- 2024/11/30
- writer: 山崎拓
大自然が生み出した圧倒的な美しさ。唯一無二のカシミヤ手刺繍ショールです。
昨日から始まっている新宿マルイの催事。
催事についてはまた改めてブログでもお話をさせていただく予定ですが、今日は先日公開したばかりの新作ショールについてご紹介させていただきます。
WEBサイトに掲載させていただいているストールはもちろん、このブログで個別にご紹介させていただくストールたちはより一層思い入れがあるものばかり。
特に今日のショールについてはしっかりとあなたに詳しいご説明をさせていただきたい特別な一枚になります。
というのものこのショールは原毛であるインドラダック産のパシュミナ山羊の産毛を一切染色することなく作り上げられている一枚。
ナチュラルラウンジのお客さんでも無染色のカシミヤ手刺繍ストールをずっと待ってくださっている方も何人もいらっしゃるので今回こうしてご紹介できるのはとても嬉しいです。
無染色のストールやショールはとても貴重ですが、特に今回のようにサイズの大きなショールタイプになるとこの希少性はさらに高くなります。
僕もかつて自分で羊毛を選り分けて手作りで一枚のストールを作りましたが、この原毛の剪毛や洗い、選り分けもとても大変な作業になります。
山羊や羊の毛は自然環境の中で育っているので何もしないと毛には色々な汚れや脂がついています。
これらをまずストールやショールとして使える部分に選り分けて、さらに手洗いを複数回行い、さらに品質の良いものに選別していきます。
元々手刺繍が施されるストールやショールの生地はカシミヤ山羊の産毛の部分のみを厳選しているので、一頭のカシミヤ山羊から取れる繊維は数gというのが現実なんです。
さらにカシミヤ山羊によってそれぞれ毛の色が異なるので、同じ色合いの毛を集めるのも簡単ではありません。
ちなみに、今回ご紹介させていただくショールは無線色のオフホワイトカラー。
オフホワイトカラーは無染色の中でも特に貴重な色味になります。
(白は汚れや脂も目立ちやすいので)
そしてショールの重さは240g。
これには刺繍糸の重さも入っているので厳密に生地のみの重さではありませんが、この一枚の生地の素材を集めるだけでも自然の恵みはもちろん、作り手の相当な労力が積み重なって出来上がっていることがわかります。
さらにさらに、こうした特別な生地には特別な職人が手刺繍を施すというのも500年以上の歴史を持つカシミール刺繍職人の伝統になっています。
実際にこのショールを初めて見た瞬間に一流職人の中でもさらに熟練されたマスタリーの仕事ということがよくわかりました。
それはそれは緻密で繊細、それでいて全体は美しいバランスが保たれています。
こんな仕事ができる人が現代にまだいるということが信じられません。
今日も少し前置きが長くなってしまいましたが、早速このストールをご紹介させていただきます!
まずは全体像から。
これだけの面積のショールを無染色のカシミヤ山羊の原毛を使っていることも驚きですが、さらに色の統一感が素晴らしい。
そして、さらに特筆すべきはこの手刺繍。
この刺繍のクオリティーは文句のつけようがありません。
裏面もこのように非常に美しい仕上がりです。
ショールは羽織れば上半身をすっぽりと覆うことができます。
野外、室内を問わず、刺繍の輝きが際立ちます。
羽織はもちろん、肩からかけるだけでも際立つ装いを叶えます。
そして、刺繍部分は全面ではなく、端面を中心にデザインされているので扱いやすさの高さもこのストールの大きなポイント。
ゆるっと巻くだけで柔らかく、優しい印象になります。
無染色のオフホワイトカラーによって自然光が当たるとレフ板効果もあり、お顔周りも明るく見せてくれます。
Iラインを強調するひと結び巻き。
背面からもベースカラーと刺繍部分のコントラストのバランスの良さが見てとれます。
もちろん、感性面だけでなくカシミヤならではの高い吸湿性と保温性によって纏うだけで空気が体を暖めてくれます。
今の季節はもちろん、真冬でも大活躍します。
大自然が生み出した最高級カシミヤ素材そのもの魅力を最大限に引き出したショール。
唯一無二の本物を求める大人を満足させる一枚です。
