
先日の休日。
久しぶりに連休を取り、家族でプチ旅行に行ってきました。
前日は娘たちの運動会があり、それが終わってから同じ県内の温泉宿に泊まり、翌日は子供達をまだ行ったことのないプールに連れていったり、おかげさまでかなり久しぶりに家族サービスができたんです。

僕の住んでいるのは長野県の安曇野市なのですが、今回はそれより北の長野市の方に行ってきました。
昔、自分が小学生だった頃は長野市に4年間住んでいたこともあり、長野市は僕にとっても思い出もあり身近な場所の一つ。
それでも大人になってからはそこまで頻繁には行くこともなく、今回もかなり久しぶりに長野方面に行きました。
そして、長野や上田、あるいは上越方面から自宅に帰ってくる時にいつも通る国道があるんです。
そこでずっと昔から気になっているあるお店があって。
それは信州新町にあるジンギスカン専門店。
この信州新町の国道は別名「ジンギスカン街道」とも呼ばれていて、昔からジンギスカンの専門店がかなり多くあるんです。

いつも長野方面から自宅に戻る時にこの国道を通る時に、これらのジンギスカン専門店を横目で見ながら帰ってきていました。
そして、その中でもいつ通っても駐車場がいっぱいで、お昼時にはお店の外に行列ができているあるお店があるんです。
ここを通るたび、「いつ通ってもお客さんがいっぱいですごいなー」と奥さんと話していました。
ただ、僕は基本は1日1食生活にしていることや奥さんも1日2食なので、休日に家族で出かける時もお昼は子供達だけ食べさせて、自分たちは食べないことがほとんどなんですよね。
なので、昼頃にこのジンギスカン街道を通ることはあっても、お店に入ることは今まで一回もありませんでした。
でも、毎回通るたびにこれだけのお客さんで賑わっているということは間違いなく何かあると思いますし、インターネットで口コミを調べてもかなり高い評価。
創業も1956年からなのでもう60年以上の歴史があります。
こうなってくるとジンギスカンを食べたい!というよりお店自体を一度訪れて、自分のお店の参考にしたい!というような普通の人とは違った欲求が湧いてきます 笑
そこで今回は初めてこのお店に行くことにしたんです。
いつも見ているお客さんの入りや口コミので評判を見る限り味も間違いなさそうでしたが、そうは言ってもお腹が空いていれば空いているほどより味も美味しく感じることができると思い、午前中は長野市内の大型プールに子供達を連れていき、一緒にプールを楽しみました。
そして午後の13時くらい。
口コミによるとお昼を過ぎると少し空いてくるという情報があったので、この時間にお店に着くように調整をして伺いました。
それでも駐車場こそ少しだけ空いていましたが、まだまだお店の中はお客さんでいっぱい。
順番待ちリストに名前を書くと、「大体1時間くらいかかりそうですが大丈夫ですか?」とお店の方に声をかけられます。
正直、「この時間から1時間!?・・・」と思いましたが、もう今日はここで食べると決めていたので、「はい、大丈夫です」と答えます。
僕は普段から空腹にはかなり慣れているので全然平気ですし、奥さんも大人なので待つのは大丈夫ですが、問題は子供たちのお腹。
子供たちは僕らと違って朝晩昼の3食を食べていますし、全員育ち盛りということもあって食欲は旺盛 笑
13:00はもう完全にいつもだったらお昼ご飯を食べ終えている時間です。
ここから1時間は結構大変だなーと思いながら車に戻ります。
「あと1時間待っていうけど、どうする?」
「もし待てないならこれで帰るけど」
と念の為、子供たちにも確認をします。
そうしたら満場一致(一番下の息子はこの時熟睡中)で「待てる!」と。
上の娘(彩)は今9歳で下の娘(華)も7歳なので、もうこうした状況もしっかり理解できる年頃。
とはいえ、長時間の空腹には決して慣れていません。
初めの10分、15分くらいはなんとか耐えていましたが、そのあとは頻繁に「あと何分待つの?」「お腹減ったー・・・」と言い出します。
さらにこのタイミングで長男が目を覚まします 汗
ちなみに、長男はまだ4歳になったばかりで自分の感情のコントロールはまだ全然できない年齢。
起きるや否や、「お腹減ったー!」「ご飯ーー!!」「お父さんあと何分!?」と半泣きで騒ぎ出します。
お店の人は「1時間くらい待つかもしれません」と言っていましたが、実際はお客さんによって状況はかなり前後するはず。
なので、個人的には1時間じゃ済まないかもしれないなーと思ってもいました。
もしかしたら1時間以上待つかもしれないよ。
と正直に言うと、
娘二人は「えー・・・そんなに・・・」とテンションダダ下がりで、
息子は「ご飯ーー!!」と泣き叫びます・・・
一瞬車内はカオス状態になりましたが、まあ予想通りの展開 笑
