こんな可愛い刺繍もあります♪

2021/11/09
writer： Moto
- ストール

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

早速ですが、今日もここ数日送り出したカシミヤ手織り・手刺繍ストールをご紹介させていただこうと思います！

最近、新作のカシミヤストールをご紹介したり、送り出したストールをお届けしているので、すっかりあなたにもインド・カシミール地方で織られるこのストールたちを知っていただいたと思います。

カシミアストールにはヒマラヤの麓標高4000m以上、冬場の気温がマイナス30度以下で育てられた最高品質のインド・ラダック産カシミア原毛を使用しています。

以前もカシミア山羊を育てる生産者を訪ねるため、現地を訪問しましたが8月の終わりだというのに雪が降り、日本では考えられないような場所に彼らは暮らしていました。

ただ、それほど厳しい環境でなくては最高品質のカシミアは育ちません。
またカシミア山羊1頭から採れる原毛で作ることのできるストールは1枚か2枚と非常に貴重です。

その原毛を使い、丁寧に時間をかけて織り上げたものがこのカシミヤ手織り手刺繍のベースとなっています。
そして熟練の刺繍職人が代々受け継がれてきた技術で刺繍を施したものがこのストールです。

これまで現地で多くの刺繍のストールを見てきましたが、それは全面刺繍の豪華なものから、ワンポイントのシンプルなものまで様々。
そして僕がカシミヤ手刺繍ストールの買付をする時の条件としているのは生地と刺繍の色合いやバランスです。

ただ刺繍が多ければ良いわけではなく、もちろん少なければ良いわけでもありません。
ベースの生地と刺繍の色合いのバランスが大切だとこれまで何千枚と現地で見た経験、そして職人の話を聞いて思っています。

そして今日ご紹介する2点がこちらのストール達です。
シンプルなベースに施された可愛らしい刺繍。

大判の生地に描かれた花々が素敵な2枚のストールです♪

今日はいつも最後にお届けする箱に入った状態からご覧いただきましたがまずは1枚目のストールから見ていきましょう♪

チェック柄のナチュラルカラーに可愛らしい刺繍がアクセントになっているこのストール。

もちろん緻密な刺繍なのは言うまでもありません！
一見花に目が行きがちですが、サイドのブルーのラインも職人が丁寧に刺繍をしています。

何度見ても良いんですよねー♪
ベースの優しい色合いも好きです。
（ちなみに今回こちらのストールはSさんに喜寿のお祝いの贈り物としてお選びいただきました！
ありがとうございます。）

エディター巻で巻いても柔らかい、優しい風合いが伝わってきますよね。

自然に囲まれたカシミールの工房で刺繍職人が一針一針このストールに刺繍をした光景が目に浮かびます。

こういう素敵なストールには言葉はいらないですね。

きっとこのベースの生地にはこれ以上刺繍があっても、そして少なくてもこの柔らかい感じは出ないと思うんですよね。
まさに刺繍と生地のバランスがマッチした一点ものです。

そしてお次がこちらの一枚。

黄金色のベースにサイドにラインのように刺繍が施されたストールです。

こちらもシンプルですが、ベースの色を邪魔することなくアクセントになっていますよね♪

一枚の生地に小さな花びらで細いボーダーを描く。
シンプルだからこそ難しいんですよね。

誤魔化しがききません。

そしてこの刺繍が、巻き方を変えると効いてくるんです♪

良いですよねー！
もちろん僕が好きなぐるぐる巻きでも。

さりげない刺繍が良い！
まさに象徴的な一枚なんじゃないかなと思います。
（こちらは常連のFさんにお選びいただきました。ありがとうございます！）

いかがですか？

一枚のカシミヤストール。
もちろん無地でも品のあるツヤが素敵です。
そして、こうして伝統ある手仕事が加わるとまた違う表情を見せてくれる。

同じものが２つないのが良いんですよね！
同じデザインでも職人が変わると全然ちがう雰囲気になっちゃうんだよなー。

そんな中で、自信を持ってお届けできるこの2点のストール。
ぜひお客さんの元で活躍してもらいたいと思います♪

カシミヤ手刺繍は本当に1枚1枚違う魅力があるんですよね！
Natural Loungeはもちろん、もし違うお店でもご覧いただく機会があれば様々な角度からチェックしてみてください♪

それでは今日も1日頑張りましょう！

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。