- 2021/10/31
- writer: 山崎拓
一枚一枚のストール、重みがあります
寒い!
朝お店に出勤すると、今の時期、室内はかなり冷え切っています。
松本のお店の構造の問題だと思いますが、夏場は室内がとても暑くなり、冬は室内がめちゃめちゃ寒いんです。
(逆がよかった・・・)
最近は朝出勤したらまずストーブをつけるのですが、あろうことかまさかの灯油切れ。
毎年季節の変わり目には灯油が切れることが多いんです 汗
ということで寒さに震えながら今このメルマガを書いています 笑
そんな秋本番の今。
おかげさまで日々たくさんのストールを送り出しています。
最近のメルマガでも手仕事のカシミヤストールをお嫁に出しました!という話をちょいちょいさせてもらっていますが、他にもたくさんのストールが同時にお客さんの元に旅立っています。
本当はすべてのストールに対して手仕事のストールと同じように写真を撮ってこのブログに載せることができれば最高なのですが、現実的にはやっぱりそれは厳しくて・・・
それでも、気持ちとしてはカシミヤ手刺繍ストールでも、そのほかのストールでも同じように一枚一枚丁寧に発送対応をさせていただいています。
特にこうして長いこと日々お客さんと接したり、たくさんのやりとりをさせていただくことを通じて、お客さん一人一人の感情や想い、インテンションを感じる機会がとても多くあります。
中には、一枚のストールに対して、ずっと何ヶ月も何年もご検討してくださっている方もいらっしゃいますし、過去に体調を崩されたり、病気にかかり手術をした後の体調管理のためにストールを活用してくださっている方、あるいは子育てが大変な中、ちょっと贅沢かな?と思いながらも自分へのご褒美として選んでくださるお客さんもいらっしゃいます。
またはストールが大好きで、もうコレクションのように何枚も手にとってくださっている方や旅行の計画やその時の服装に合わせて熟考して一枚のストールを選んでくださる方。
お気に入りのストールを巻いてテンションを上げて日々の仕事に臨むために、毎日の出勤用として選んでくださっている方、お子さんや甥っ子さんの結婚式や入園式などのイベントに合わせて手にとってくださる方もいらっしゃいます。
もちろん、ご自身用ではなく、大切な方へのプレゼントとして選んでくださるお客さんもとても多い。
お祝い事だって、毎日誰かの誕生日があり、これから控えているクリスマス、あるいは内祝いや長寿のお祝いなど本当に様々。
こうした背景をお客さんから直接お聞きすることもありますし、事前にご相談をいただくこともありますが、もちろん、何も情報がない中でご注文をくださる方もたくさんいらっしゃいます。
こうしたことに思いを馳せると、一枚のストールに対して皆さん本当に様々な気持ちを持って選んでくださっているんだなーということをひしひしと伝わってきます。
それと同時に、大きな責任も感じます。
お客さんの期待に沿うことはもちろん、できれば期待を超え、感動するようなお買い物経験にしたいですし、一人でも多くのお客さんにそうした気持ちを感じていただきたいなーと。
個人的な考えとして、僕らは商品としてはストールを扱っていますが、ご提供しているものはその時にお客さんが感じる感情だと思っています。
商品の品質が良いのは当たり前で、事前相談から実際のお買い物体験、そしてアフターフォローまで含めて、いかにお客さんにポジティブな感情を感じていただけるかが大事だと考えています。
いくら商品が素晴らしくても、サービスや対応が悪いことで気分を害してしまったら、すべて台無しということも少なくないですよね。
(飲食店などはこれがわかりやすいと思います^^;)
例えば、食べるものにしても、食べた時に感じる幸せな気持ちだったり、家族や友人と素敵な時間を共有して満たされているその感情を味わっていたり。
あるいは音楽を聴いたり、映画鑑賞などはまさにこれに当たると思います。
美しい音楽の音色を聴くことでリラックスできたり、テンションが上がったり、あるいは感動する映画を見て涙を流したり。
冷静に考えると泣くためにお金を払うって変な感じがするかもしれませんけど 笑
(でも実際に感動したいなーという時にはそうした映画を見ますよね)
人の感情を廃してしまったらこの世界は無味乾燥。
感情があるからこそ、色々なことを感じることができ、人生が豊かになるのだと思います。
「お客さんは商品ではなく感情を買っている」
そんな風に考えながら日々の仕事をしています。
実は手仕事のカシミヤストールを送り出す前の最後の記念撮影もはじめは自分が寂しいから撮ったことは事実なのですが、後日アップしたブログをみて、購入してくださったお客さんがとても喜んでくれたんですよね。
