『ガンジス川』

2016/04/20
writer： Moto
- ストール
- 買付や原産国について

インド・デリーより

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

一昨日出張先からデリーに戻ってきました。
デリーに戻ってくる前日は
ガンジス川が流れるバラナシという街によってきたのですが
デリーとは違う独特な雰囲気に
インドの違う顔を見たような気がしました。

1泊2日の滞在だったので観光はできませんでしたが
少しだけ寄ったガートでは
人々がガンジス川で沐浴をしたり
火葬が目の前で行われていたり
日本では見る事がない不思議な光景がそこにはありました。

Motoは沐浴しなかったの？と聞かれそうですが
ちょっと川が汚くて僕にはできませんでした。
ノリは以前バラナシに来た時にしたらしいですけどね。笑
またノリと話す機会があれば聞いてみて下さい。

ついガンジス川が話題になるバラナシですが
実は織物の街としてインド国内で有名です。
バラナシ・シルクといえばインドでは知らない人がいないくらいで
デリーにいても頻繁に目にします。

というわけで今回訪れたのですが
さすが織物の街というだけあって、街中に織物の工房がありました。
路地を歩けば、どこからともなく織機の動く音が聞こえてきて
一歩足を踏み入れると、
何台もの織機がサリーの生地を織っていました。

バラナシで織られるシルク製品の特徴は繊維が細く、
ウールや麻などに比べると生産するのに技術が必要です。
生地自体も薄く、反対側が透けて見える程繊細なため
とても軽く品があります。そのためドレスなどとの相性が良いです。
ただ一方で、軽く繊維が細いので取扱が難しいという部分もあります。

そのため、
これまでNatural Loungeで取り扱ってこなかったのですが
今回実際に現地を訪れ生産者の話を聞く中で
今すぐは難しくても、今後良いストールを作れるのではないか
という可能性は感じる事が出来ました。

今回商品は買わず、サンプルだけの調達になりましたが
今後商品化してあなたにも見てもらえる日がくればいいなと思います。
良い経験になりました。

さて、今日はインド買付最終日です。
いよいよ明日日本に帰ります^^
今回は2ヶ月の滞在でしたが、
良かった部分もあるし、うまくいかなかった部分もたくさんありました。
帰りの飛行機のなかは・・・一人反省会ですね。笑
早く日本に帰って、ゆっくりお風呂につかりたいです。

それでは今日も1日頑張りましょう！

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。