催事についてはまた改めてブログでもお話をさせていただく予定ですが、今日は先日公開したばかりの新作ショールについてご紹介させていただきます。
WEBサイトに掲載させていただいているストールはもちろん、このブログで個別にご紹介させていただくストールたちはより一層思い入れがあるものばかり。
特に今日のショールについてはしっかりとあなたに詳しいご説明をさせていただきたい特別な一枚になります。
というのものこのショールは原毛であるインドラダック産のパシュミナ山羊の産毛を一切染色することなく作り上げられている一枚。
ナチュラルラウンジのお客さんでも無染色のカシミヤ手刺繍ストールをずっと待ってくださっている方も何人もいらっしゃるので今回こうしてご紹介できるのはとても嬉しいです。
無染色のストールやショールはとても貴重ですが、特に今回のようにサイズの大きなショールタイプになるとこの希少性はさらに高くなります。
僕もかつて自分で羊毛を選り分けて手作りで一枚のストールを作りましたが、この原毛の剪毛や洗い、選り分けもとても大変な作業になります。
山羊や羊の毛は自然環境の中で育っているので何もしないと毛には色々な汚れや脂がついています。
これらをまずストールやショールとして使える部分に選り分けて、さらに手洗いを複数回行い、さらに品質の良いものに選別していきます。
元々手刺繍が施されるストールやショールの生地はカシミヤ山羊の産毛の部分のみを厳選しているので、一頭のカシミヤ山羊から取れる繊維は数gというのが現実なんです。
さらにカシミヤ山羊によってそれぞれ毛の色が異なるので、同じ色合いの毛を集めるのも簡単ではありません。
ちなみに、今回ご紹介させていただくショールは無線色のオフホワイトカラー。
オフホワイトカラーは無染色の中でも特に貴重な色味になります。
(白は汚れや脂も目立ちやすいので)
そしてショールの重さは240g。
これには刺繍糸の重さも入っているので厳密に生地のみの重さではありませんが、この一枚の生地の素材を集めるだけでも自然の恵みはもちろん、作り手の相当な労力が積み重なって出来上がっていることがわかります。
さらにさらに、こうした特別な生地には特別な職人が手刺繍を施すというのも500年以上の歴史を持つカシミール刺繍職人の伝統になっています。
実際にこのショールを初めて見た瞬間に一流職人の中でもさらに熟練されたマスタリーの仕事ということがよくわかりました。
それはそれは緻密で繊細、それでいて全体は美しいバランスが保たれています。
こんな仕事ができる人が現代にまだいるということが信じられません。
今日も少し前置きが長くなってしまいましたが、早速このストールをご紹介させていただきます!
まずは全体像から。
これだけの面積のショールを無染色のカシミヤ山羊の原毛を使っていることも驚きですが、さらに色の統一感が素晴らしい。
そして、さらに特筆すべきはこの手刺繍。
この刺繍のクオリティーは文句のつけようがありません。
裏面もこのように非常に美しい仕上がりです。
ショールは羽織れば上半身をすっぽりと覆うことができます。
野外、室内を問わず、刺繍の輝きが際立ちます。
羽織はもちろん、肩からかけるだけでも際立つ装いを叶えます。
そして、刺繍部分は全面ではなく、端面を中心にデザインされているので扱いやすさの高さもこのストールの大きなポイント。
ゆるっと巻くだけで柔らかく、優しい印象になります。
無染色のオフホワイトカラーによって自然光が当たるとレフ板効果もあり、お顔周りも明るく見せてくれます。
Iラインを強調するひと結び巻き。
背面からもベースカラーと刺繍部分のコントラストのバランスの良さが見てとれます。
もちろん、感性面だけでなくカシミヤならではの高い吸湿性と保温性によって纏うだけで空気が体を暖めてくれます。
今の季節はもちろん、真冬でも大活躍します。
大自然が生み出した最高級カシミヤ素材そのもの魅力を最大限に引き出したショール。
唯一無二の本物を求める大人を満足させる一枚です。
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
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