「コンニチワー」
そう言ってご来店されたのは外人さんのご夫婦。
お店に外国の方がいらっしゃることはそう多くないので、ちょっと身構えてしまいます 汗
でも初めの挨拶が日本語だったのでちょっと安心していつも通り対応をしようと考えたのですが・・・
その後の質問は全て英語!!
げっ!
やばい!!
何を言っているか全然わからない 汗
とりあえず、聞き取れる単語だけに単語で返すという厳しい状況・・・
しかもよりによって今日はMotoが休みの日!
Motoがお店にいればここは迷わず接客を代わってもらう状況です 笑
素材や価格はなんとか伝えることができましたが、それ以上になるとコミニュケーションにならない・・・・
せっかくはるばる日本まで来てくれたのに必要最低限の単語(しかも価格とか)だけを返しているのはさすがに申し訳ない!ということで、僕もできる限り知っている英語を使って話すようにはしたんです。
まずはこれ
「I am sorry. I do not speak English well.」
(ごめんなさい、私は英語がうまく喋れません)
これを言っておくと大概の外人の方は笑って「いいよ!大丈夫だよ」と言ってくれるんですよね 笑
とはいえ、これだけじゃいかん!ということで、次の武器を取り出します。
「Where are you from?」
(あなたはどちらから来たんですか?)
そしたら、アメリカのコロラドから来ました!ということを教えてくれました。
そして、僕の最後の武器!
「How long have you stayed in Japan?」
(日本にはどのくらい滞在しているんですか?)
どうやら日本には2週間滞在しているそう。
この辺りから、二人とも少し僕が英語ちょっとはできるんじゃないか?的な雰囲気になり、色々話してくれたんです。
昨日までは京都に滞在していたこと。
この後は東京に行き、それでアメリカに帰ること。
日本は素晴らしい国だということ。
でも、それ以外のことはなかなか聞き取れず、上手い質問もできず、会話のキャッチボールができませんでした、、、
こういう時英語が喋れないと本当にきついですよね・・・
でも、なぜか二人とも楽しそうにストールも見てくれていて、それは良かったんですけどね 笑
そんな状況の中、もう一組のお客さんがご来店されました。
そのお客さんは僕の弟の紹介でご来店されたそうで、その時ちょうど弟も一緒に来たんです。
その方は日本人だったので、普通に話ができたのですが、外人さん夫婦との会話はどうしてもたどたどしくなってしまう・・・
そんな状況を見かねたのか、弟が外人さん夫婦に話しかけたんです。
ちなみに、弟は世界一周もしていますし、先日も海外に3ヶ月ほど長期滞在をしていたこともあり、英語は全く問題なく話せます。
外人さん夫婦も弟と英語の会話ができ、とても嬉しそうにしています。
こういう時、英語ができると本当にいいですよね。
弟の場合は、僕と違って単語をなんとか絞り出すのではなく、スムーズな会話になっていますからね。
そんな感じで弟が会話をしている中、僕は日本人のお客さん(Kさん)にストールの説明をしたり、紹介をさせていただきました。
Kさんは弟の運営している宿の常連さんらしく、この日はもうストールを買う気満々でご来店くださっていました。
素材はコットン100%。
プレゼントの相手のイメージもかなり明確にあって、候補となるストールの中から少しずつ絞っていきます。
最終的に希望通りコットン素材のストールをプレゼント用2枚とご自身用にも手に取っていただきました。
(Kさん、ありがとうございました!)
Kさんもはるばる東京から来てくださっていたのですが、とても喜んでくれていたので本当によかったです。
そして、二人が帰った後も外人さん夫婦はまだストールを楽しそうに見ています 笑
しかし、ここからはまた僕一人で英語と向き合わなければいけない状況 汗
ただ、この間にだいぶ好みのストールは絞られてきたようで、奥さんがどっちのストールがいい?と旦那さんに聞いているようです。
その後もたどたどしい英語で受け答えをしながらもなんとか一枚気に入ったストールを選んでいただくことができたんです。
今回選んでいただいたのはシルク100%のジャカードストール。
色はシックなグレイで奥さんの印象にもとてもマッチしていました♪
あー、よかった!
最後は二人とも「アリガトウゴザイマシタ!!」と丁寧に日本語で挨拶してくれて。
もちろん、僕もありがとうございます!に加え、「Thank you very much!」と伝え、お二人を見送ります。
二人はレンターカーで来てくれていたのですが、ここまで車で運転して来てくれた外人さんはこの二人が多分初めてだと思います。
よくこの場所まで来てくれたなーと思うと同時に、なぜナチュラルラウンジのことを選んでくれたのか?どこでお店のことを知ったのか?など色々な疑問が湧いてきました。
こういうことも英語が堪能だったら接客中に全部聞けたんですけどね・・・
いやー、
ちょっと英語勉強しようかな・・・
と思いましたよね 笑
ちょうど今長女が小学校で英語の授業も増えてくるようなので、一緒に勉強するのもありかなー、なんて思っています。
いずれにしても、また良い経験ができました 笑
こういう想像していなかった来客があるのもこの仕事の魅力の一つ♪
またこんな意外な出会いがあることも楽しみに、今日も張り切って仕事に取り組んでいきます!
コメント
「英語・・・勉強しようかな・・・」への4件のフィードバック
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Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
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好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
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10年以上前の記事
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まず、外人さん、という言い方から見直されてはいかがでしょうか?
コメントありがとうございます。
また、ご指摘ありがとうございます。
今まで気にすることなく使っていたので今後気をつけるようにします。
山崎
210558を購入して、しばらく踊っていた還暦前のおばさんです。
山崎さんのお話、大変興味深く読みました。
日本語をお話しにならないお客様には、慌てるし緊張するし、しどろもどろになりますよね。
でも、お話を読む限り、すばらしいご対応です。
彼らが期待するのは、外国語をぺらぺら話す日本人ではありません。自分のしている仕事にプライドを持ち、商品知識が豊富で、その良さをなんとか伝えようとする人間を評価します。内容のない話題は、ただうるさいだけ。
ちなみに、してはいけないことをしている人間をきちんと注意するのも大事です。撮影禁止の博物館で写真を撮っていたり、アイスクリームをなめながら寺社を見学したり、商品を触ったり。こういうとき、日本人はよくへらへら笑いながら「えっとぉ~」みたいな感じで注意しますが、これはNGです。ダメな行動には断固として立ち向かうべき。
ただ、こちらが情報として知りたいこと、たとえば「どこでこのお店を知りましたか」「どうしてこの店を選ばれたのですか」などを尋ねたいときは、「すみません、もしよろしければお尋ねしたいのですが」などの前置きをしてからにした方がいいと思います。
堂々としていてください。話すときの礼儀は、日本式で大丈夫。まっすぐに立って、相手の目を見て話してください。
頑張れ!
Oさん
コメントありがとうございます!
いやー、久しぶりにドキドキした接客でした 笑
なるほどなるほど、とても勉強になります。
Oさんは海外の方の対応にすごく慣れていらっしゃるんですね。
例も具体的でとても参考になります。
>話すときの礼儀は、日本式で大丈夫。まっすぐに立って、相手の目を見て話してください。
これもすごく大事ですね。
言葉が喋れないとどうしても一歩引きがちになってしまいますが、そういう時でも堂々としていることが大切なんだろうなーと改めて思わされました。
次はもっと自信を持って対応できそうな気がします!
また、こうした機会があれば、今回いただいた内容を参考にさせていただきます。
いつもブログに目を通していただき本当にありがとうございます。
山崎