- 2023/05/08
- writer： 山崎拓
初めはちょっと怖いですが・・・。ひっかけてしまった時の対処法。
先日、あるリピーターの方（Kさん）からお電話でご質問をいただきました。
内容は「シルクジャカードストールを引っ掛けてしまったんですけど、どうすればいいでしょうか・・・」というもの。
そして、Kさんの場合は、かなり激しく引っ掛けてしまったようで、２箇所ほど大きく糸が飛び出てしまっているそう。
それでとても心配になりお電話をくださったんです。
僕もイチストールユーザーとして同じような経験をしているのでKさんの気持ちはよくわかります。
そして、これはストールを長いこと使っていると一度は経験したことがあるという方も少なくないと思います。
どんな形にせよ、引っ掛けてしまったり、糸が吊ってしまったり、断線させてしまった時は凹みますよね・・・
でも、起きてしまったことは仕方ないですから、その後どうこの状態を処理するか、ということが二次被害を防ぐ上でも大切になります。
そんな話をKさんにもさせていただきながら、引っ掛けてしまった時の対処法について説明しました。
これについて詳しい解説はライブラリーの方に掲載していますので、それに沿って説明していきます。
今このメルマガを読んでくれているあなたも過去に同じような経験をされている方もいらっしゃるかもしれませんし、これから起きる可能性もあるので、その時にご自身がやると思って聞いていただければ嬉しいです。
まずやっていただきたいのは吊ってしまった部分の左右を優しく反対方向に引っ張ってあげること。
初めはここで出来るだけ粘って優しく優しく逆方向に引っ張ってあげてください。
一番の注意はあくまで優しく引っ張ることと、出来るだけその引っ掛けてしまった糸だけを引っ張ってあげること。
強く引っ張りすぎると正常部分の糸まで寄ってしまう恐れがあるので、ここは注意が必要です。
ここで、ある程度元に戻れば大きな被害にはなりませんし、感性面でも気にならないレベルに落ち着かせることができます。
ただ、引っ張ってしまった時にかなり強く圧がかかってしまっている場合などは糸自体が伸び切ってしまっている場合もあり、こうした場合は糸をカットしてしまうことが必要になります。
Kさんもそうでしたが、糸をカットしてしまって大丈夫ですか！？というお客さんはとても多くいらっしゃいます。
実際に、初めてカットする時はやっぱり怖いですよね。
これ切っちゃってそこから糸が抜けてきたらどうしよう・・・
切っちゃったら2度と元に戻らないんじゃないか？
カットすることで他に被害が出るんじゃないか？
こうしたことを考えてしまうのも無理はありません。
でも、ことジャカード織のストールに関してはこの部分はそれほど気にする必要がないんです。
ジャカードストールの場合、複雑な織柄になっている分、平織の生地に比べると表面はわずかな凹凸があります。
それがこうした引っ掛かりに繋がってしまう可能性があるわけですが、一方で平織と違って対処方法は比較的やりやすいタイプでもあります。
というのも、上下に複雑に織り込まれているので、飛び出てしまった部分をカットしてしまってもそこから糸が抜けてくることはないからです。
また、平織と異なり、生地も糸一本だけで作られているわけではないので、一本糸がなくなってしまっても見た目にはほぼわからないんですよね。
ここでの一番のハードルはやっぱりメンタル！
怖い気持ちはよくわかりますが、ここは気合いでカットしていただくしかありません 汗
もちろん、カットも根本から丁寧に。
カットした後は、また軽く逆方向に引っ張ってあげ、その後当て布をしてアイロンをかけます。
実際にやってみるとわかりますが、こうすると感性面ではかなり綺麗に仕上がります。
ほつれたままにしていたり、糸が出てしまった状態になっているとその部分を余計に引っ掛けやすくなってしまうので、出来るだけ早く処理をしてあげることが大切です。
ただし、今回の内容はあくまで引っ掛けてしまった時の処置方法。
一番大事なのはそもそも引っ掛けないように予防することなので、次回以降はこうしたお話もさせていただきます。
ぜひ万が一ストールを引っ掛けてしまったり、断線させてしまった時には今日の話を思い出していただければ嬉しいです。
PS.
