『ストールコンシェルジュのポロッと一言（ひとこと）』

2016/02/29
writer：ノリ
- ナチュラルライフ

『ストールコンシェルジュのポロッと一言（ひとこと）』

もう10年近く前、フットサルのときの写真です笑

★ストールコンシェルジュのポロッと一言（ひとこと）★

本人も気づいていない「良いところ」を・・・見つけたい

ストールコンシェルジュ
ノリ（中谷典弘）

●追記

「ミゲル・ロドリゴ」という名前を聞いたことがありますか？

彼はスペイン人。
今はフットサルの日本代表監督を務めています。

多彩な戦術を持っていて、
魔法使いなんて愛称があるくらいです笑

先日、フットサルワールドカップ予選が行われました。

激闘の末に惜しくも敗れてしまい、
日本は本戦に進むことができませんでした。

ですが、
2012年の前回大会では初めてベスト16に入ったり、
アジア大会でも優勝したりと力をつけているようです。

三浦知良選手（通称カズ）を代表に招集したことも
大きな話題になりました。

そんなフットサル日本代表監督のミゲルを
僕は、以前にあるテレビ番組で知りました。

日本代表チームを教えているところではなく、
子どもたちにサッカーを教えていました。

彼が子どもたちに教える姿が
とても印象に残っています。

その様子の一部始終を見ている親御さんのほうも
大きく変化していました。

いくつも素晴らしいところがありました。

彼が指導している中で、思わずメモ書きをした
特に印象に残っている３つがあります。

「ミスを責めるのは誰でもできる。
本人も気づいていない良いところを見つける。」

「才能ある人はエゴが出がち。
周りのために才能を使う喜びを知ってもらう。」

「ゴールを決めたとき、
本人にはサポートした人のゴールと教え、
サポートした人もゴールした人の名前をいい、
両方でゴールを分かち合う。」

フットサルに限らず、
日常の生活から活かせる教えだなと感じました。

良いところを、さらに、本人も気づいていない良いところを
見つけることで
子どもたちは大きな自信を身につけました。

失敗を恐れなくなり、伸び伸びとプレー。
凄まじい速さで成長していきました。

また、その姿がミゲルと子どもたちの信頼関係、
ミゲルと親御さんの信頼関係を飛躍的にあげていました。

コミュニケーションにも活かされることです。

才能のある子どもはエゴが出ていて、（大人でも同じですね笑）
自分のプレーばかりです。

そこに、周りを活かして良い結果を出すように
ちょっとだけ教えます。

それで良い結果に繋がったときに
めちゃくちゃに褒めてました。

その瞬間に褒めることで
「周りのために動くのも喜びなんだ」と感じて
動きが変わっていきました。

個人のプレーも幅が広がって成長していましたし、
チーム力もグンと上がっていきました。

「認めること」の圧巻は、ゴールしたときです。

地元のサッカーチームにしても同じですが
1人でゴールすることはできませんよね？

ドリブルやパスで繋いでいって
最後にゴールを決める。

ゴールした人はもちろん素晴らしいんです。

ですが、
そこまでの繋がりがあるからこそのゴールです。

ゴールした人だけを認めると、
パスをしたくなくなります。
自分は褒められないんですから。。

だから、
ゴールした人には繋いでくれた人と喜びを分かち合い、
繋いだ人にもゴールした人と喜びを分かち合うようにしていました。

本当に素晴らしい視点で教えているなと思いました。

どれも彼の深い愛情を感じます。

気づかせてくれたことに感謝です^^
実践ですね^^