- 2026/06/11
- writer: Moto
「インド遠いよ・・・紙一枚で“怪しい日本人”になった話」
ナマステー
Natural LoungeのMotoです。
前回のブログで書いた通り、今回のインド入りは時間を優先して、香港経由・ハイデラバード空港乗り継ぎというルートを選びました。
「まあ、なんとかなるだろう」
そんな軽い気持ちでいたのですが、結論から言うと、なかなかハードな移動になりました。笑
僕のインド歴も10年以上。
渡航回数も50回を超えています。
多少のトラブルなら許容範囲。
そう思いながらハイデラバード行きの飛行機へ乗り込みました。
機内にはインド人が多く、急にインドが身近になります。
前日の台風対応で急遽名古屋に前泊した疲れもあり、機内ではほとんど眠っていました。
気付けば着陸態勢のアナウンス。
あっという間に到着したハイデラバード空港は、想像以上に立派でした。
地方空港というイメージを持っていましたが、窓の外に見えたのは大きく洗練された建物。
山崎と僕が初めてインドを訪れた頃と比べると、その発展ぶりには驚かされます。
改めてインドの勢いとエネルギーを感じました。
と、ここまでは想定外の経由地を楽しんでいたのですが、それも束の間でした。笑
飛行機を降りると、航空会社の地上スタッフが乗り継ぎをサポートしてくれることになりました。
普段なら一人で進むところですが、この日はなぜか付いていてもらった方が良い気がしていました。
前日の台風による予定変更や乗り継ぎ便の変更もあり、「こういうことが重なる時はさらに何か起きる」という妙な勘が働いたんですよね。
まずはハイデラバードで入国し、その後デリー行きの国内線へ乗り継ぐ流れ。
初めて利用する空港だったこともあり、スタッフにも案内してほしいとお願いしました。
「大丈夫です。最後まで案内します。」
そう言ってくれたので安心していたのですが、その安心は長く続きません。
「ここで数分待っていてください。すぐ戻ります。」
そう言い残したスタッフが、いつまで経っても戻ってこないんです。笑
(あーこういうパターンね。はいはい。と内心思っていました。笑)
しばらくすると別のスタッフが現れ、「先へ進んでください」と案内されました。
この流れ。少し嫌な予感はしましたが、入国に必要な書類は揃っていたので、そのままイミグレーションへ向かいます。
30分ほど並び、ようやく自分の番。
これで終わると思い書類を提出したのですが、係官から「この書類ではダメだ」と突き返されてしまいました。
航空会社のスタッフに確認した書類だったため少し粘りましたが、結果は変わらず。
結局、書類を作り直して再度並ぶことになりました。
そして、この時に気付いたんです。
次のデリー行きの搭乗券がありません。
最初の審査の際に提出していたのですが、”書類を突き返された混乱の中で回収確認”をしていなかったんです。
今振り返れば、ここが今回最大のミスでした。
しかも今回の搭乗券は単なる搭乗券ではありません。
台風の影響で旅程が急遽変更されていたため、この紙こそが僕の移動履歴を証明する唯一の書類だったんです。
手元にメールはありません。
旅程変更の記録もありません。
つまり客観的に見れば、どこから来たのか、なぜここにいるのか証明できない状態。
事実上、ただの“怪しい日本人”です。笑
担当者へ事情を説明しましたが、当然ながら簡単には受け入れてもらえません。
そして告げられたのが、この一言でした。
「これではインドに入れられない。」
まさに究極の一言。
インドへ50回以上来ていますが、この言葉を現実的な問題として突きつけられたのは初めてでした。
搭乗券はない。
旅程を証明する書類もない。
説明しても信じてもらえない。
天井を見上げながら思いました。
「あー、これはやばいな・・・」
そして初めて、このまま日本へ戻る可能性まで覚悟しました。笑
すると、その瞬間、横から男性の声が聞こえました。
振り返ると、そこにいたのは最初に案内してくれていた航空会社のスタッフ。
え?なんでイミグレーションにいるの?
そう思う間もなく、彼は入国審査官との交渉を始めました。
その後、僕の搭乗情報や旅程が記載された書類まで準備してくれたんです。
救世主。
まさに、その言葉がぴったりの状況でした。
もちろん、「途中でいなくならなければ、こんなことにならなかったのでは?」
という気持ちが全く無かったと言えば嘘になります。笑
ですが、そんな野暮なことは言いません。
結果として、彼は僕を助けるにきてくれましたからね。笑
その後、別室へ案内され、改めて聞き取りを受けることになりました。
どこから来たのか。
なぜハイデラバードへ来たのか。
次はどこへ向かうのか。
一つひとつ確認が行われます。
そして無事、入国。
ようやくインドの地へ足を踏み入れることができました。
入国後も細かなトラブルはいくつかありましたが、この件に比べればどれも小さなものでした。
インド遠いよ・・・。笑
まさかこのペーパーレスの時代に、一枚の紙によってここまで追い込まれるとは思いませんでした。
また一つ経験を重ねた今回のインド入り。
そして次回、同じ状況になったらどうするか。
人生は選択の連続。
答えは決まっています。
迷わず香港で一泊する方を選びます。笑
というわけで、今日も一日インドで頑張ります!
