から、Tさんは気になっていた数枚を実際に手に取り、それぞれの質感や色味、柄の細やかさをじっくりと確かめながら、「やっぱり実際に手に取ると違いますね」と笑顔でおっしゃっていました。

一枚一枚をしっかりとご友人と楽しそうに選ぶTさんの様子がとても印象的で、僕もつい一緒に考えながら見入ってしまいましたよね。笑
こういう時間が一番楽しいんです♪

そして最終的にお選びいただいた一枚は、Tさんの雰囲気にぴったりで、上質さと落ち着いた品格がにじみ出る美しいストール。

今朝はそのお選びいただいたストールをご紹介したいと思います。
その1枚がこちら。

今回撮影した中で一番このストールの魅力が詰まっていると思った写真がこの1枚です。
複雑な織と刺繍が織りなす逸品。
柄と刺繍という難しい組み合わせなのに、統一感があり落ち着いた雰囲気が漂います。

素敵ですよね。

柔らかで軽く、しっとりとした風合いは他のカシミヤストールと変わりません。
どんな巻き方でもアクセントとして活躍します。

もちろん室内でもこのストールは魅力的です。

この生地の配色は職人のセンス。
刺繍を活かす色使いは見事ですね。

もちろん刺繍も細かく、文句のつけようのない仕上がりです。

カシミヤ手織・手刺繍ストールは無地の生地に刺繍が施されているものが多いので、こうした柄は希少性があります。

もしかしたらこのストール気になっていた・・・という方もいるかもしれませんが、見れば見るほどに魅力を感じるストールです。

素敵ですよね♪
バイヤーとしてはどのストールも魅力を感じて買付をしているので、甲乙つけれるものはありませんが、この1枚もまた良い！
ずっとコレクションとして手元に残っていてもらいたいストールですが、今回ばっちり即決して頂きました。笑
（Tさんありがとうございます！）

冒頭でも触れましたが、今回はTさんにいくつか候補を事前に選んできていただいていました。
その中でこのストールを羽織った瞬間、「あ、これ、私が好きな色合い」という言葉が自然とこぼれたのが印象的でした。

まさに出合うべくして出合っていただいたご縁を感じた瞬間となりました。

そして実は今回Tさんにはもう1枚カシミールのストールを手にとっていただいたんです。
それもまた素敵なストールなんですよ。涙
次回はそのストールもご紹介させていただこうと思います。

それでは今日も1日頑張りましょう！

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。