- 2019/08/11
- writer: 山崎拓
家族や友達
少し前、ある常連さんからブログにこんなコメントをいただきました。
「催事で何なんかの常連さんにお会いしていますが、ナチュラルラウンジさんは、ただ長い付き合いというだけでなく、なんか心の繋がりを感じるんですよね。お客様というよりお友達や家族というような。。。」
この方(Kさん)はインターネット通販や百貨店での催事などでいつもご利用くださっているのですが、催事場では他の常連さんと偶然一緒になることが多いお客さんの一人なんです。
そんな時にはお客さん同士の会話が盛り上がり、僕としてもとても嬉しい光景なのですが、そんなKさんからこうしたメッセージをいただけたのがとても印象的だったんです。
というのも、まさにKさんがおっしゃっていたことは僕らが常日頃意識していることだったからです。
それは今日のメルマガのタイトルにもなっている「家族や友達」というキーワード。
実は僕らは日々活動をする中で共有する価値基準をいうものを明確に決めているんです。
例えば、「商品であるストールは人の体にも肌にも優しい天然繊維100%のもののみ扱う」という超重要なものから、「好きなことで勝負する」「楽しく仕事をする」「健康第一」というような抽象的な概念まで。いろいろな価値基準があるんです。
こういう話をすると、山崎さんもMotoさんも真面目なのね!
と言われるかもしれませんが。
二人とも実はけっこう真面目です 笑
こんな感じで価値基準を明確にしているので、仕事をする上での価値観が統一されていることによって、例えば難しい場面に遭遇しても迷うことなく重要な決断ができたりするんです。
なので、この価値基準というものは僕らにとってめちゃめちゃ大事。
言ってみれば会社の憲法のような感じ。
なので、ナチュラルラウンジで活動する上では個人の価値観よりもチームの価値観が優先される、というわけです。
(もちろん、チームの価値観は個人の価値観から生まれているので、違和感は全くないんですけどね)
そんな超重要な価値基準の一つに、「お客さんのことをお客さんと呼ぶ」ということがあります。
これだけ見ると、何当たり前のこと言ってんの?となりそうですが 笑
実はお客さんという言葉はいろいろな言葉で言い換えることができますよね。
例えば代表的なところだと、「お客様」「お客さま」「お客さん」「お客」「客」「顧客」「クライアント」などなど。
どれも同じことを意味していますが、呼び方によって同じことを言っていてもちょっと違った印象を受けたり、違うイメージを思い浮かべると思います。
例えば、一般的に多そうな「お客様」という言葉。すごく丁寧でいいと思うのですが、個人的にはなんとなくお金を払うお客さんの方が上、というような印象を受けると思っています。
一方、「お客」「客」というのはお客さんを下に見ているような印象を受けます。なので、これは僕の中では論外。
「顧客」や「クライアント」という言葉は、かなりしっかりお客さんと向き合っているようなイメージ。個人的にはこれも好き。
これらはあくまで僕個人の意見や価値観なので、合っているも間違っているもなく、もちろん事実でもありません。ただ、言葉一つとってもこうした印象の違いや抱くイメージに違いが出てくるということは間違いありません。
実はこのお客さんのことをなんと呼ぶか?というのは創業時にかなり考えたんですね。
その結果。
普通にお客さんと接するときに使う言葉は「お客さん」。
社内的に使う言葉としては「お客さん」「クライアント」という二つの言葉を使うようにしています。
なぜお客さんのことを「お客さん」と呼ぶか?というと。
商売においてなんらかの取引をするということはあくまで価値交換であり、そこには上も下もないという考え方が根底にあるからです。
お金を払う側が偉いわけでも商品を提供する側が偉いわけでもない。平等で対等な関係だと思っています。
さらにお客さんとは家族や友達のような関係でありたいと考えています。
相手が家族や友達だったら自分が本当に惚れ込んだ商品以外は自信を持って勧めることはできませんし、何か商品に欠点があればちゃんとそれを説明するはずです。
自分がいいと思えない商品を売りつけることもありませんし、相手に嘘をつくこともないと思うんです。
もちろん、家族や友達に上下関係はないですよね。
なので、お客さんのことを家族や友達だと思えば、より誠実に接することができると考えています。
そして、お客さんを家族や友達だと思ったら、自分自身のことをさらけ出すことも怖くありませんし、逆にそうすることが相手との信頼関係につながると思っています。
たまに、お客さんから、メルマガやブログでこんなにもプライベートの話しをしちゃって大丈夫?と心配されることもありますが 笑
これもこうした考えが根底にあるんです。
なので、昔からずっとこのメルマガを読んでくれている方は僕らのことを友達や家族並みに知ってくださっていると思います。
こうした考えを持って日々の活動をしているので、今回のKさんからいただいたメッセージというのは嬉しかったんですよね。
あー、こういうことを言わずともお客さんに伝わっていたんだなー
と。
そして、実はKさんだけでなく、松本のお店をご利用くださっているお客さんやインターネット通販をご利用くださっているお客さんからも定期的に同じようなメッセージを頂くことがあります。
友達が一人増えたような感じ
遠く離れた親戚ができたみたい
まるで家族の一員のよう
そんな時には、今回と同じようにとても嬉しい気持ちになっています。
理想はこの仕事を通じて友達や家族のような素敵なお客さんに囲まれながら、その人たちと一緒に何歳になっても健康で自分らしく成長し続けること!
(これがナチュラルラウンジの企業理念であり、ミッションであり、一生をかけて追求し続けたいことです)
そんなことができたら本当に最高だろうなーと。
これからもこうした価値観を大切にしながら、日々の仕事に取り組んでいきます!
ということで、これからもよろしくお願いします♪
コメント
Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
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