Natural LoungeのMotoです。
前回のブログで書いた通り、今回のインド入りは時間を優先して、香港経由・ハイデラバード空港乗り継ぎというルートを選びました。
「まあ、なんとかなるだろう」
そんな軽い気持ちでいたのですが、結論から言うと、なかなかハードな移動になりました。笑
僕のインド歴も10年以上。
渡航回数も50回を超えています。
多少のトラブルなら許容範囲。
そう思いながらハイデラバード行きの飛行機へ乗り込みました。
機内にはインド人が多く、急にインドが身近になります。
前日の台風対応で急遽名古屋に前泊した疲れもあり、機内ではほとんど眠っていました。
気付けば着陸態勢のアナウンス。
あっという間に到着したハイデラバード空港は、想像以上に立派でした。
地方空港というイメージを持っていましたが、窓の外に見えたのは大きく洗練された建物。
山崎と僕が初めてインドを訪れた頃と比べると、その発展ぶりには驚かされます。
改めてインドの勢いとエネルギーを感じました。
と、ここまでは想定外の経由地を楽しんでいたのですが、それも束の間でした。笑
飛行機を降りると、航空会社の地上スタッフが乗り継ぎをサポートしてくれることになりました。
普段なら一人で進むところですが、この日はなぜか付いていてもらった方が良い気がしていました。
前日の台風による予定変更や乗り継ぎ便の変更もあり、「こういうことが重なる時はさらに何か起きる」という妙な勘が働いたんですよね。
まずはハイデラバードで入国し、その後デリー行きの国内線へ乗り継ぐ流れ。
初めて利用する空港だったこともあり、スタッフにも案内してほしいとお願いしました。
「大丈夫です。最後まで案内します。」
そう言ってくれたので安心していたのですが、その安心は長く続きません。
「ここで数分待っていてください。すぐ戻ります。」
そう言い残したスタッフが、いつまで経っても戻ってこないんです。笑
(あーこういうパターンね。はいはい。と内心思っていました。笑)
しばらくすると別のスタッフが現れ、「先へ進んでください」と案内されました。
この流れ。少し嫌な予感はしましたが、入国に必要な書類は揃っていたので、そのままイミグレーションへ向かいます。
30分ほど並び、ようやく自分の番。
これで終わると思い書類を提出したのですが、係官から「この書類ではダメだ」と突き返されてしまいました。
航空会社のスタッフに確認した書類だったため少し粘りましたが、結果は変わらず。
結局、書類を作り直して再度並ぶことになりました。
そして、この時に気付いたんです。
次のデリー行きの搭乗券がありません。
最初の審査の際に提出していたのですが、”書類を突き返された混乱の中で回収確認”をしていなかったんです。
今振り返れば、ここが今回最大のミスでした。
しかも今回の搭乗券は単なる搭乗券ではありません。
台風の影響で旅程が急遽変更されていたため、この紙こそが僕の移動履歴を証明する唯一の書類だったんです。
手元にメールはありません。
旅程変更の記録もありません。
つまり客観的に見れば、どこから来たのか、なぜここにいるのか証明できない状態。
事実上、ただの“怪しい日本人”です。笑
担当者へ事情を説明しましたが、当然ながら簡単には受け入れてもらえません。
そして告げられたのが、この一言でした。
「これではインドに入れられない。」
まさに究極の一言。
インドへ50回以上来ていますが、この言葉を現実的な問題として突きつけられたのは初めてでした。
搭乗券はない。
旅程を証明する書類もない。
説明しても信じてもらえない。
天井を見上げながら思いました。
「あー、これはやばいな・・・」
そして初めて、このまま日本へ戻る可能性まで覚悟しました。笑
すると、その瞬間、横から男性の声が聞こえました。
振り返ると、そこにいたのは最初に案内してくれていた航空会社のスタッフ。
え?なんでイミグレーションにいるの?
そう思う間もなく、彼は入国審査官との交渉を始めました。
その後、僕の搭乗情報や旅程が記載された書類まで準備してくれたんです。
救世主。
まさに、その言葉がぴったりの状況でした。
もちろん、「途中でいなくならなければ、こんなことにならなかったのでは?」
という気持ちが全く無かったと言えば嘘になります。笑
ですが、そんな野暮なことは言いません。
結果として、彼は僕を助けるにきてくれましたからね。笑
その後、別室へ案内され、改めて聞き取りを受けることになりました。
どこから来たのか。
なぜハイデラバードへ来たのか。
次はどこへ向かうのか。
一つひとつ確認が行われます。
そして無事、入国。
ようやくインドの地へ足を踏み入れることができました。
入国後も細かなトラブルはいくつかありましたが、この件に比べればどれも小さなものでした。
インド遠いよ・・・。笑
まさかこのペーパーレスの時代に、一枚の紙によってここまで追い込まれるとは思いませんでした。
また一つ経験を重ねた今回のインド入り。
そして次回、同じ状況になったらどうするか。
人生は選択の連続。
答えは決まっています。
迷わず香港で一泊する方を選びます。笑
というわけで、今日も一日インドで頑張ります!
コメント
Profile
Moto
1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。
趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。
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