『冬のファッションに選びたい素材ナンバーワン！』

2014/12/13
writer：山崎拓
- ストール

先日。
僕が住んでいる地域では初めて雪が積もりました。
気温もグッと下がり、いよいよ冬本番といった感じです。

これからの季節には本格的な防寒目的の洋服や小物も
必要になってきます。

そこで、今日は防寒に適した素材についてお話しします。

一番暖かい素材は？

全繊維の中で一番保温性が高いのはウールです。
ウールは繊維の中に多くの空気を含んでいます。
繊維の形が縮れているのでそこに空気が溜まる構造になっているのです。
乾いた空気は断熱性が高く、暖かい状態を保ってくれます。

そしてウールは内部の湿気を吸い取る能力も高く、
発熱性も全繊維の中で一番です。
その湿気を熱に変えてくれるので暖かさが抜群です！

（ちなみに発生熱量はポリエステルの２０倍です）

雪山登山の専門家も肌着はウールを必ず着用するそうです。
なぜなら、万が一遭難したときにウールの肌着を着ているか、
が生死を分けるからだそうです。

外気の温度変化も問題なし！

外は凍えるように寒いけれど
建物の中は暖かく、温度差で汗をかいてしまうこともあります。

でもウールは湿気を吸い取る能力も全繊維の中で一番です。
室内で汗をかいても蒸れたりジメジメすることなく快適です。

その吸湿性はコットンの２倍、ポリエステルの４０倍です！

さらに汗冷えもしないので温度差で体調を崩すこともありません。

雪や雨にも強い！

ウールは内部の湿気は吸い取りますが
外部からの水分は弾く性質もあります。

雪や小雨くらいでは濡れないので
傘やカッパを忘れても安心！
多少の悪天候では暖かさを損なうことはありません。

地味に嬉しいその他の特徴

ウールは暖かいだけでなくその他にも数々の強みがあります。

＜静電気が発生しにくい＞

乾燥する季節の静電気のパチッとする感じ・・・
不快ですよね？

でも天然繊維１００％のウールなら大丈夫です。
そして静電気が発生しにくいので
チリやホコリも付きにくくクリーンです。

＜臭いも付きにくい＞

人間の肌に免疫機能がついているように
ウールにも生まれながらにしてこの機能が備わっています。

細菌に対する抗菌機能や消臭機能があるので
臭いが付きにくく清潔でいられます。

いかがでしょうか？

化学繊維が発達し日々進化しても
自然が産み出したウールの能力はそれを凌いでいます。

シルクが繊維の「女王」なら
ウールは繊維の「王」といったところでしょうか。

ウールはこれからの季節に大活躍する素材です。
ぜひあなたの冬のお供にウール素材の服を選んでみてはいかがでしょうか？

PS.
少し前に僕もウールのコートを買いました。
薄手の生地でスマートなシルエットなのにこれがとても暖かい！
いい買い物ができました＾＾

PPS.
ウールのストールなら当店にお任せください！

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。