それを見て、これはぜひ続けていきたいなーと思い、定期的にメルマガやブログで配信をさせていただいています。
もちろん、理想はすべてのストールに対してできるのが一番ですけど。
ただ、物理的制約や時間的制約がある中でやるので数は限られてしまいます。
それでもさっきも言いましたが、気持ちだけはどのストールに対しても同じように心を込めて対応をさせていただいています。
それだけはこれからも変わらないですし、これからもっとお客さんが増え、さらに送り出すストールが増えても絶対に変えたくないこと。
そんなこだわりを持ちながらこれからも一枚一枚のストールと一人一人のお客さんと向き合って日々の仕事に取り組んでいきます。
こんな感じでやっていきますので、これからもどうぞよろしくお願いします♪
朝お店に出勤すると、今の時期、室内はかなり冷え切っています。
松本のお店の構造の問題だと思いますが、夏場は室内がとても暑くなり、冬は室内がめちゃめちゃ寒いんです。
(逆がよかった・・・)
最近は朝出勤したらまずストーブをつけるのですが、あろうことかまさかの灯油切れ。
毎年季節の変わり目には灯油が切れることが多いんです 汗
ということで寒さに震えながら今このメルマガを書いています 笑
そんな秋本番の今。
おかげさまで日々たくさんのストールを送り出しています。
最近のメルマガでも手仕事のカシミヤストールをお嫁に出しました!という話をちょいちょいさせてもらっていますが、他にもたくさんのストールが同時にお客さんの元に旅立っています。
本当はすべてのストールに対して手仕事のストールと同じように写真を撮ってこのブログに載せることができれば最高なのですが、現実的にはやっぱりそれは厳しくて・・・
それでも、気持ちとしてはカシミヤ手刺繍ストールでも、そのほかのストールでも同じように一枚一枚丁寧に発送対応をさせていただいています。
特にこうして長いこと日々お客さんと接したり、たくさんのやりとりをさせていただくことを通じて、お客さん一人一人の感情や想い、インテンションを感じる機会がとても多くあります。
中には、一枚のストールに対して、ずっと何ヶ月も何年もご検討してくださっている方もいらっしゃいますし、過去に体調を崩されたり、病気にかかり手術をした後の体調管理のためにストールを活用してくださっている方、あるいは子育てが大変な中、ちょっと贅沢かな?と思いながらも自分へのご褒美として選んでくださるお客さんもいらっしゃいます。
またはストールが大好きで、もうコレクションのように何枚も手にとってくださっている方や旅行の計画やその時の服装に合わせて熟考して一枚のストールを選んでくださる方。
お気に入りのストールを巻いてテンションを上げて日々の仕事に臨むために、毎日の出勤用として選んでくださっている方、お子さんや甥っ子さんの結婚式や入園式などのイベントに合わせて手にとってくださる方もいらっしゃいます。
もちろん、ご自身用ではなく、大切な方へのプレゼントとして選んでくださるお客さんもとても多い。
お祝い事だって、毎日誰かの誕生日があり、これから控えているクリスマス、あるいは内祝いや長寿のお祝いなど本当に様々。
こうした背景をお客さんから直接お聞きすることもありますし、事前にご相談をいただくこともありますが、もちろん、何も情報がない中でご注文をくださる方もたくさんいらっしゃいます。
こうしたことに思いを馳せると、一枚のストールに対して皆さん本当に様々な気持ちを持って選んでくださっているんだなーということをひしひしと伝わってきます。
それと同時に、大きな責任も感じます。
お客さんの期待に沿うことはもちろん、できれば期待を超え、感動するようなお買い物経験にしたいですし、一人でも多くのお客さんにそうした気持ちを感じていただきたいなーと。
個人的な考えとして、僕らは商品としてはストールを扱っていますが、ご提供しているものはその時にお客さんが感じる感情だと思っています。
商品の品質が良いのは当たり前で、事前相談から実際のお買い物体験、そしてアフターフォローまで含めて、いかにお客さんにポジティブな感情を感じていただけるかが大事だと考えています。
いくら商品が素晴らしくても、サービスや対応が悪いことで気分を害してしまったら、すべて台無しということも少なくないですよね。
(飲食店などはこれがわかりやすいと思います^^;)
例えば、食べるものにしても、食べた時に感じる幸せな気持ちだったり、家族や友人と素敵な時間を共有して満たされているその感情を味わっていたり。
