- 2021/12/15
- writer： 山崎拓
こういうお手紙、本当に嬉しいです 泣
しばらく前。
ある常連さん（Kさん）からお手紙が届きました。
Kさんが初めてお店を利用してくださったのは2017年の10月。
初めは通販サイトのご利用がきっかけでしたが、そのあと、大阪高島屋さんでの催事の時に直接足を運んでくださり、催事のたびにお会いする機会がある常連さん。
ある日の催事で一枚もストールが売れていない、誰もお店の前で足を止めてくれない状況がありました。
こういうこと、実は期間限定の催事では珍しいことではないのですが、出店側としてはめちゃくちゃ焦るんですよね 汗
自分たちだけのイベント販売だったら、「まあそういう日もあるよね」と割り切ることもできますが、百貨店さんでの催事ではそういう軽いノリでは出店できません。
やっぱり毎回毎回結果を出すことは必ず要求されます。
一回でも結果が芳しくないと次の話はもうない、というのは当たり前。
この辺は当然ですが、厳しい世界です。
もちろん、僕らは催事やイベント販売が事業のメインではないので、仮に次の話がなくなってしまっても業績への影響はほとんどありません。
ただ、それは業績上の話であって、気持ちとしてはやっぱり出店させてもらっている限りは先方にも少しでも貢献したいと考えています。
やっぱりどんな関係でもお互いにとってWin-Winでないと長続きしませんし、この会社、この人と関わってよかったなーと少しでも思ってもらえる方がいいですよね。
そして、短期の催事は７日間が基本なので、1日1日の重みがものすごい。
1日でもミスるともう取り返しがつかないということも少なくありません。
ここだけの話、やっぱり良い結果が出なかった日は結構凹むんですよね。
朝から晩まで一日中店頭に立っていたのに、全然ストール売れてない・・・
という状況は本当にしんどい、、、
しかも、1日でもこういう日が発生してしまうと、次の日のメンタルにも影響するので、次の日もエンジンがかからない・・・という悪循環に陥ることだってあります 苦笑
でも、そういう流れが一気に変わる瞬間もあるんです。
それが、もうお店を何度も利用してくださっている常連さんや僕らのことをすでに知ってくださっているリピーターの方がいらっしゃった時。
普段は知らない人しか通りかからない売り場に友達や家族が来てくれたような感覚になります 笑
そして、お客さんと話をしているだけでも気持ちが楽になり、その後の接客にも弾みがつくことがとても多いです♪
今回お手紙をくださったKさんはまさにそんな経験をさせてくださった代表的なお客さんの一人なんです。
3年前の春の催事の時も午後の2:30くらいまで本当にストールが一本も売れていなかったんですよね。
でも、Kさんが催事場に足を運んでくださってから、一気にたくさんのお客さんが集まってきてくれて、その日は結局大盛況で終わった、というエピソードはいまでも忘れることができません。
（この時はKさんのことを本当に女神様だと思いましたよね 笑）
他にもKさんとは他にもたくさんのやりとりがあるので、Kさんのことは僕もよく知っています。
さらに最近は催事ができていないということもあり、また通販をご利用してくださったり、このブログにもコメントをくださったり、長年、お付き合いをさせていただいています。
そんなKさんが今回お手紙を送ってくださったのですが、その内容がまた嬉しかったんです。
何が書いてあったというと、、、
Kさんには今年の2月に義理のお母さんの誕生日にストールを選んでいただいたんです。
その後、お母さんは入院や手術などで大変な状況があったとのことでしたが、その間もずっとKさんがプレゼントされたストールを使ってくださってたと綴られていました。
本当に喜んでくださったみたいで、病院での入院生活の中でのちょっとした寒さ対策にも、通院にも、元気になってからのお友達とのお出かけにも、趣味の習字の展覧会などの華やかな席にも、どこにでも持ち出してくださっていたそう。
ストールについてもその綺麗さと、華やかさと、軽さと、優しい暖かさと、肌あたりの良さと、Kさんからもらったプレゼントということでそれはそれは大変気に入ってくださったよう。
お手紙の最後には義母さんがストールを巻いているお写真まで付けていただいて・・・
その義母さんのお顔がすごく良い顔をされていて、ストールもとても似合っていました。
こういうの、本当に嬉しいし励みになります 泣
以前のメルマガでもお話をしたことがありますが、ご自身用で手にとってくださったストールの感想やご本人が巻いていらしゃる姿を見ることはとても多いですが、プレゼント先の方が巻いている姿というのは僕らもほとんど見ることがありません。
なので、お客さんが選んでくれたストールを相手先の方が喜んで使ってくださっているというのはまた違った嬉しさがあります。
この日もこのお手紙を読んで僕がテンションが上がったのは言うまでもありません 笑
（Kさん、本当にありがとうございます！）
今もちょうどクリスマスプレゼントのシーズンですが、お客さんはもちろん、その先の贈り先の方にも喜んでいただけるよう、日々の仕事に全力で取り組んでいきます！
ということで、今日も1日ベストを尽くしていましょう！！
コメント
「こういうお手紙、本当に嬉しいです 泣」への2件のフィードバック
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- 2024.05.09 writer：山崎拓
- 今年も暖かな気持ちにさせて頂いています🌹
- 2024.05.07 writer：山崎拓
- 羨ましい限り！！つい、いいなーと口にしていました。笑
- 2024.04.21 writer：山崎拓
- 忘れられない入学祝いになりました🌸
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「７日間の、勝負」！
前半の3～4日で目標額を達成していれば、残りは余裕で過ごせますが.. そうでなければ薄氷を踏む。
実に厳しい世界なんですね。華やかなファッション業界の裏を垣間見る想いでした。
コメントありがとうございます！
まさに、「７日間の、勝負」！なんです！！
>前半の3～4日で目標額を達成していれば、残りは余裕で過ごせますが..
残念ながら今まで一度も前半の3～4日で目標額を達成していたことはないんです 汗
毎回毎回最後の日まで達成できるかできないかギリギリのことの方が圧倒的に多いです 笑
でも、そんな状況で目標を達成できるとやっぱり嬉しいですよね。
そして、また次のお話もいただける、というような感じです。
でも、基本的にはやっぱり催事自体を楽しむように心がけています。
そうすると結果にこだわるより良い結果になることが多くて。
何れにしてもリピーターの方がいらっしゃるのは何より励みになります♪
山崎