良い機会だと思い、僕の得意の「昔は食べたいときに食べ物が手に入ることはなかったんだよ」的な話をしたり、人類がまだ狩猟民族時代だった頃の話をしたり、あるいは空腹になることによる人体へのメリットなどを語り、なんとかこの状況を有意義なものにしようと考えます。
上二人はこう言う話もだいぶ分かるようになってきていて、内容も理解していることも多いですが、やっぱり下の息子にはまだちょっと難しい。
それでも「待てば待つほど食べた時のお肉が美味しくなるよ!」と言うのは分かるよう 笑
他にも食べ物の話や、今はちょっと辛いけど後から振り返ると良い思い出になるよ!と言うような話を延々としながら自分たちが呼ばれるのを今か今かと待ちます。
でも40分経っても50分経っても一向に呼ばれない・・・
そして、店員さんが言っていた1時間をついに超えてしまいました。
もう子供たちも限界に近くなっていて、車の中にある唯一の食料である水も底をつきます 笑
気分転換も兼ねて、これはちょっと一度店内に様子を見に行こうと言うことになり、奥さんと子供たちがお店の中に入っていきます。
数分後、長女が微妙なテンションで帰ってきました。
「自分たちの前に後三組待っていて、もしかしたらまだ30分以上かかるかもだって・・・」
おぉ・・、マジか。
これはちょっと僕も予想外。
1時間以上はかかるかもしれないかなーと思っていましたが、そこからさらに30分・・・
これは大人でもちょっとショックがあります 笑
でも意外にも子供たちは癇癪を起こしませんでした。
むしろここまで待ったならもう最後まで待ちたい!というスタンスに。
ここからも子供たちといろいろと話しましたが、彼女らの経験上、お昼で今までこんなに待ったのは人生初とのこと 笑
確かに、今は学校での生活がほとんどなので給食がこんなに遅れることはほぼありません。
こう考えると今は本当に恵まれた世の中。
空腹時間が長くなればなるほど、娘たちもこうしたことをちょっとだけ感じることができているようでした。
ちなみに、以前に家族で北海道旅行をした際に、お寿司を食べるために夕食で2時間ほど待ったことはあります。でもこの時は子供たちは今よりも幼く持たなかったので、子供たちだけは一度違うお店でオムライスを食べてしまったんですよね 笑
そんなことも思い出しましたが、ついに時間は追加の30分も過ぎてしまいました。
さすがにこれはちょっと確認したほうがいいかな?
と思い僕がお店の人に確認することに。
そしたらちょうど準備ができたタイミングで「もう中に入ってきていいですよ!」と言ってもらえて。
このことを伝えた時の子供達の喜びようは言葉では表せないほど 笑
まだお肉は一口も食べていないんですけどね。
そして、実際に席が空いたあとは注文するとすぐに注文の品が運ばれてきます。
ここはお客さんが自分でお肉を焼くスタイルのお店。
なので、注文後はかなりスピーディーに食材が運ばれてきます。
そしていよいよ待ちに待ったお肉を食べる瞬間。
もう子供たちは飢えた肉食動物のように肉を求めています 笑
ただ、これも山崎家のルールなのですが、食事の際は初めに野菜から食べることが決まっています。
(血糖値の急上昇を抑えるため 笑)
なので、どんなにお腹が減っていても、お肉からではなくキャベツから食べることに 笑
ただ、やっぱりお腹が減り過ぎている時はキャベツですらものすごい美味しいよう。
他にも玉ねぎや椎茸、にんじんやかぼちゃなどの野菜も食べる食べる!
そして、いよいよ今日のメインのジンギスカンをいただくことに。
子供たちは飢え過ぎているので焼けた肉を先に3人にそれぞれ配り、味の感想を聞きいてみると・・・
美味しい!!
もっとちょうだい!!
ほっぺたが落ちそう・・・
とそれぞれ歓喜の声をあげています 笑
下の娘に至っては
「今までの人生で一番美味しいお肉!!」
という名言まで発していました🍖
元々美味しいジンギスカン屋さんだとは思いますが、今回は午前中のプールでたくさん運動してからの空腹時間の長さによってよりお肉の味が数段階上がったのだと思います。
子供たちがある程度満たされた後には僕らもお肉をいただきましたが、普通に美味しかったです。
よく考えたら今まで家族で焼肉に行くこともほとんどなかったのでお肉を自分たちで焼くということも、待ち時間も含め、とても良い思い出になりました♪
もしあなたが長野県の信州新町にいらした際にはぜひジンギスカン街道のお店もチェックしていただければと思います🤗
コメント
Profile

山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
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