- 2019/10/01
- writer: Moto
Motoのイタリア買付日記 Vol,3
寄り道に寄り道を重ねようやく辿りついた展示会会場。
今日はその様子をお伝えしたいと思います。
改めまして、おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。
お洒落な街と、
お洒落な人たち。
ミラノに着いてから、ただただ感激してばかりの僕でしたが、ようやく目的の展示会場に到着しました。
今回訪問した展示会は年2回ミラノで開催されていて 、 イタリア中のブランドや生産者が集まり出展をしている大規模な展示会です。
基本的には条件を満たすバイヤーのみが参加できる展示会で、日本を始め世界中からバイヤーが集まり、イタリアの新しいブランドや商品を探します。
まさに宝探しの場なんですよね♪
そんな訳でワクワクする気持ちを抑えつつ、無事受付で手続きを済ませて入場です。
日本やインドの展示会は何度も行っていますが、イタリアの展示会はもちろん初めて。
今回は様々な会場が用意されていて、一つの建物を見終えたら、次の建物に移動するという形でしたが、古い倉庫を改装した展示場があったりと会場自体もお洒落な雰囲気で素敵でした。
そして、会場の中の様子がこちら♪
商品の近くで写真は取ることができないので、全体的な写真だけになってしまいますが、洋服から鞄、靴、アクセサリーと様々なブランドのお洒落なブースが並んでいます。
こちらが古い倉庫を改装した展示会場。
今回は2020年の春夏向けの展示会のため、水着などビーチグッズを扱うブースも多く全体的に爽やかな印象です。
一歩建物の中に入るとたくさんのバイヤーが真剣に商品をチェックしていて、それぞれのブースではバイヤーと生産者が交渉をしていました。
そして僕は念願のストールを扱うブースへ。
今回はアポなしで来ているのでどんなストールの生産者が出展しているか知らずに来ましたが・・・
ありました!ありました!
一番最初に出会ったのはフィレンツェの生産者。
爽やかな色合いのデザインで、まさに春夏に巻きたくなるようなストール達を扱っていました。
どのストールも素敵でしたが特に引かれたのが真ん中のブルーの花柄ストール。
あなたならどのデザインが気になりますか?あなたもバイヤーになった気分で見てみてくださいね♪
今回は実際に買付けた訳ではありませんが、初っ端から素敵な生産者に出会い、色々な話を聞くことができて幸先の良いスタートとなりました。
その後もいくつかストールを扱うブースを周り、たくさんのストールに触れ、生産者と会話をするごとにテンションが上がっていきます。笑
国は変わってもみんなストールが好きでストールを扱っているので、少し話すだけで一気に距離が近くなるんですよね。
そして日本でも知られているストールブランド、ファリエロ・サルティも出展していました。
一緒に写っているのは、サルティ一家の息子さんであるロベルトさん♪
インドストールについて話をしたところ一気に仲良しに。笑
ファリエロサルティは1949年にフィレンツェで創業したアルマーニやシャネルなどへ服地を提供してきた高級テキスタイルメーカー。
そんな会社が1992年からストールを作り始め今では世界的に有名なストールブランドになっています。
そのストールのほとんどはイタリアで作られていますが、今回話を聞いたところ一部の刺繍はインドの生産者にオーダーして作ってももらっているものもあるそうなんです。
(これにはちょっと驚きました)
イタリアのストールの良いところ、そしてインドの良いところを融合させてより良いストールを生み出したいんだと話をしてくれました。
とても気さくで、しかも我らがインド?笑 の良いところもしっかり把握しているフェデリコさん。
最後はぜひまたミラノのショールームに来なよ!と言ってくれたので、次回ミラノに来た時は訪ねたいと思います。
そして上質なシルク生地の産地として有名なコモに工房があるオーナー、超真面目で良いお兄さんのエウゲニオさん。(名前が難しい!)
ストールへの情熱がすごく、ストールの話をしたら止まりませんでした!笑
こちらも工房に来なよ!と言ってくれたので次回は行ってみたいと思います。
さらに全然話が噛み合わないのにすっかり仲良くなったフィリップさん。
などなど。笑
今回初めて訪れた展示会でしたが、3日間を通じてたくさんの素敵な生産者と出会うことができました。
そしてストールも上質でデザインも素敵なものばかり。
今回の最大の目的であった、素敵な生産者に出会うこと、そして取引を始めるうえでの貴重な情報もしっかり仕入れることができ充実した時間を送ることができたと思います。
何よりみんな本当に良い人だったんですよね♪
ストールを通じてあなたと出会い、そしてまた新しい出会いがあり、本当にストールさま様です。
ストールにさらなる可能性を感じた初めてのミラノ展示会。
まだまだイタリア初心者の僕たちではありますが、色々な国のストール事情を知ることでまた様々な角度からストールを見ることができると思います。
今回のイタリア訪問を良いきっかけに勉強して、そしてここで得たことをインドの買付にも活かしていきたいと思います。
というわけで無事展示会も終え残り時間はゆっくりミラノを観光して日本へ戻りたいと思います。
次回はミラノ番外編をお届けしますので楽しいみにしていてください!
それでは今日も1日頑張りましょう!
コメント
「Motoのイタリア買付日記 Vol,3」への2件のフィードバック
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Profile
Moto
1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
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10年以上前の記事
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ブルーの花柄ストールが素敵です!!!!
素敵な人達との出会いが沢山沢山あったみたいで良かったですねぇ!! 大成功!大成功!
「全然話が噛み合わないのにすっかり仲良しになれたフィリップさん」・・・なんとMotoさんは素晴らしい人格をお持ちなのでしょう!!!素晴らしいです、そしてそれはとても楽しいことだと思います。
ARUGA
ARUGAさんこんにちは。
ブルーの花柄ストール素敵ですよね!
ブルーが濃すぎずホワイトとエメラルドグリーンのバランスもよくて春夏にぴったりの色合いだと思います。ちょっとでも色が強かったりバランスが変わると印象が変わるので、このストールは合わせすいしアクセントになる1枚でした。
今回のイタリアもたくさんの良い人に出会えて本当に良かったです。
それにそういう人と一緒にいると本当に楽しいんですよね♪
今回を良いご縁と思ってこれからも続いていければと思います。
いつも本当にありがとうございます!
Moto