『あれから１年』

2014/12/04
writer： Moto
- ストール

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

火曜日の朝、起きて外を見ると雪が積もっていました。
先週は雨が続いていましたが
今週から一気に寒くなり本格的に冬到来といった感じでしょうか。
寒いのは嫌いです。
でもストールのおかげで何とか乗り切れます。

さて来週僕の31回目の誕生日です。
ありがとうございます。
そう思えば30歳の誕生日はインドの人気のないうす暗い倉庫でひっそりと迎えました。

3ヶ月間滞在したインドをやっと出国する日が丁度誕生日だったわけですが
取引先の手違いでオーダーしてあったストールの納期が出国日の午前中になりました。
夜22時の飛行機で帰国する予定だったので午前中に届けば！と思っていましたが結局届いたのは飛行機が出発する2時間半前。

届かなければ日本に帰国出来ない事も覚悟で
薄暗い倉庫の中で一人ストールが届くのをじっと一日中待ったのを昨日のように思い出します。

飛行機の時間ギリギリにストールが手元に届いた時には
神様が誕生日プレゼントをくれたと思いました。
そのくらい切羽つまっていたのですね　笑

今までにもたくさんのストールと出会って
あなたや多くのお客様に愛用して頂いている僕たちのストールですが、
この時のストールにもまた特別な思いがあります。

そして先日
昨年そのストールを購入して下さったお客様がストールを巻いて来店して下さいました。

「このストールは一目惚れしたのだけど、本当に買って良かったよ。」

もちろんこのお客様はそのストールを僕が倉庫で泣きそうになりながら手に入れたものだと言う事は知りませんが、丁度このタイミングでお店にそのストールを巻いて来て下さったのには何か縁を感じました。

とても嬉しかったです。

僕たちが扱うストールの多くが一点もののため、
その一枚一枚に思い入れやストーリーがあるわけですが
お客様にそういって頂き大切に使って頂いているのを拝見すると励みになります。

あの薄暗い倉庫にいた日からあっという間に1年ですが、
今年も残り僅か、やり残しがないようにもう少しやってやろうという気持になっている僕です。

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。