こんなお店日本にあったっけ？？

2018/04/10
writer： Moto
- 買付や原産国について

あれ？？？
いつからインドにユニクロが進出したんだろう？？？

先日、取引先へ電車で向かう途中
乗り換えの駅で見覚えのあるお店を見つけました。

あれ？？確かまだユニクロはインドへ出店してなかったような・・・

そうは言ってもと近づいていきます。
しかも結構お客さん入ってる！

I don't know this company ①

そして、お店の前まで行くと
あれ？ユニクロじゃない！！

メイソウ？？？

I don't know this company ②

なんかこのロゴ、デザインはユニクロだし、
メイソウという名前は日本でも有名な100円ショップのダイソーみたい。笑

そしてこの下の写真。
名創優品って書いてありますが、無印良品みたいですよね。

I don't know this company ③

しかもインドなのに、日本語でキャッチコピーが書かれた看板。
こんなお店日本にあったかなと思い
その場で調べてみると、なんと中国の会社だということが判明。
なるほど。通りで日本語に違和感があるわけです。
完全にやってくれてますよね。笑

さらにネットをチェックすると
すでに日本人の方が同様の感想をインターネットに
書き込んでいました。笑
ユニクロ、無印良品、ダイソー・・。
そりゃ日本人ならみんな同じ反応をするはずです。笑

そしてこのメイソー、創業は2013年で
なんとわずか5年で世界に1800店舗も展開しているそうです。
ここまでくると似ているとかそういうレベルではなく
すでにグローバル企業です。

発展途上国を中心に広く展開しているようですが
さっきからあげている日本企業を知らない海外の人にとってみたら
むしろ本家ですよね。

そんな訳で、ある程度情報を仕入れて早速中に入ってみます。
中には様々な雑貨が販売されていて
ビーチサンダルや、お洒落な食器、携帯のグッズなど
インドでは見たことがないくらいの品揃えが棚に並んでいました。

綿棒なども販売されていましたが
驚いたのが製品に貼ってあるラベルまで
日本語で書かれているということ。
（インド人絶対読めないですけどね）
まさにMade in Japanに対する海外の人の心理を
うまくついています。

店内も沢山のお客さんで賑わっていて
なんていうんだろう・・・・

普通にインドには今までなかった良いお店なんですよね。

もちろん日本人の僕からしたら言いたいことは山ほどありますが
結果が全てとも言われるビジネスの世界で
こうして誰もが進出したいインドで成果を出しているわけですから
たいしたもんです。
（外国企業がインドで出店するのは大変なんです）

たいしたもんですなんて言っていると怒られそうですが
日本の企業と似ているなんて笑っていたら
あっという間にどんどん先に行ってしまいますからね。

本当にめまぐるしく変化する現在、
このメイソーのようにスピード、展開力のある会社が
生き残っていくんだろうなと
そんなことを感じた束の間の乗り継ぎ時間でした。

個人的には、カシミールの時間が止まったような静かな部屋で
ゆっくりと職人がストールに刺繍をしている
そんな世界が好ですけどね。

さて、インドに来て10日が経ちました。
少しずつ新しいストールも揃ってきているので
残りの時間もしっかりと買付をして日本に戻りたいと思います。

それでは今日も1日頑張りましょう！

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。