『2016年は「らしさ」が戻って来る！？』

2015/12/19
writer：山崎拓
- ストールファッション

今日は久しぶりにファッションのお話をしようと思います。

あなたは「ノージェンダー」という言葉をご存知ですか？？

このメルマガでも何度か取り上げた言葉ですが、
ジェンダーとは「文化的に形成される男女の差異」のことで
わかりやすく言うと男らしさ、女らしさ、のことです。

その「らしさ」を無くしてしまおうというのが
ノージェンダーです。

最近注目されたのは
2015年、2016年のグッチとサンローランのコレクションです。

グッチでは真っ赤なシフォン素材のリボンタイ付きブラウスが、
サンローランではフューシャーピンクのファーコートが登場しました。

もちろん男性のアイテムとしてです　笑

僕も初めて見たときはギョっとしましたが・・・
最近は都会に行くとノージェンダーなファッションはかなり
増えている印象を受けます。

逆にメンズアイテムを女性が着用することはもはや当たり前になっています。

テーラードジャケットのパンツスーツや
トレンチコート、チェスターコート、ストレートパンツなど

メンズ由来のアイテムは違和感なく女性たちのワードロープに溶け込んでいます。

ちなみに当店でも、メンズライクなデザインのストールや
男性らしいカラーのストールが今冬かなり好評です^^
（僕自身もこの反応には正直びっくりしています）

そうなると、女性にとってノージェンダーはそれほど目新しい視点ではありません。

あるファッション業界誌にはメンズのノージェンダーのあおりを受けて
逆に女性は「女らしさに回帰する」という記事が載っていました。

2016年春夏コレクションでは、
レースやフリルをふんだんに使ったロマンチック、
パターンミックス、刺繍、アップリケをふんだんに使った
マキシマリズム（装飾主義）が浮上してきています。

これはメンズアイテムやスポーツアイテムを軸とする
脱ノームコア（究極の普通）の流れを鮮明にするものです。

来店はファッションで
「女性らしさ」「男性らしさ」
を存分に楽しめる年になるかもしれませんね！

画像出典：nikkei.com 参考資料：Fashion Msrchandising&Manegement 2016.1

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。