あるいは音楽を聴いたり、映画鑑賞などはまさにこれに当たると思います。
美しい音楽の音色を聴くことでリラックスできたり、テンションが上がったり、あるいは感動する映画を見て涙を流したり。
冷静に考えると泣くためにお金を払うって変な感じがするかもしれませんけど 笑
(でも実際に感動したいなーという時にはそうした映画を見ますよね)
人の感情を廃してしまったらこの世界は無味乾燥。
感情があるからこそ、色々なことを感じることができ、人生が豊かになるのだと思います。
「お客さんは商品ではなく感情を買っている」
そんな風に考えながら日々の仕事をしています。
実は手仕事のカシミヤストールを送り出す前の最後の記念撮影もはじめは自分が寂しいから撮ったことは事実なのですが、後日アップしたブログをみて、購入してくださったお客さんがとても喜んでくれたんですよね。
それを見て、これはぜひ続けていきたいなーと思い、定期的にメルマガやブログで配信をさせていただいています。
もちろん、理想はすべてのストールに対してできるのが一番ですけど。
ただ、物理的制約や時間的制約がある中でやるので数は限られてしまいます。
それでもさっきも言いましたが、気持ちだけはどのストールに対しても同じように心を込めて対応をさせていただいています。
それだけはこれからも変わらないですし、これからもっとお客さんが増え、さらに送り出すストールが増えても絶対に変えたくないこと。
そんなこだわりを持ちながらこれからも一枚一枚のストールと一人一人のお客さんと向き合って日々の仕事に取り組んでいきます。
こんな感じでやっていきますので、これからもどうぞよろしくお願いします♪
コメント
「一枚一枚のストール、重みがあります」への5件のフィードバック
コメントを残す コメントをキャンセル
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
ストールの最新記事一覧
- 2024.11.20 writer:山崎拓
- 絶妙なバランス感覚の名品ストールです♪
- 2024.11.19 writer:山崎拓
- またまた素晴らしい1枚を手にしていただきました♪
- 2024.11.17 writer:山崎拓
- ウールとは思えない肌触り!試しに一度は巻いていただきたいストールです♪
2024年 (326)
2023年 (365)
2022年 (365)
2021年 (365)
2020年 (366)
2019年 (364)
2018年 (362)
2017年 (356)
2016年 (353)
2015年 (374)
10年以上前の記事
メールマガジンに登録するとストールコーディネート、ファッション情報、NaturalLoungeの最新ストール情報をいち早く手に入れることができます!
本当に共感です。
私もごく最近、物を修理して
すごく嫌な思いをしました。
感じのよい店員さんに、なかなか
巡り合う事が少なくなりました。
ヤッパリITは、必要な世の中ですが…
私は、アナログの世界
人との触れ合いの世界の方が、大好きです。
温度を感じながら、これからも
仕事をしていきます。
お客様は、商品ではなく感情を買っている
素晴らしい想いを書いて下さって
ありがとう!
まさしく、私も同じ気持ち
今の世の中、白、黒ですね。
優しく、柔らかな部分が
無くなりつつある寂しさ
過去は、振り返っても仕方ないのですが…
ついつい、昔は人情かあったな〜て
これからは、IT、アナログ
共存共栄して、生きていかないといけないなですね。
人には、温かい温度を持って
接して生きたいと思っています。
追記になりました。
そんな気持ちをもって、頑張っている方が
いるのが嬉しくて
ましてや、お店をやられている
嬉しい限りです。
ありがとう!
コメントありがとうございます!
こちらこそ、励みになるメッセージをいただき本当にありがとうございます!
おっしゃる通りだと思います。
これだけテクノロジーが発達して、インターネットが当たり前になった世の中ですが、そうなるとより一層人と人との関係性が大事になると思っています。
特に僕らはお店とインターネット通販の両方をさせていただいているので、余計にこうしたことを感じやすいのかもしれません。
僕も仕事ではインターネットを始め、こうしたテクノロジーを活用させていただいていますが、個人的にはアナログが大好きです 笑
オフライン・オンラインの良い部分を生かしてこれからも丁寧なお店運営を心がけていきます。
こちらこそ暖かいメッセージありがとうございます!
