『トーンを合わせて春色をプラス』

2016/02/19
writer：ノリ
- ストールファッション

おはようございます。
春の足音がせまってくるのを感じているノリです。

先週末には気温がグッと上がり
春一番がふくほどでしたね。

ちなみに、
「春一番」というのはこのような条件と言われています。

・低気圧が日本海側にある
・南寄りの風が吹いている
・最大風速が8m/s以上
・最高気温が平年値または前日より高い

なるほど。
春っぽいですね^^

南風が強く吹いていて、一気に暖かくなったことを感じるのが
春一番ですもんね。

一歩一歩、春の訪れがせまっているのを感じますね♪

Motoからもありましたが
春の準備をしていきたいところです。

暖かくなり、心も踊って
お出かけも楽しくなります^^

そこで、
今日は「トーン」で見ていきたいと思います。

『トーンを合わせて春色をプラス』

同じような色でもトーンを合わせることで、
春色を先取りしたり、
今の時期でもすんなりと取り入れることができます。

ポイントは「トーンを合わせること」です。

例えば、
ブラウン系のトップスに
アクアグリーン、アクアマリンに近いストールを合わせてみます。

ボトムスには使いやすいデニムです。

冬の時期、暗めの色が多くなりました。

濃いブラウンと明るいアクアグリーンでは
トーンが合いません。

アクセントにはなりますが、
少し浮いてしまっている印象があります。

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そこで、同じブラウン系でも
明るめのベージュを合わせます。

655-4

どうでしょうか？

トーンが近いのでまとまりができます。

このように、トーンを合わせることを意識すると
色使いも楽しくなってきます♪

でも、トーンと言われても・・・

そんな方でも大丈夫です^^
難しく考えることはありません。

印象やイメージでとらえるとわかりやすいです。

「濃い」「薄い」「明るい」「暗い」「柔らかい」
「優しい」「重い」「落ち着いた」「鮮やかな」

同じ印象でまとめるとトーンが合ってきます。

少し意識をするだけで
あなたの印象はぐっと変わります。

トーンを合わせることで
まとまりのあるファッションで春色を取り入れてみてくださいね^^

でも、
トーンを合わせると、なぜいいの？？

それはトーンは色の調子（色調）だからです。

色が明るい、暗い。
色が濃い、淡い。
色が澄んでいる、濁っている。

これらが似通っているグループをトーンと呼びます。

もう少しだけ詳しくします。
色を決める要素は「色相」「明度」「彩度」の３つがあります。

色相

色味、色合いのこと。
赤、黄、緑などの色の違いをいいます。

明度

色の明るさの度合いのこと。
明るい、暗いなどをいいます。
白に近いのが明かるく、黒に近いのが暗いということです。

彩度

色の鮮やかさの度合いのこと。
原色に近い鮮やかな色と、白黒に近い色味の弱い違いがあります。

この中で、
「トーン」は明度と彩度の２つによって、

「濃い」「薄い」「明るい」「暗い」「柔らかい」
「優しい」「重い」「落ち着いた」「鮮やかな」

といった印象をつくります。

ですから、
違う色を使っていても
同じようなトーンにすると、

与える印象が統一されます。

なので、まとまりがあるということになるわけです。

これをうまく活用していくと、
どのような結果を狙いたいかによって
トーンを使い分けることもできます。

「今日は大事な会議。
重役が多く集まる場面で安心感をもってもらいたい。
だから、落ち着いたトーンにして冷静さを感じてもらおう。」

「今日は大事な会議。
明るい雰囲気でざっくばらんな意見交換がしたいな。
場が陽気で発言しやすいように、明るいトーンにしてみよう。」

「人が多くて埋もれてしまう。
目立つように鮮やかな色を使ってみよう。」

などなど^^

では、最後にポイントだけまとめておきます^^

・同じトーンで合わせる
・トーンがよくわからないときは、見たときの印象が似ているもので合わせる
・狙いたい結果があるときには、そのイメージに近づくトーンにする

ぜひ、春色を取り入れて
明るく華やかな気持ちですごしてくださいね♪

参考になれば幸いです^^
最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは今日もポジティブな気持ちになるトーンを取り入れていきましょう☆

ストールコンシェルジュ
ノリ（中谷典弘）