消しちゃったんですが・・・

2018/06/27
writer：山崎拓
- 買付や原産国について

今、バイヤーのMotoがインド北部のカシミール地方を訪れています。

連日、メルマガでもお話ししているので、カシミールがどんな場所なのか、なんとなく想像できる方もいるかもしれません。

カシミールはパキスタンと中国の国境付近の地域のため、インドの中でもかなり北に位置する場所なんですね。

そして、インドの中でもかなり自然が豊かな場所です。

Motoも話していましたが、日本で言えば軽井沢みたいな感じ。
なので、今の時期だとちょうど避暑地のような感じになると思います。

一方、冬場はかなり冷え込むので、過ごしずらいということがあります。

ちなみに、僕が初めてカシミールにいった時は確か2月か3月だったと思うのですが、毎朝ベッドから起きるのがおっくうで仕方ありませんでした　笑

当時、Motoと二人で2週間くらいカシミールに滞在していましたが、だいたい部屋から出て動き出すのが少し気温が上がってくる昼くらいから、というめちゃめちゃスローペースな生活。

さらに、当時は経費をかけないようにするために、安いドミトリーに寝泊まりしていました。そこは冬なのにシャワーの水が冷水なんですね　汗

なので、ちょっと汚い話なのですが、僕は1週間シャワーも浴びていませんでした。（水が冷たすぎて、洗えなかったんです・・・。念のため、体は拭いていましたよ　笑）

ちなみに、Motoはそんな劇寒の環境下でも「冷てー！！」と言いながらシャワーを浴びていましたけど　笑
さすがナチュラルラウンジのバイヤーです。

あと、食べ物も、カシミールは他のインド都市とは違って、あまりバリエーションがないんです。僕らが知らなかったということもあるのですが、当時はいい食事をする場所も見つけられず、いつもマトンばかり食べていました。マトンが一番コストパフォーマンスが良かったんですね。

そんな感じの初めてのカシミールだったのですが、もちろん、ストールに関してもお店や現地の会社、手仕事の生産者を訪ねることができました。

前回Motoが訪れた時のカシミールの写真は僕が誤って消しちゃいましたが、こっちの写真はちゃんと残っています　笑

ちょうど明日はMotoがメルマガで今のカシミールの現地リポートをしてくれると思うので、僕は前座で当時の懐かしい写真をいくつかご紹介したいと思います。

初めてのカシミール

カシミールはどこもそうだったのですが、アポもなしでいきなりドアを叩いて来た日本人の僕らを暖かく迎え入れてくれます。
そして、毎回、チャイとちょっとしたお菓子のおまけ付き。当時は歩いて全ての場所を訪れていたので、めちゃめちゃ疲れるのですが、建物の中に招き入れてもらってチャイを飲むとその疲れも和らぎます。

SONY DSC

ですが、中には会社と記してあるのに、ただの民家だったなんてことも　笑
（しかも、一度や二度ではありません）

SONY DSC

これはカシミールの卸会社のボスとのセッション写真。
僕の拙い英語でストールに対しての熱い思いを語っています　笑

SONY DSC

こちらは生産現場の写真。
素材や製造方法、品質管理などを細かくチェックしたり質問しています。
こういう現場は元ものづくり出身の血が騒ぎます^^

SONY DSC

これは工房の染めの工程。
これはMotoの体験写真ですが、めっちゃ楽しそうですね　笑

SONY DSC

カシミールといえば、やはり手紡ぎ、手織り、手刺繍のストール。
大胆にも試着をさせてもらいました。

SONY DSC

そして、これは実際の製作写真。

職人は本当に気が遠くなるような仕事を毎日続けています。
その技術は本当に素晴らしいです。

SONY DSC

いかがだったでしょうか？

なんとなく、カシミール地方の様子やカシミールストールの魅力が伝われば嬉しいです。

そして、明日はMotoが今のカシミールの現場をレポートしてくれる予定です。
今回のカシミール出張は写真を含めて僕もとても楽しみにしているので、明日はあなたと同じ読者の一人として、Motoのメルマガを読みたいと思います　笑

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください♪

コメントを残すコメントをキャンセル

Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。