これからもブログ共々どうぞよろしくお願いします。
山崎
山崎さん、こんにちは Kです。
9月にお店を訪れた際には、Motoさんにとてもたくさんのストールを試着させていただき、貴重な
カシミールの手織り手刺繍ストール含む素敵なストールたちをお譲りいただきありがとうございました。
あの日は、山崎さんにお会いできなくて残念でしたが、いつもブログや
新しく更新されるストールのお品物楽しみにしております。
あの来店のあと、
Motoさんとのメールのやりとりで、私が貴店で購入した以外の
ストールやスカーフを持参したのは、
ものづくりの現場にこだわり、素材や職人への敬意をもって仕入れを担当されているMotoさんにとってたぶん参考になるだろうし、おこがましいが、勉強になるだろうからというのももちろんあったけど、
ストールやスカーフというお品物の背後にある想いとか感情について考えてほしかったからだというのも
あるというようなことをえらそうにも書いたんですよね(^-^;
あのメールを書くにあたって私はNaturalLoungeさんの企業理念含む私たちについての
コーナーをものすごく詳細に読みました(笑)
感情を揺さぶるストールやスカーフって、山崎さんもかいていらっしゃいますけど、
別にカシミールの手仕事ストールだけではなく、
金額の大小ではないですよね。
昨日の山崎さんのブログでのあついメッセージを読んで、
人の感情を揺さぶるような、想いいれたくなるような
ストールを扱っているということの重みを感じてお店をやっていらっしゃる
山崎さんやMotoさんだからこそファンもたくさんついていらっしゃるだなと
改めて思いました(#^.^#)
また、Natural Loungeのストールに何らかの感情を揺さぶられて購入された
お客さんたちが、
お気に入りのストールをつかって、色々組み合わせて
自分ならではのコーディネートで
ストール自身の物語とは別の、自分だけのしかできない物語を紡いでいくー
そのことを想像すると、NaturalLoungeの1ファンとしてもわくわくいたしますし、
メールにもかきましたけど、
新たな物語を紡いでいくためのガイドというか
その橋渡しをされているようなお仕事をされている山崎さんやMotoさんのことを
嬉しく思いますし、尊敬しております。
これからも期待しています♪本当にありがとうございます。
追記
Motoさんにも’ガイドというか橋渡しをしているようなお仕事”とのくだりを
そう言っていただけて嬉しいとメッセージカードでも頂戴しました(笑)
メールの長さにあきれられてなくてよかったです(^-^;
Kさん
コメントありがとうございます!
Kさんはまさにこうした感情の部分や商品に対する想いを大切にされていますよね。
僕も少なからず接しさせていただいて、「あー本当に心からストールが大好きなんだなー」といつも感じさせていただいています。
そして、僕も全く同じなので、やっぱりこうして目には見えない感情の深い部分を共有させていただけたことは本当に嬉しいです^^
Motoも前回初めてKさんにお会いして、その当時のやりとりを事細かに説明してくれましたが、本当に嬉しそうでしたよ 笑
もちろん、たくさんの刺激も受けたようで、前回は僕じゃなくてよかったなーと思ったくらいです。
(でも、もちろん、僕も久しぶりにKさんに直接お会いしたかったですけど)
企業理念の部分についても熟読してくださりありがとうございます!
あの文章、初めてお店にきてくださった方にはちょっと重いかなーと思いつつも、これも自分の中の奥深くから出てきた想いをできるだけ明確に言語化したかったので、堅苦しいまま掲載をしています 笑
>Natural Loungeのストールに何らかの感情を揺さぶられて購入されたお客さんたちが、お気に入りのストールをつかって、色々組み合わせて自分ならではのコーディネートでストール自身の物語とは別の、自分だけのしかできない物語を紡いでいく
いやー、これ、めちゃくちゃいい文章ですね 笑
本当にお客さんたちに対して、こんな貢献ができたらお店をやっていて本当によかったなーと心から思えますし、ぜひそうなるように頑張ります!!
こちらこそ、いつも本当にありがとうございます。
これからも引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
山崎