インドの " 深夜特急 " | ストール専門店ナチュラルラウンジ

2017/04/11
writer： Moto
- 買付や原産国について

インドの ” 深夜特急 ”

インド・デリーから

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

前回のメルマガでお話しした
インド東部コルカタ出張から昨日デリーに戻ってきました。
移動が長すぎて　正直疲れ果てています。笑
しかも田舎すぎてインターネットが全くつながらず
昭和にタイムスリップしたような気持ちになりました。
何かトラブルに巻き込まれたらどうやって連絡すればいいんでしょうね。笑

そして結局、目的の村とデリーの往復でかかった時間はなんと48時間！
丸2日の時間が国内の移動だけに使われるなんて
現代では考えられないですよね。笑

行きは電車が1時間遅れて19時間も電車に乗り、
更に到着した駅から目的の町まで5時間の車移動が待ち構えていました。

電車の18時間が衝撃的すぎてすっかり忘れていましたが
実際は電車移動よりも、車に5時間乗っている方が疲れましたよね。笑

これを往復したので、もう当分移動はしたくない気持ちですが
前回のメルマガを読んだ読者の方から
インドの電車が気になる!というコメントをいただいたので
電車の写真しっかり撮ってきました!

まずは、今回僕が乗った電車の先頭車両の写真から。
デリー駅のホームに入ってくる車両には
しっかり国旗が描かれていました。
日本で電車の写真を撮ることはまずないと思いますが
電車オタクになった気分ですよね。笑
ホームにいるサリー姿の女性が更にインドらしいです。

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そして、僕が乗る車両がこちら。
あなたが想像していた電車と比べてどうですか？
もしかしたら屋根まで人が乗っている電車を
イメージした人もいるかもしれませんが　
さすがに屋根に乗って18時間も移動したら
力尽きて途中で振り落とされると思います。笑
（ちなみに今まで何度もインドで電車に乗ってきましたが
屋根まで人が乗っているのは見たことはありません）

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いざ中へ、
今回乗った電車は寝台列車なので
車両に入るとこんな感じになっています。
Motoさん18時間ずっと座って移動するの？
と心配してくださった方もいると思いますが
今回はしっかり寝台列車での移動です。

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そして、自分の予約したシートへ。
すでにインド人のお父さんが座っていましたが
この上のベッド？棚？が僕の今回の席になります。笑
そして下にこのお父さんが寝るんですね。
1つの空間に4つこうして上下にベッドがあるので
18時間ひたすら見ず知らずのインド人の方と同じ空間で過ごします。
横のベッドを見たらインド人のおっさんの寝顔とイビキ。
プライバシーは・・・全くありませんね。笑

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日本も各駅電車と特急や新幹線で差があるように
インドも電車によって全然違います。
今回乗った電車は車両ごとにグレードが違うので
高い料金を出せばより快適に、安い料金だとそれ相応の席になるんですよね。
エアコンが付いているかいないかも車両によって違います。
50度近くにもなるインドで車両にエアコンが付いていないなんて
地獄ですよね。笑
僕も乗ったことがありますが、エアコンの代わりに扇風機が天井についています。その時は扇風機が壊れていてずっと汗だくで乗っていましたけどね。笑

以上が今回乗ったインドの電車になります。どうでしたか？笑
先ほどもお話しましたが
インドの電車はグレードによって本当に差があります。
今回は比較的良い電車なので割と快適に過ごすことができました。
車内では夕食も出たのでその写真は次回メルマガでお届けしようと思います。

さて電車の話ばかりになってしまいましたが、
出張は無事終わり、目的だった生産者とも1年ぶりに会うことができました。
その様子はまたお届けしますね。

そして、もう電車に乗りたくない！と言いながら
また明日早朝から電車で出張です。笑
今回は片道6時間のずっと座りっぱなしの移動になります。
また連絡がなかなかできない状況になってしまいますが
インド買付も今週いっぱいなので最後までしっかりやりきって
日本に帰りたいと思います。

それでは今日も1日頑張りましょう！

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。