『相手の視点を知る』

2015/05/16
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

「この文字の大きさじゃ、見えないのよね～」
「地図はもっと具体的にしないと分かり難いわよ」
「前面はインパクトがあっていいわね！」

先日あるお客さんがご来店され
その時に当店のポストカードとチラシについて
意見をもらう機会がありました。

僕らのお客さんはこういった意見を気軽にくれる方が多く
新たな気づきや学びをいただくことがあります。

その日もたまたま話の流れで
こんな会話をしたのですが、
これって僕らの視点では
意識していてもなかなか気づきにくいことの一つです。

特に文字が小さくて読めないというのは結構致命的です。
読めなかったらポストカードやチラシの
メッセージは全く届いていないことになってしまいます。

でも僕としては、この位は読めるんじゃないか？
という勝手な思い込みで作ってしまっていました。
（僕らのお客さんの多くが50歳～70歳の女性ですので
字が小さいと読みにくい方も多いと思います。
文字を大きくすることよりも
多くのことを伝えたいと思うがあまり
多くの情報を載せることを優先してしまっていました）

ちょっと考えれば分かりそうな気がしますが、
その人たちからすれば当たり前のことも
こちら側の視点では気付かないこともあります。

基本的なことですが
相手の立場に立って物事を考えるというのは
簡単なようでとっても難しいと感じます^^;

人間は放っておくと基本的に自分のことばかりになってしまいます。
人間誰しも自分のことがかわいいですし
心の中では自分が正しいと思っています。
（もちろん僕もそうです）

自分の軸を持つことは必要ですが
相手がいる物事の場合は
自分のエゴをできる限り取り払うことが必要です。

思考の中心が自分になってしまうと
こういった作成物一つとっても
なかなか相手のことを考えることができません。

相手を中心に考える

言葉にすると簡単ですが
まーできません　苦笑

そんなとき
その相手に近い立場の方の
客観的な意見というものは
ものすごく参考になります。

相手の気持ちが想像できなければ
やっぱり聞くことが一番です。

こういったことを繰り返しているうちに
だんだんとその人の考え方、思考に近づくことはできます。

もちろん完璧という境地はやってこないかもしれませんが、
できる限り近づけるということが大切だと思います。

あらためて
お客さんに気軽にこういった意見をもらえる環境にあることは
とてもありがたいことだな、と感じています。

相手のことを理解したかったら
相手のことを深く知りたかったら
相手の話を聞くことがやっぱり一番の近道ですね^^

PS.
僕らは頻繁にお客さんにアンケートをお願いしたり
直接ご意見を伺ったりすることがあります。
それはお客さんのことをもっと深く知るためのものでもあります。

それを知ることで
お客さんにとってより良い商品、
サービスを提供することが一番の目的です。

ぜひあなたにアンケートをお願いした時は
こういったことも理解していただき
答えていただけると嬉しいです^^

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。