Kさんからはこの質問の他にもとても嬉しいお話を聞かせていただきました。
ナチュラルラウンジのストールを手にして、実用面はもちろんのこと、ストールを纏っていると気持ちも上がり、感情面でもとても見たしてもらっているとのこと。
こうしたご感想、本当に励みになります 泣
これからもアフターフォローを含め、お客さんたちに喜んでいただけるよう丁寧なお店運営を行なっていきます！
内容は「シルクジャカードストールを引っ掛けてしまったんですけど、どうすればいいでしょうか・・・」というもの。
そして、Kさんの場合は、かなり激しく引っ掛けてしまったようで、２箇所ほど大きく糸が飛び出てしまっているそう。
それでとても心配になりお電話をくださったんです。
僕もイチストールユーザーとして同じような経験をしているのでKさんの気持ちはよくわかります。
そして、これはストールを長いこと使っていると一度は経験したことがあるという方も少なくないと思います。
どんな形にせよ、引っ掛けてしまったり、糸が吊ってしまったり、断線させてしまった時は凹みますよね・・・
でも、起きてしまったことは仕方ないですから、その後どうこの状態を処理するか、ということが二次被害を防ぐ上でも大切になります。
そんな話をKさんにもさせていただきながら、引っ掛けてしまった時の対処法について説明しました。
これについて詳しい解説はライブラリーの方に掲載していますので、それに沿って説明していきます。
今このメルマガを読んでくれているあなたも過去に同じような経験をされている方もいらっしゃるかもしれませんし、これから起きる可能性もあるので、その時にご自身がやると思って聞いていただければ嬉しいです。
まずやっていただきたいのは吊ってしまった部分の左右を優しく反対方向に引っ張ってあげること。
初めはここで出来るだけ粘って優しく優しく逆方向に引っ張ってあげてください。
一番の注意はあくまで優しく引っ張ることと、出来るだけその引っ掛けてしまった糸だけを引っ張ってあげること。
強く引っ張りすぎると正常部分の糸まで寄ってしまう恐れがあるので、ここは注意が必要です。
ここで、ある程度元に戻れば大きな被害にはなりませんし、感性面でも気にならないレベルに落ち着かせることができます。
ただ、引っ張ってしまった時にかなり強く圧がかかってしまっている場合などは糸自体が伸び切ってしまっている場合もあり、こうした場合は糸をカットしてしまうことが必要になります。
Kさんもそうでしたが、糸をカットしてしまって大丈夫ですか！？というお客さんはとても多くいらっしゃいます。
実際に、初めてカットする時はやっぱり怖いですよね。
これ切っちゃってそこから糸が抜けてきたらどうしよう・・・
切っちゃったら2度と元に戻らないんじゃないか？
カットすることで他に被害が出るんじゃないか？
こうしたことを考えてしまうのも無理はありません。
でも、ことジャカード織のストールに関してはこの部分はそれほど気にする必要がないんです。
ジャカードストールの場合、複雑な織柄になっている分、平織の生地に比べると表面はわずかな凹凸があります。
それがこうした引っ掛かりに繋がってしまう可能性があるわけですが、一方で平織と違って対処方法は比較的やりやすいタイプでもあります。
というのも、上下に複雑に織り込まれているので、飛び出てしまった部分をカットしてしまってもそこから糸が抜けてくることはないからです。
また、平織と異なり、生地も糸一本だけで作られているわけではないので、一本糸がなくなってしまっても見た目にはほぼわからないんですよね。
ここでの一番のハードルはやっぱりメンタル！
怖い気持ちはよくわかりますが、ここは気合いでカットしていただくしかありません 汗
もちろん、カットも根本から丁寧に。
カットした後は、また軽く逆方向に引っ張ってあげ、その後当て布をしてアイロンをかけます。
実際にやってみるとわかりますが、こうすると感性面ではかなり綺麗に仕上がります。
ほつれたままにしていたり、糸が出てしまった状態になっているとその部分を余計に引っ掛けやすくなってしまうので、出来るだけ早く処理をしてあげることが大切です。
ただし、今回の内容はあくまで引っ掛けてしまった時の処置方法。
一番大事なのはそもそも引っ掛けないように予防することなので、次回以降はこうしたお話もさせていただきます。
ぜひ万が一ストールを引っ掛けてしまったり、断線させてしまった時には今日の話を思い出していただければ嬉しいです。
PS.
Kさんからはこの質問の他にもとても嬉しいお話を聞かせていただきました。
ナチュラルラウンジのストールを手にして、実用面はもちろんのこと、ストールを纏っていると気持ちも上がり、感情面でもとても見たしてもらっているとのこと。
こうしたご感想、本当に励みになります 泣
これからもアフターフォローを含め、お客さんたちに喜んでいただけるよう丁寧なお店運営を行なっていきます！
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
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