- 2016/12/05
- writer: 山崎拓
それも個性
家に帰ると娘がリビングのソファーの上に登って立っています。
「彩(娘の名前)もう立てるなんて凄いなー!」
そう言われて嬉しいのか、ソファーの上でしきりに足踏みをしています。
こないだまでハイハイもろくにできなかったのに。
ふとこういった光景を目にすると、我が子の成長につい嬉しくなってしまいます^^
でも、実はもう娘は一歳なので、十分に立ち上がれる年齢ではあります。
同じ年の成長の早い赤ちゃんはもう靴を履いて外で歩き始めているそう。
まだ、娘はつかまり立ちが限界なので、歩き出すにはもう少し時間がかかりそうです。
嫁いわく、うちの娘の成長は決して早くないみたいなんです。
僕は他の赤ちゃんを見ることが少ないですが、嫁はママ友などもいるし、地域の同じ年同士の子達と良く接するのでその違いが良くわかるみたいです。
言われてみれば確かに従姉妹の同じ年の赤ちゃんと比べるとその差は良くわかります。
従姉妹の赤ちゃんは生まれたのは2ヶ月遅いですが、成長速度はうちの娘よりも格段に早い 笑
そういうことを気にしはじめると、うちの子は他の子と比べて成長が遅いんじゃないか?大丈夫かな?と思ってしまうことがあります。
でもこういう思考はとっても危険だと思います。
◯◯ちゃんはもう歩けるのにうちの子はまだ立ち上がることもできない。
◯◯君はもう喋れるのにうちの子はいつになったら喋るのか・・・
あの子は穏やかなのにうちの子はどうしてこんなに乱暴なの?
そして、子供が大きくなったら
◯◯ちゃんと比べると勉強ができない
お姉ちゃんはあんなにいい子なのに、あなたは・・・
みんないい子にしているのに、どうしてうちの子は。。。
完全に想像で書いていますが、なんとなくありそうですよね 笑
人間は社会的な生き物ですし、他者との比較によって自分の位置を知ると言われていますから、多少他の子と比べるのは仕方ないことだと思います。
でもそれが行き過ぎると子供に悪影響を与えてしまう恐れも。。。
常に誰かと比べられて育った子は、他の人より劣っていることがある場合、それに劣等感を感じながら生きていくことになってしまうと思います。
先日、あるお客さんがこんなことを言っていました。
「私が娘に接するときは、できるだけ他の子と比べないようにその子だけを見るようにしてきたの。そして、その子のよい部分を褒めて育てるようにしてきたわ。難しいけどね 笑」
素晴らしいなー、と思う反面、確かに簡単にできることでもないな、と感じました。
僕だっていつも他の子供をあまり見ないから自分の娘が普通だと思っていますが、嫁のように常に他の子を見る環境にいれば、もしかしたらその子らと比べてしまうかもしれません。
それに自分のことだって、他人と比較してしまうことも少なからずあります。
なんであの人は同じ歳であんなに凄いのに俺はこんなにしょぼいんだ、とか 笑
(実際に同じ年でも凄い人たちが世の中にはたくさんいます)
でも、他者と比較している限り、幸せな人生は歩めないと思います。
なんといっても世の中にはすごい人はいくらでもいるし、どうやってもその人と同じようにはなれません。
誰かと比較している限り、とても狭いレンズで物事を見ることになり、視野が狭くなってしまいます。
ある意味割り切って、自分は自分、他人は他人、と考えたほうが楽に生きれると思います 笑
生き方もファッションも自由
そして、これはファッションでも同じ。
特に若い人に多いですが、近年はファストファッションが浸透し、皆が同じようなファッション、同じようなスタイルになっています。(一時期はみんなユニクロのフリースを着ている時代とかありました 笑)
そして、皆と違うファッション、皆と違うスタイルをすることに抵抗を感じる、という話も聞きます。
これはまさに他人と自分を比較して、自分の服装までも決めている、と言えます。
でも、ファッションは本来とても自由なもの。
右に習え、では面白くありませんよね。
自分らしく個性を表現してこそ楽しめるものだと思います。
他人と自分を比較するのではなく、いかに自分らしくあるか?
ということを意識すると、人生もファッションももっと楽しめるのではないでしょうか?
あなたはどう思いますか?
画像出典:http://m.dior.com
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
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